
YOYO-1蛍光染色処理をした染色体のSNOM/AFMの3D像
左:形状像(z=500nm),右:蛍光像(z=600mV)
バンド処理をした染色体のSNOM/AFM像
蛍光強度は、高さに依存しないことがわかる。
SNOM/AFMによって、蛍光染色試料の表面形状と蛍光強度の同時観察が容易に可能になった。オオムギ染色体においては、表面形状(高さ)と蛍光強度の強弱が一致しないことが
わかった。例えば、セントロメア付近は立体的に低いが、蛍光強度は強かった。また、バンド処理をした染色体の蛍光強度の強い部分が形状的に高い部分に
必ずしも相当しなかった。蛍光色素とDNAとの結合性など染色体の高次構造との間に何らかの関係があることを考慮する必要があるが、バンド処理により、ヘテロクロマチン部位の蛍光強度が
強いのではないかと考えられ、DNAが高度に凝集されている可能性が示唆された。