MICS NEWS Vol.10 Number 1
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

""L−107.農業環境技術研究所は、稲わらなどのセルロース系バイオマスを収穫し、酵素と微生物を加えて貯蔵ししておくだけでバイオエタノールを生産する新製法「固体発酵法」を開発した。
     【NHK茨城県域デジタル1 2009. 3.25
                         18時台・20時台に放送】
           【日本経済新聞 2009. 3.26朝刊 37面】
           【日経産業新聞 2009. 3.26朝刊 13面】
           【日刊工業新聞 2009. 3.26朝刊 30面】
           【日本農業新聞 2009. 3.27朝刊  2面】

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"L−110.水産総合研究センター養殖研究所が開発した魚の病気をDNAによって短時間で判別できる特許技術についての記事。 
             【朝日新聞 2009. 3.22朝刊 s5面】

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"L−116.シスメックス(株)と片倉工業(株)は共同で、カイコが作るたんぱく質を原料とする血液凝固検査用試薬「トロンボチェックTTOリコンビナント」を開発した。
           【日経産業新聞 2009. 3.26朝刊 14面】
           【日刊工業新聞 2009. 3.26朝刊 19面】
           【化学工業日報 2009. 3.27朝刊  8面】

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"L−118.沖縄県は、種なしシークヮーサー「仲本シードレス」の品種登録、養殖用ヒメジャコの稚貝生産、おが粉を利用した菌床シイタケ栽培の3事業に成功したことを発表、農林水産業振興に期待。 
             【琉球新報 2009. 3.26朝刊  4面】
           【沖縄タイムス 2009. 3.26朝刊  6面】

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"L−121.水産総合研究センターと東海大学、日本配合飼料(株)と共同で、高度に発酵させた大豆油粕(加水量40%、10時間発酵)を50%近く配合した無魚粉飼料を開発し、魚粉飼料同様の飼育結果を得た。 
         【日刊水産経済新聞 2009. 3.27朝刊  1面】

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"A−005.茨城大学は、物質材料研究機構や(株)日立製作所などと共同開発した超高感度の核磁気共鳴分光計測装置を使って、環境浄化微生物のタンパク質や酵素ポリフェノールオキシターゼの構造分析に成功した。環境保全技術やバイオ燃料電池の開発、アルツハイマー病の解明が期待される。 
             【茨城新聞 2009. 3.27朝刊 21面】
             【常陽新聞 2009. 3.27朝刊  9面】

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"A−011.地球環境産業技術研究機構は、遺伝子組み換えで増殖させないようにした菌を利用し、この菌をアミノ酸づくりに専念させて従来の2倍以上の効率で製造できる技術を開発した。 
           【日本経済新聞 2009. 3.30朝刊 13面】

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"A−013.大分県農林水産研究センター畜産試験場は広島大学と共同で、凍結保存したブタの精液を使い、子豚を安定生産できる技術を開発した。人工授精の経験があれば作業は容易で、使いたいときにいつでも使用可能。 
           【大分合同新聞 2009. 3.30朝刊  1面】

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"A−016.理化学研究所は、マウスの遺伝子改変を短期間で行う技術を開発した。これまで3−4ヶ月かかった交配作業が、最短で42日に短縮できる。  
           【日経産業新聞 2009. 4. 1朝刊 10面】

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"A−028.東京農工大学とカシオ計算機(株)は、人や動物の血液を分析し、特定の遺伝子の有無を従来より2倍以上早い、30分以内で診断する技術を開発した。遺伝子を増幅するのに特殊な人工塩基を使用するのが特徴とし、動物の感染症を診断する技術として3年以内の実用化を目指す。 
           【日経産業新聞 2009. 4. 3朝刊 11面】

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"A−030.岩手大学は、農林水産省の「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」で、植物ウイルスを利用したリンゴの早期開花技術を開発した。従来の播種から開花まで6〜12年要していたが、1.5〜3ヶ月と大幅に短縮された。品種改良の効率化などの新技術として実用化が期待される。 
             【岩手日報 2009. 4. 3朝刊 19面】

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"A−034.京都大学と丸紅(株)は共同で、害虫から食害を受けた作物が発する天敵誘引物質を農薬として利用する技術を開発した。早ければ2011年度までに登録の取得を目指し、世界に例のない新規防除メカニズムによる農薬としてグローバルに市場を開拓する。 
           【化学工業日報 2009. 4. 7朝刊  1面】

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"A−062.神戸学院大学は、血栓防止効果の有無を簡便に測定する方法を開発した。野菜や果物の搾り汁をマウスの血液と共に測定機器に入れて調べる。  
           【日経産業新聞 2009. 4.15朝刊  9面】

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"A−063.長崎県工業技術センターは県総合水産試験場などと共同で、魚が排出するアンモニアを、化学的な処理で窒素に変換する海水浄化装置を開発した。既存装置に比べ小型で、海水魚の陸上輸送時の課題を解消できる。 
             【長崎新聞 2009. 4.15朝刊  7面】

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"A−068.広島県立総合技術研究所畜産技術センターと藤原製作所は、肥育牛の血中ビタミンAの濃度を素早く測定できる簡易判定装置「Aクイック」を開発した。
        【日本農業新聞 2009. 4.17朝刊 14面】

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"A−071.岩手県農業研究センター県北農業研究所は、鶏ふんで大豆の肥料代を大幅に節減する栽培技術を確立し、ホームページで情報を公開している。  
             【河北新報 2009. 4.19朝刊 24面】

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