続いて大谷氏から微細領域部会の講演があった。発表の項目は微小領域と微少量について行われ、微小領域については
1)光学顕微鏡を用いた動的運動の計測
2)走査型プローブ顕微鏡を用いた微細構造、機能の計測
3)連続薄切片作成装置を用いた微細構造の3次元可視化
微少量の測定については
1)微弱発光計測を用いた食品の品質評価技術の開発
の4項目の発表であった。どの技術に於いてもそのレベルの高さに驚かされた。発表の詳細は現在製作中です。

発表する大谷氏

座長の西沢氏

質問する古川副会長(左)と浅野幹事

講演を聞いていると思われる鍋谷幹事

 最期の講演は中島氏によるマイクロチャンネル、マイクロスフィア部会の説明であった。中島氏は午後に開催される生研機構国際ワークショップでも講演を行うため、短いものであったが、その研究の独自性と開発力をかいま見た気がした。マイクロチャンネルの基礎知識は技術部会のマイクロチャンネルに解説しています。ぜひご覧下さい。(会員のみ)

講演する中島氏

座長の小池氏

 例会は短い時間であったので充分とは思えなかったが、このように実際に顔を見て講演をきくものと、インターネットを利用する例会をバランスよく開催することで、より充実するものと確信する。


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