MICS NEWS Vol.10 Number 9
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"H−097.農研機構近畿中国四国農業研究センターは、小麦殻(ふすま)から血圧を下げる効果のある粉末ペプチドを製造する技術を開発した。魚や豆から作るよりも低コストで製造でき、健康食品などに利用できる。 
             【中国新聞 2009.11.12朝刊 27面】

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"H−101.東京大学は、消化管にある神経の発生を制御する遺伝子「KIF26A」を突き止めた。食物の正常な消化吸収を担っており、消化管の病気の原因解明や治療法の開発が期待される。 
           【日経産業新聞 2009.11.13朝刊 11面】
           【日刊工業新聞 2009.11.13朝刊 26面】

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"H−102.カゴメ(株)と(財)兵庫県健康財団は、野菜飲料を2ヶ月間飲み続けたグループで、メタボリックシンドロームを予防・改善する効果が確認されたことを公衆衛生学会で発表した。 
           【日経産業新聞 2009.11.13朝刊 15面】

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"H−108.産業技術総合研究所北海道センターでは、遺伝子組み換え植物による医薬品開発のための研究が集中的に進められている。 
            【北海道新聞 2009.11.14夕刊  7面】

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"H−110.岡山大学は、イネ科植物などに由来する糖類「D−アラビノース」を原材料として、低価格でタミフルを作れる新合成法を開発した。 
           【日経産業新聞 2009.11.16朝刊 11面】

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"H−112.シスメックス(株)は、鳥インフルエンザウイルスを10分で検出できる検査キット「鳥由来インフルエンザウイルス核蛋白検出試薬」の発売を開始した。
        【日経産業新聞 2009.11.16朝刊 11面】

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"H−134.静岡県菊川市立総合病院の石崎耳鼻咽頭科診療科長は、スギ花粉症アレルギー性鼻炎などの患者を対象に行った100人規模の臨床調査で、農研機構野菜茶業研究所が開発した「べにふうき」緑茶の継続的な飲用が、症状の改善や緩和に効果的だったとの調査結果を明らかにした。 
             【静岡新聞 2009.11.19夕刊  3面】

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"I−008.岡山県総合畜産センターは、水産総合研究センターとの共同研究により、発酵ワカメをブロイラーの餌に加えると、内蔵周辺の脂肪がつきにくくなることを実証試験で確認した。 
             【山陽新聞 2009.11.22朝刊  9面】

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"I−017.長野県野菜花き試験場とキリンホールディングス(株)は共同で、がん予防につながる成分グルコラファニンの含有量が、従来種より数十倍多いケールの新品種を開発した。
        【毎日新聞 2009.11.26朝刊 26面】

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"I−037.医薬基盤研究所は、会費制で食品や化粧品メーカーからの参加を募り、コンソーシアム形式で、生活習慣病やガンを自然発症するマウスなどモデル動物開発を行うプロジェクトを開始する。会員は新薬の研究や安全性評価に、開発した動物を利用する権利などが得られる。 
           【日経産業新聞 2009.11.30朝刊 12面】

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"I−059.福島県林業研究センターは、無花粉スギの品種改良に成功した。来春から試験植樹を開始し、5年程度の観察期間で花粉飛散の有無を確認して、本格的な普及を図る計画。
            【福島民報 2009.12. 7朝刊  1面】

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"I−064.三菱重工業などが建設を進めてきた、国内では初めてとなる非食用の草本系植物を連続して前処理することのできるバイオエタノール製造実証施設が完成し、本格稼働を開始した。 
          【日刊自動車新聞 2009.12. 8朝刊  4面】

"I−092.三重大学と名古屋大学は、体内の臓器や筋肉が透けて見える金魚の作製に成功した。同時に開発した金魚の遺伝子組み換え技術と合わせれば、人の病気を金魚で再現し、発症のしくみを解明したりできる。 
             【朝日新聞 2009.12.14夕刊 12面】

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