MICS NEWS Vol.5 Number 7  
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

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G−054.筑波大学は、ケイ素の三重結合を含む化合物「ジシリン」の合成に、世界で初めて成功したと米科学誌サイエンスに発表。   
(朝日新聞   2004.10. 6 23面) "
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G−058.高知県畜産試験場は、県内で初めて受精卵クローン技術で土佐褐毛牛を誕生させることに成功。同試験場は「優良牛を効率的に生産する技術として期待している」話している。四国では徳島県に次いで2番目。     
(高知新聞   2004.10. 6 24面) "
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G−059.埼玉大学は、糸状菌のアカパンカビを使って、デオキシリボ核酸の2本鎖が切断された時に働く2つの修復系のうち、同じような塩基配列を持つ遺伝子が組み込まれる形で修復する(相同組み換え)確立を100%にすることに成功した。   
(日刊工業新聞 2004.10. 7 27面) "
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G−080.オリンパスは7日、遺伝子の微妙な個人差を高速・高精度で見分ける方法を開発。高血圧など生活習慣病へのかかりやすさを左右するとみられる遺伝子を解析することで、最適な治療法を選ぶ「テーラーメード医療」の実現に役立つ。     
(日本経済新聞 2004.10. 8 17面)     
(日経産業新聞 2004.10. 8  8面)     
(化学工業日報 2004.10. 8  3面) "
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G−082.九州大学と東北大学は、BSE感染の有無を1秒で判定できる簡易診断チップの開発に着手する。電気化学検出法で診断するもので、特殊な前処理を必要とせず簡単に利用ができ、若齢牛にも使えるようにする。05年度中の完成を目指す。     
(日刊工業新聞 2004.10. 8  1面) "
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G−151.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構花き研究所は、スクロースを使ったトルコギキョウ切り花の品質保持技術を開発。     
(日本農業新聞 2004.10.19 11面) "
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G−158.防災科学技術研究所は、地震発生後直ちに震源や予想される震度などをテレビ電話携帯へ、音声と画像で情報を送るシステムを開発。自治体や企業の防災活動に利用できる。       
(日本農業新聞 2004.10.19 15面) "
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G−165.豊橋飼料(豊橋市)は、商標登録を持つ豚肉「秀麗」にICタグを使い、1頭ごと管理するシステムを来春をめどに構築する。オムロンが開発したICタグを全頭の耳に取り付け出荷までの約半年間、餌や投薬情報を登録する。   
(日経産業新聞 2004.10.20 26面) "
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G−168.(独)森林総合研究所は、マツタケの個体を識別できる方法を開発したと発表した。菌株の識別ができれば人工栽培に適した菌株の選抜が可能になり、菌株ごとに適した生育環境も明らかにでき、人工栽培技術の開発が期待できる。     
(読売新聞   2004.10.21 32面) "
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G−177.日本穀物検定協会は植物ゲノムセンターと共同で、コシヒカリのおいしさを遺伝子で判定する技術を開発。     
(日本農業新聞 2004.10.21  1面) "
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G−193.(独)食品総合研究所は、磁気共鳴断層撮影装置をスパゲティやうどんのゆで具合を画像で見ることに成功。食品内部の水分分布を可視化することで、ゆで伸びしにくい麺の開発に生かす。     
(日刊工業新聞 2004.10.25 24面) "
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G−202.大阪大学は、フェムト秒レーザーを用い細胞を生かしたままで、ミトコンドリアなど細胞内の一つの小器官だけを破壊させることに成功。破壊後も細胞が動いていることを確認した。     
(日刊工業新聞 2004.10.26 29面) "
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G−212.物質・材料研究機構は、屋内の紫外線を含まない照明でも汚れの分解や抗菌などの機能を発揮する光触媒を開発。シックハウス対策やトンネル内壁に塗り込んだりすれば高い性能が期待できるという。     
(産経新聞   2004.10.26 26面) "
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G−217.(独)産業技術総合研究所は、CDやDVDなどの光ディスクが情報を書き換える仕組みを、発表から40年後にようやく原理を解明した。     
(毎日新聞   2004.10.23 11面) "
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H−004.(独)水産総合研究センターは、魚群の魚の数を正確に計測する技術を開発。カプセル型の観測装置を魚群の中に送り込んで、魚の体長などを計測する。     
(日経産業新聞 2004.10.28  9面) "
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H−006.(独)産業技術総合研究所は27日、温度変化に応じて自動的に太陽光を遮断したり、取り入れたりできる調光機能を持つ多機能窓ガラスを開発。     
(日刊工業新聞 2004.10.28 29面)     
(日経産業新聞 2004.10.28  1面) "
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H−009.宮崎県総合農業試験場は、DNAマーカーによる短時間でコメの品種を判別する技術を確立。もみ、玄米、白米、ご飯、葉、茎のいずれのサンプルからでも判別可能で、61品種に対応できる。     
(農業共済新聞 2004.10.27 11面) "
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H−022.(独)産業技術総合研究所は28日、生態系への悪影響が問題視されているパーフルオロカルボン酸類を、ヘテロポリ酸という光触媒を用いて完全分解することに成功。     
(化学工業日報 2004.10.29  1面)     
(日刊工業新聞 2004.10.29 34面) "


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