MICS NEWS Vol.10 Number 9

         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"H−103.農研機構野菜茶業研究所は、11月12日に静岡県島田市で、「気候変動に負けない茶生産」をテーマに平成21年度野菜茶業課題別研究会を開催し、温暖化に起因した茶園の気象被害への対策や環境保全への取り組みなどが紹介された。
            【日本農業新聞 2009.11.13朝刊 14面】
             【静岡新聞 2009.11.17朝刊 22面】

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"H−111.豊橋技術科学大学は、土壌中に埋めたまま温度や電気伝導度などが測定できる小型の土壌センサーを開発した。 
           【日経産業新聞 2009.11.16朝刊 11面】

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"I−006.理化学研究所と科学警察研究所は、1塩基の違い「SNP(スニップ)」を活用する新たな鑑定法が、古い血痕や白骨などの個人識別に威力を発揮することを確認した。現在のDNA鑑定の弱点を克服し、数年後に犯罪捜査に導入される見通し。
          【読売新聞 2009.11.22朝刊 13面】

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"I−013.バイオビュー(株)は、理研分子イメージング科学研究センターの磁気共鳴画像装置(MRI)を使い、購入意欲の解析等を目的に、消費者が商品を見たときなどの脳の反応を調べるサービスを始める。 
           【日本経済新聞 2009.11.25朝刊 15面】

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"I−020.山形大学は、二酸化炭素、二硫化炭素それぞれをエポキシドと反応させることにより、安価な材料から半導体の性能向上や金などの効率的な回収ができるプラスチックを作製する技術を開発した。
 【日経産業新聞 2009.11.26朝刊 14面】

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"I−037.医薬基盤研究所は、会費制で食品や化粧品メーカーからの参加を募り、コンソーシアム形式で、生活習慣病やガンを自然発症するマウスなどモデル動物開発を行うプロジェクトを開始する。会員は新薬の研究や安全性評価に、開発した動物を利用する権利などが得られる。 
           【日経産業新聞 2009.11.30朝刊 12面】

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"I−038.高輝度光科学研究センターと理化学研究所は、大型放射光施設「SPring−8」でエックス線を使い、疾病に関連するタンパク質の結晶構造の測定時間を、通常の半分に短縮する技術を開発した。 
           【日経産業新聞 2009.11.30朝刊 12面】

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"I−040.沖縄県工業技術センターは、沖縄の伝統的な野菜のエンサイを99%の含有率で錠剤化する技術を開発した。今後は、錠剤化が難しいウコンなどの製法開発も進める。
          【琉球新報 2009.12. 1朝刊  5面】

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"I−056.日本製紙森林科学研究所は、バイオ技術を利用して、製紙原料として重要なユーカリの植林に適した樹木の選抜に取り組んでいる。 
           【日経産業新聞 2009.12. 7朝刊 15面】
 
"I−084.農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、平成21年度 「民間実用化研究促進事業」で、(株)相馬工学と委託契約を締結した。近赤外 分光法を用いて、堆肥・土壌中の肥料有効成分を安価で迅速に測定できるシステ ムの開発に取り組む。 
          【化学工業日報 2009.12.16朝刊  4面】




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