MICS NEWS Vol.14 Number 6
  
           2.食の安全
             

”F−001.農研機構果樹研究所は、地球温暖化の影響で、この30〜40年間に日本のリンゴの味はより甘く変化したとの研究結果をまとめた。産地として知られる長野、青森両県のリンゴの品質データを分析。いずれの県でもリンゴの酸の含有量が減って糖度が増し、味が甘くなる傾向を確かめた。
              【朝日新聞 2013. 8.16朝刊  4面】
             【毎日新聞 2013. 8.16朝刊  2面】 
            【茨城新聞 2013. 8.16朝刊 19面】  
          【北海道新聞 2013. 8.16朝刊 28面】  
           【山形新聞 2013. 8.16朝刊 21面】 
          【日本経済新聞 2013. 8.16夕刊 12面】
             【読売新聞 2013. 8.17朝刊 33面】
             【中日新聞 2013. 8.17朝刊  1面】 
            【東京新聞 2013. 8.18朝刊  2面】 
          【日経産業新聞 2013. 8.19朝刊  5面】“


”G−019.千葉県水産総合研究センターは、千葉県下に放流されるマダイ人工種苗は近年漁獲されるマダイの16−22%を占め、着実に漁獲の上乗せとして寄与していることを確かめた。千葉県では昭和57年からマダイ人工種苗の大量放流を行っている。放流魚の漁獲量は最近5年間は19−37トンで推移している。 
      【日刊水産経済新聞 2013.10. 1朝刊  2面】“


”G−038.農研機構果樹研究所は、温州ミカンの貯蔵適温はこれまで最適とされていた5度より高い8度前後と結論付けた。5度ではアミノ酸が急増し低温障害のような異常代謝が起きるが、10度では起こらない。イスラエルでのマンダリンの研究で「風味を保つ温度は8度」とする成果と併せ、内部品質を維持する貯蔵適温は8度前後とした。 
          【日本農業新聞 2013.10. 4朝刊 14面】“


”G−049.広島県立総合技術研究所水産海洋技術センターは、これまで4日だったむき身カキの消費期限を6日に延長する技術を開発した。開発したのは、養殖カキをむき身のパック詰め後に鮮度を保つ技術。むき身の冷却、保管温度・時間、浸け水の水量・塩分濃度、鮮度保持剤、気層、流通時の温度といった各工程をすべて見直した。
          【日刊工業新聞 2013.10. 9朝刊 15面】“







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