MICS NEWS Vol.5 Number 2  3.流通・品質管理 
             

"K−050.農林水産省は4日、豚肉のJASの新設を決めた。生産情報公表豚肉のJASは昨年12月に施行された牛肉に続いて2番目となり、ブタの出生年月日や管理者の氏名・住所、飼料名、医薬品など8項目を記録・公開する豚肉を認定する。
(日本農業新聞 2004. 2. 5  2面)

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"K−051.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所は4日、盛岡市で開催した寒冷地果樹の研究会で、リンゴの鮮度保持剤「1−MCP(1−メチルシクロプロペン)」を使った長期貯蔵の試験結果を発表。低温貯蔵時では硬度や糖度が維持でき、油上がりを抑える効果も確認された。
(日本農業新聞 2004. 2. 5 11面)

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"K−059.食品産業センターは、新しいトレーサビリティーシステムを開発。製造・出荷工程で使用している紙の伝票をスキャナーで読み込み、PDFファイルにして登録し、それぞれを関連づけて検索を容易にした。低コストで操作も簡単という。7、8日に東急ストアーで履歴情報検索などの実演を行う。
(日経産業新聞 2004. 2. 6 17面)

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"K−120.農林水産省は20日から、和牛の表示が適切かどうかを調べるためDNA鑑定を使い、全国3千店の小売店で仕入れ伝票の点検や、牛肉約300点を購入し鑑定する特別調査に乗り出す。
(朝日新聞   2004. 2.14夕14面)
(日本経済新聞 2004. 2.14 38面)
(日本農業新聞 2004. 2.14  1面)

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"K−121.農林水産省は13日、鶏卵の生産・流通履歴を消費者が知ることができる、トレーサビリティーシステムの実証実験を16日から千葉県内で始めると発表。一つ一つの鶏卵に直接11けたのコード番号を印字して、コンピューターで情報を管理する。消費者は、日本卵業協会のホームページに番号を入力すると、生産地や採卵日などの情報を確認することができる。
(産経新聞   2004. 2.14 29面)
(東京新聞   2004. 2.14  7面)
(朝日新聞   2004. 2.14 33面)
(茨城新聞   2004. 2.14 15面)

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"K−130.総務省は16日、商品をいつどこで購入したかをインターネットで検索できるICタグの利用業者に、情報管理の徹底を求める「個人情報保護ガイドライン」の原案を固めた。
(朝日新聞   2004. 2.17  3面)

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"K−138.農林水産省と北海道別海町は17日から、牛乳のトレーサビリティーシステムを稼働させる。べつかい乳業興社が製造する「べつかいの牛乳屋さん」の紙パックに印刷された通し番号や賞味期限を、別海町の農協などでつくる協議会のホームページで消費者が入力すると、生産者や出荷日、出荷までの保管温度などの情報を知ることができる。
(茨城新聞   2004. 2.17  2面)

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"K−153.日本卵業協会は、鶏卵の生産・流通履歴を消費者が知ることができる、トレーサビリティーシステムの実証実験を千葉県内で始めた。一つ一つの鶏卵に直接11けたのコード番号を印字して、コンピューターで情報を管理する。消費者は、日本卵業協会のホームページに番号を入力すると、生産地や採卵日などの情報を確認することができる。
(読売新聞   2004. 2.19  8面)

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"K−210.農林水産省は20日、「黒毛和牛」の表示が本当に黒毛和牛かを調べる特別調査を開始する。スーパーや精肉店など全国約3千店に立ち入り、「和牛」「松坂牛」などの表示が適切かどうかを調査する。
(東京新聞   2004. 2.21  9面)
(朝日新聞   2004. 2.20夕15面)
(日本農業新聞 2004. 2.21  1面)
(読売新聞   2004. 2.21  3面)
(日本経済新聞 2004. 2.20夕15面)
(日本農民新聞 2004. 2.20  6面)

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"K−231.総務省は23日、無線ICタグの普及に向け、消費者の個人情報が漏れるのを防ぐための「プライバシー保護ガイドライン」の原案を発表。関係業界などからの意見募集後、3月末にも正式決定する。
(東京新聞   2004. 2.24  3面)
(朝日新聞   2004. 2.24  2面)

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"L−010.ビー・エム・エルは牛肉の偽装表示、販売に対応した、国産牛肉の品種を遺伝子技術を使って判断するサービスを始める。(独)農業生物資源研究所と神戸大学が共同で開発した技術で、黒毛和種とホルスタイン種のほか両者を掛け合わせた交雑種の遺伝子を分析できる。
  (日本経済新聞 2004. 2.29  1面)

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"L−090.東芝プラントシステムは、ICタグと温度センサーを組み合わせて、家畜の体温を管理するシステムなど、ICタグを使った各システムを相次いで開発している。
   (日経産業新聞 2004. 3. 8  1面)

