MICS NEWS Vol.15 Number 3
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

”B−023.金沢大学は、緑茶を毎日飲む習慣のある60歳以上の人が認知症を発症する率は、飲まない人に比べて3分の1程度だったことを、米国の科学誌電子版に発表。2007年から13年にかけ、石川県七尾市の男女490人を対象に認知機能が正常だった人が5年後どうなったかを調査。軽度認知障害や認知症を発症した人は、緑茶を飲まない138人のうち31%に当たる43人。毎日1杯以上飲む157人では11%にあたる18人であった。 
【日本農業新聞 2014.5.16朝刊 15面】“


”C−030.JA全農長野は、ブナシメジの成分に内臓脂肪の蓄積を抑える効果があると発表。埼玉医科大学との共同研究で、日々の食事にブナシメジを取り入れることで糖尿病などの生活習慣病を予防する効果が期待できる。研究に使ったブナシメジは、長野県のJAで扱っている主力品種「NN-12」で、糖尿病を発症させてマウスで実験を行い、内臓脂肪の減少、空腹時血糖や血中インスリン濃度の低下傾向も認められた。 
【日本農業新聞 2014.6.10朝刊 13面】“


”C−034.東京大学は、タマネギやリンゴが含む抗酸化成分のポリフェノールにコレステロールの吸収を抑制する働きがあるとの実験結果をまとめた。ヒトの腸内細胞とラットで効果を確認。そのまま食べる場合は1日にタマネギ80個分が必要になり、薬学部と共同でサプリメントを開発。動脈硬化や心臓病などの予防につなげる目的。 
【日経産業新聞 2014.6.11朝刊 10面】“







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