MICS NEWS Vol.10 Number 7
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"F−127.玄米や白米に混入した斑点米や異物などを選別、除去する小型色彩選別機の導入が増えつつある。農機メーカー各社は、コメを直販している中小の稲作農家などのニーズに対応した、小型で低価格など種類豊富な機種を販売し、人気を集めている。 
         【日本農業新聞 2009. 9.17朝刊 14面】

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"F−134.群馬県は、県農業技術センターなどが育成したタラの木の新品種「ぐんま春みどり(仮称)」を農林水産省に品種登録出願を行った。品質に優れている「新駒」と、そうか病抵抗性品種の「徳島在来」を交配。タラの芽収量は「新駒」の2倍。出荷は11年春から。 
             【上毛新聞 2009. 9.22朝刊  1面】
           【日本農業新聞 2009. 9.23朝刊 10面】

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"G−003.農研機構作物研究所は、低アミロースで良食味などが特徴の水稲新品種を育成した。温暖地の早場米や沖縄向け多収良食味米として「ミルキーサマー」、温暖地の麦作後の二毛作栽培に適した「ミルキースター」の2品種。 
           【日本農業新聞 2009. 9.29朝刊  1面】
           【化学工業日報 2009. 9.29朝刊  9面】
           【沖縄タイムス 2009.10. 1朝刊  6面】
             【琉球新報 2009.10. 1朝刊  5面】


"G−027.民間企業や大学は、頭で念じるだけで機械を操作する技術「ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)」の実用化に向け研究に取り組んでいる。体の不自由な人や高齢者を支えるロボットなどの機器に役立てるとして期待される。
       【日本経済新聞 2009. 9.27朝刊 11面】

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"G−030.茨城県小美玉市の美野里ふるさと食品公社は、農研機構畜産草地研究所が特許を取得した乳酸菌「H61」を使ったヨーグルト商品の開発を始めた。地場産の機能性食品として、来夏にも販売を開始する。 
             【茨城新聞 2009. 9.29朝刊 10面】

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"G−031.香川県は、特産の讃岐うどんの原料を県産小麦で賄うため、新品種の開発に力を入れている。県農業試験場が開発した小麦の新品種で黄色みを帯びコシが強い「香育20号」と白っぽく風味がよい「香育21号」で打ったうどんの試食会を行い、アンケートを実施。 
         【読売新聞(大阪) 2009. 9.30夕刊 12面】

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"G−033.資生堂は日油(株)は、高分子化合物「ポリエチレングリコール(PEG)」と「ポリプロピレングリコール(PPG)」から「アクアインプール」を開発した。力を加えることで粘度が調整でき、流動性が良くのばしやすい化粧品向けの新素材として注目。 
           【日経産業新聞 2009. 9.30朝刊 12面】

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"G−037.北海道ワイン(株)は、道産ワインの搾りかすを利用して、メタボリック症候群の予防効果が期待できる健康食品の開発・製造に乗り出した。道立食品加工研究センターが技術支援を行い、来年度以降の商品化を目指す。 
            【北海道新聞 2009. 9.30朝刊 11面】

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"G−038.森下仁丹(株)は岡山大学と共同で、合成高分子樹脂を被膜としたシームレスカプセル技術を応用し、疑似卵型のシロアリ駆除剤の開発に乗り出した。農研機構生物系特定産業技術研究支援センターの2009年度イノベーション創出基礎的研究推進事業で行う。 
           【日刊工業新聞 2009.10. 1朝刊 18面】

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"G−054.鳥取県園芸試験場河原試験地は、早生カキの新品種「輝太郎(きたろう)(仮称)」を開発し、品種登録を行った。特産の西条柿より収穫期が早い、大玉で糖度が高いなどが特徴。 
            【日本海新聞 2009.10. 3朝刊 22面】

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"G−060.埼玉大学は(株)東洋精機製作所と共同で、物体の位置や形の変動を1ナノメートル以下の精度で測定できる装置を開発した。植物の生育観察に応用できるとして期待。 
         【日経産業新聞 2009.10. 7朝刊 11面】

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"G−061.産業技術総合研究所と農研機構動物衛生研究所などは、無線センサーを使ったニワトリの健康モニタリングシステムを開発した。鳥インフルエンザの早期発見などに応用できるとして期待。 
           【日本農業新聞 2009.10. 7朝刊 20面】
             【茨城新聞 2009.10. 7朝刊 20面】
           【化学工業日報 2009.10. 8朝刊  9面】
           【日経産業新聞 2009.10. 9朝刊 11面】

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"G−078.農研機構近畿中国四国農業研究センターは、(有)エルガと共同で、ソーラーパネルで得た電力を使い、自動点滴灌漑システムを開発した。急傾斜で電源のないカンキツや茶などの園地で、点滴灌漑が必要な作物に応用できるとして期待。
          【日本農業新聞 2009.10.12朝刊  1面】

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"G−079.青森県産業技術センター食品総合研究所は、ホタテのひもや卵巣を原料とした味噌様の調味料を開発した。遊離アミノ酸量やアンジオテンシン変換阻害活性など、市販の味噌と同様の機能性を有する。 
             【東奥日報 2009.10.10朝刊  4面】

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"G−085.京都大学は、廃木材と柑橘類に含まれるクエン酸を使い、成形材を作る技術を開発した。樹脂を使わない天然の接着剤として期待される。 
           【日経産業新聞 2009.10.15朝刊 12面】

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"G−096.熊本県のJA菊池は、全国のJAとしては初となる、家畜ふん尿を活用した完熟有機質ペレット堆肥の専用施設を整備した。今後、耕畜連携による地域循環農業や農産物のブランド化を目指す。 
           【日本農業新聞 2009.10.18朝刊  1面】

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"G−099.千葉県産業支援技術研究所は、関係機関と連携し、中小企業の特色ある新製品開発を支援することを目的として、県産の山武杉や落花生殻などの木質バイオマスを使った複合材の開発を強化する。 
           【日刊工業新聞 2009.10.19朝刊 29面】

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