MICS NEWS Vol.13 Number 6
  
         9.共同研究 助成 研究施設 講演会・催物案内 etc.

             

”E−043.農研機構近畿中国四国農業研究センターは、研究者と市民が気軽に話し合う「サイエンスカフェ」を始める。初回の8月25日は、福山市沖野上町のカフェ・アルセで「畑の害虫駆除のためにセンターが国内で初めて交配で生み出した『飛ばないテントウムシ』」をテーマに開催する。
             【中国新聞 2012. 8.14朝刊 22面】“


”E−044.農林水産省は、東日本大震災の被災地を新しい食料生産地域に再生するため、今月末に宮城県農業・園芸総合研究所内に「オープンラボ」(仮称)をオープンする。動画やパネル、パンフレットなどで研究内容を解説。研究者同士が情報を共有したり、研究の進み具合を情報発信したりする拠点とする。 
          【日本農業新聞 2012. 8.15朝刊 14面】“


”E−047.熊本県は、9月に農家が最先端の栽培技術や販売戦略、農産品の加工技術などを学ぶ「くまもと農業アカデミー」を開講する。農業所得の向上につなげてもらうのが狙い。アカデミーが扱うテーマは「最新栽培技術」「農業経営」「6次産業化」「農業機械」「鳥獣被害対策」の5分野。
           【熊本日日新聞 2012. 8.17朝刊  3面】“


”E−050.経済産業省と農林水産省は、日本の農業が成長産業であることを農業関係者のみならず一般消費者にも広く理解してもらおうと、「農業フロンティア2012」を12月1〜2日、東京ビッグサイトで初開催する。テーマは“農業が変わる 農業を変える 〜農業を成長産業に!”。植物工場をはじめ機能性植物などの先端技術、食品加工技術などを紹介する。
           【日本農民新聞 2012. 8.15    6面】“


”E−051.農研機構東北農業研究センターは、8月28日に青森市新町のアウガ5階・市男女共同参画プラザで、水田農業フォーラムを開催する。大規模農業振興として乾田直播(ちょくは)栽培を取り上げ、最新技術や導入の先進事例などを紹介する他、今後の農業経営について意見交換する。 
            【東奥日報 2012. 8.15朝刊  4面】“


”E−054.農研機構は、9月13、14の両日、大阪市で開かれる食品の見本市「大阪フードテック2012」で機能性成分を持つ新品種や食味向上に役立つ技術をセミナーで紹介する。「セサミン豊富な国産ゴマ」「食物繊維の多い大麦」「肉本来の味が楽しめる放牧仕上げビーフ」「食肉のおいしさ評価」「γ−アミノ酪酸を生成するチーズスターター」などを紹介する。
           【日本農業新聞 2012. 8.17朝刊 14面】“


”E−058.農林水産省は、8月20日、霞が関の同省地下1階にある売店の一角に「女性起業家プチマルシェ」を開設した。各地の女性グループなどが作った商品を販売し、女性の起業を応援するのが狙い。プチマルシェは8月31日まで。今後は商品を入れ替えて2カ月に1回のペースで開く予定。
           【日本農業新聞 2012. 8.21朝刊 13面】“


”E−063.JA全農は、2011年4月から農林水産省のモデルハウス型植物工場実証・展示・研修事業に参画している。これまで「MoriMori」の開発で連携してきた農研機構東北農業研究センターや丸種(株)、ベルグアース(株)、三菱農機(株)、三秀工業(株)、ネポン(株)、JA全農青果センターと、生産から販売までの一連の協力体制を構築している。
           【日本農業新聞 2012. 8.16朝刊 14面】“


”E−077.農研機構農村工学研究所は、東日本大震災復旧復興のための実用新技術講習会及び技術相談会を仙台市で開催した。会場には、県、市町村、土地改良区の職員のほかコンサルなど140人が参加した。宮城県は、農村工学研究所と東日本大震災で被災した農業・農村の復旧復興推進のため、パートナーシップ協定を締結している。 
         【日刊建設産業新聞 2012. 8.27朝刊  3面】“


”E−079.農研機構中央農業総合研究センターは、9月8日に茨城県つくば市の「食と農の科学館」で、中央農研市民講座「大豆の病気を防ぐカビの話」を開催する。大豆を株ごと枯らしてしまう立枯れ性の病害、黒根腐病や茎疫病などを克服する性質を持ったカビ(拮抗菌)を用いた防除対策について紹介する。 
          【農経しんぽう 2012. 8.27    1面】“


”F−011.日本草地学会は、北海道江別市で開いた大会の中で、「草地飼料作における放射能汚染の現状と今後の課題」と題したシンポジウムを催した。放射性セシウム汚染の低減対策として、草地更新や耕起の効果を示す研究成果などの報告があった。農研機構畜産草地研究所が、事故発生から牧草や稲わらの利用自粛・解除などの経過を報告した。 
           【日本農業新聞 2012. 8.30朝刊 16面】“


”F−015.農林水産省などは、東日本大震災からの復興のために進める事業の実証研究施設(宮城県山元町)を開所した。「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」を実施しイチゴやトマトなどの施設園芸に先端技術を導入し、栽培の省力化や高品質化に取り組む。施設は太陽光を利用した植物工場とイチゴの親株を栽培するハウスなどから成る。
           【日経産業新聞 2012. 8.31朝刊  9面】“


”F−016.農林水産省は、9月11日に東京・霞が関の農水省本館で「第18回農作物病害虫フォーラム」を開催する。地域特産作物への農薬登録の拡大の加速化と多様な防除技術を組み合わせた防除体系の確立を推進するため、先進的な県における取り組みを紹介する。
           【化学工業日報 2012. 8.31朝刊  3面】“