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"L−237.食品の表示に関する共同会議は24日、豆腐と納豆の加工食品の原料原産地表示について検討したが、中小零細企業が多いことなどを理由に、当面は表示義務化しないことを決め2年後をめどに改めて検討することとした。
   (日本農業新聞 2004. 3.25  5面)
   (日本経済新聞 2004. 3.25 42面)


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"A−012.農林水産省は26日、03年度の新米検査(DNA分析)を行い、JAS法違反で34社を行政処分した。
   (朝日新聞   2004. 3.27 37面)
   (毎日新聞   2004. 3.27 27面)

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"A−053.ヤンマー農機は、イチゴの糖度を1個ずつ光センサーで測定する選果システムを開発。福岡県内のJAで試験的に選果しているが「検査基準が明確になる」と好評。
   (日本農業新聞 2004. 4. 2  1面)

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"A−038.リーファース(東京)は、牛肉の生産情報公表JASの登録認定機関第1号の認可を受ける。
   (日経産業新聞 2004. 4. 1 18面)

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"A−045.日本インフォメーションシステム(東京)は、温度センサーを内蔵したICタグを開発。流通段階の温度を記録することで、品質劣化の発生があった場合にも追跡調査ができる。
   (日本経済新聞 2004. 3.31 17面)

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"A−090.サタケ(東広島市)は、もち米28品種のDNA鑑定開始。昨年1月には、米のDNA鑑定サービスを行っており、国内の水稲作付け面積の98%に対応、もち米では88%となる。
  (日本食糧新聞 2004. 4. 7  6面)

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"A−143.農林水産省は14日、農産物輸出拡大に向け「農林水産物・食品輸出促進本部」を設け初会合を開いた。都道府県と連携を強化し、輸出の際の具体的な課題の把握などに努めていく。
   (日本農業新聞 2004. 4.15  2面)

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"A−145.竜ヶ崎市農協と稲敷農協は、普通米を加工米と偽って検査、出荷しようとしたとして農産物検査業務規程違反の疑いが持たれていたが、規程違反を認め、処分にも異議がないとする陳述書を提出。茨城農政事務所は、近く両農協に対して農産物検査業務停止命令を出す。
   (産経新聞   2004. 4.14 27面)
   (東京新聞   2004. 4.14 23面)

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"A−169.伊藤忠商事は19日、牛の血統を人工授精の段階までさかのぼって管理できる、牛のトレーサビリティーシステムの構築に着手すると発表。超小型のICチップ「ミューチップ」を、凍結精液のストローの先端に装着する。
   (毎日新聞   2004. 4.20  8面)
   (朝日新聞   2004. 4.20 10面)
   (日本経済新聞 2004. 4.20 13面)
   (フジサンケイビジネスアイ2004.4.20 21面)
   (茨城新聞   2004. 4.20 11面)
   (日経産業新聞 2004. 4.20  3面)

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"A−193.伊藤忠商事は、牛の血統を人工授精の段階までさかのぼって管理できる、牛のトレーサビリティーシステムの構築に着手すると発表。超小型のICチップを、凍結精液のストローの先端に装着する。
   (日本農業新聞 2004. 4.21 13面)

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"A−196.長野県は生産者や流通業者などと協力し、牛肉の生産履歴をインターネットで公開する「信州あんしん農産物」を開始。シールに印刷された番号をホームページで入力すると、履歴が検索できる。
   (日本経済新聞 2004. 4.21 35面)
   (日本農業新聞 2004. 4.22  5面)

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"A−217.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、同センターが開発した技術を農家に直接指導する「出前技術指導」を全国で始める。開発した農機具などを研究者が持参し実演や講演会を開き、積極的に技術を売り込んでいく。
   (朝日新聞   2004. 4.23 31面)


"A−236.ダイエーは、全国の259店舗で取り扱っている青果物「すこやか育ち」約90品目について、ホームページで栽培情報の開示を始めた。
   (環境新聞   2004. 4.21  8面)

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"B−012.米農務省は27日、米国内の牛の飼育履歴を短時間で特定できる、家畜の飼育履歴追跡システムを、今年後半に一部実用化すると発表。BSEの感染経路の解明や感染拡大防止に役立てる。
   (日本経済新聞 2004. 4.28  3面)

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"B−014.農林水産省は、「有機」の表示対象を畜産物にも広げることを決めた。牛や豚など畜産物を利用した食品が対象で、農薬を使わない飼料で育てたり、医薬品を使わなかったことが条件となる。
   (日本経済新聞 2004. 5. 5  3面)

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"B−032.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構近畿中国四国農業研究センターは、インターネット上で露地野菜の栽培適地・適作期・導入適品種を判定できるシステムを開発。現在は、キャベツ、ダイコン、ハクサイ、タマネギ、ホウレンソウの5品目71品種に対応する。
   (日本農民新聞 2004. 4.25 10面)





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