”F−023.農研機構中央農業総合研究センターは、新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業研究成果発表会「臭化メチル剤から完全に脱却した産地適合型栽培マニュアルの開発」を東京、名古屋、福岡の3都市で12月上旬に開催する。土壌くん蒸剤として利用されてきた不可欠用途臭化メチル剤は、平成24年末日で全廃されることになっている。
           【農村ニュース 2012. 9. 3朝刊  7面】   
          【農機新聞 2012. 9. 4    4面】  
         【化学工業日報 2012. 9. 5朝刊  5面】“


”F−030.農研機構花き研究所は、9月6日につくば市で、稲などで育種への応用が進むゲノム研究を花きでも活用することをテーマに、研究の戦略を話し合う会議を開催した。ゲノム研究の一環であるDNAマーカーや花色の遺伝子解析に話題が集まり、岩手生物工学センターがリンドウの育種での活用を紹介した。
           【日本農業新聞 2012. 9. 7朝刊  2面】“


”F−031.東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センターT−Engineフォーラムは、9月27、28日に東大本郷キャンパスで、食品トレーサビリティー公開講座「今すぐに始める食品トレーサビリティー」を開催する。食品トレーサビリティーの管理者やアドバイザーなど、専門家を育成することが目的。
    【日本食糧新聞 2012. 9. 7朝刊  4面】“


”F−037.北海道は、9月8日に札幌市中央区の道庁別館で、世界で栽培面積が増えている遺伝子組み換え(GM)作物への理解を深めてもらおうとGM作物・食品に関するシンポジウムを開催した。農業生物資源研究所は、パネリストとして、GM作物の栽培国が米国やアルゼンチンなど現在29カ国に及び、作付面積も年々増えていることを紹介した。 
           【北海道新聞 2012. 9. 9朝刊 11面】“


”F−039.水産総合研究センター西海区水産研究所と海苔増殖振興会は、9月6日に東京・赤坂の石垣記念ホールで「ノリ養殖品種の特性に関するシンポジウム」を開催した。ノリ養殖品種の特性評価を簡便かつ効率的に進める新手法などが報告された。
  【日刊水産経済新聞 2012. 9.10朝刊  8面】“


”F−045.日本作物学会は、9月10日に仙台市で「東日本大震災からの農業再生と作物生産技術」をテーマにシンポジウムを開催した。東京大学は「放射能による作物被害と吸収抑制技術」と題して、原発事故の影響により福島県内で昨年、米の一部が高濃度の放射性物質に汚染された事例の調査研究について報告した。
         【日本農業新聞 2012. 9.11朝刊 16面】“


”F−047.不二たん白質研究振興財団は、10月4日に大阪市の大阪国際会議場で公開講演会「大豆のはたらきin大阪−文化・資源・健康から見た役割」を開催する。講演内容は、東京農業大学による「大豆の加工と日本人の知恵」、国際農林水産業研究センターによる「世界の食料問題と大豆の役割」ほか。 
          【食品産業新聞 2012. 9.13朝刊  7面】“


”F−054.日本育種学会は、9月14〜16の3日間、京都市で講演会を開催した。国内でのバイオマス(生物由来資源)作物の開発に関するシンポジウムでは、農研機構九州沖縄農業研究センターが東北以北ではススキ属が向くとした一方、関東以西はイネ科で大きく育つエリアンサスが有望であることを紹介した。 
          【日本農業新聞 2012. 9.17朝刊  3面】“


”F−058.農業生物資源研究所(NIAS)は、農研機構中央農業総合研究センターと共催で、11月15日に東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールAで、シンポジウム「第5回ポストゲノム時代の害虫防除研究のあり方−殺虫剤抵抗性問題の最前線−」を開催する。 
          【農村ニュース 2012. 9.17    7面】“


”F−060.農林水産・食品産業技術振興協会は、10月3日に東京都港区の日本自転車会館でアグリ技術シーズセミナー「北海道発!最新の農業技術」を開催する。北海道の産学官の研究機関が最新の技術シーズを紹介する。農研機構北海道農業研究センターが「本格栽培が開始された国産超強力小麦の加工特性」を解説する。
       【日刊工業新聞 2012. 9.19朝刊 28面】“


”F−076.農研機構は、9月28日に東武百貨店池袋店で、「食のセミナー」を開催する。野菜や果物の新品種を開発した農研機構の研究者が消費者に直接語りかけ、反応を見るとともに試食会も行う。消費者ニーズを探り、新品種開発に生かす狙い。 
    【日刊工業新聞 2012. 9.26朝刊  3面】“


”F−077.日本農業機械化協会は、9月25日に東京都内で農業機械化情報研究会を開催した。農研機構中央農業総合研究センターが、農業の経営戦略を支援する情報通信技術(ICT)について研究成果や普及状況を報告した。
            【日本農業新聞 2012. 9.26朝刊  2面】“


”F−079.農研機構は、9月25日に東京都内で省エネ対策をテーマにセミナーを開催した。農研機構畜産草地研究所は、ヒートポンプで生乳を冷却しながら、生乳の廃熱を回収して高温水を生成する技術を発表した。高温水はパイプラインやバルククーラーの洗浄などに使える。 
          【日本農業新聞 2012. 9.26朝刊 16面】“


”F−080.農研機構近畿中国四国農業研究センターは、9月29日に同センターを公開して研究成果を披露する。センターが開発した新品種を使った食品の試食などもできる。害虫駆除に有効な「飛ばないテントウムシ」や高温障害に強いイネなど、近年の研究成果を実物やバネルで紹介する。 
            【中国新聞 2012. 9.26朝刊 21面】“







もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved