MICS NEWS Vol.10 Number 10

         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"I−084.農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、平成21年度「民間実用化研究促進事業」で、(株)相馬工学と委託契約を締結した。近赤外分光法を用いて、堆肥・土壌中の肥料有効成分を安価で迅速に測定できるシステムの開発に取り組む。
         【化学工業日報 2009.12.16朝刊  4面】

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"I−106.国際農林水産業研究センターがニジェールで行っている「休閑帯」で、半乾燥地帯の農地における土壌風蝕を防止して、作物の増収を図る研究についての紹介記事。
           【毎日新聞 2009.12.15朝刊 20面】

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"J−004.福岡県や鹿児島県では、有機農法で栽培された菜種を原料とした国産菜種油の生産が注目されている。栽培農家や搾油業者の活動の現状を紹介。 
         【西日本新聞 2009.12.20朝刊 33面】

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"J−005.明治大学は、発生工学技術を使い、大型動物では初めてとなるクローンブタを6世代にわたり作成することに成功した。 
           【日本経済新聞 2009.12.21朝刊 12面】

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"J−015.日本学術会議などは、12月17日に都内で、公開シンポジウム「持続可能な食料生産:RS/GIS/GPS技術の応用」を開催し、食糧生産に地理空間情報を活用する技術について議論した。 
         【日刊水産経済新聞 2009.12.21朝刊  1面】

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"J−017.高知県畜産試験場は、土佐褐毛牛の受精卵を2分割し、双子の子牛を生産することに成功した。種雄牛の能力評価期間の大幅な短縮が期待される。
           【高知新聞 2009.12.23朝刊  8面】

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"J−021.富山県農林水産総合技術センター木材研究所は、スギの木材に切れ目を入れて防腐剤を注入することで、腐敗を食い止める加工技術を確立した。この技術を普及させ、住宅や公園遊具、防護柵などの資材として需要拡大につなげる。
            【北日本新聞 2009.12.25朝刊 26面】

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"J−022.栃木県那珂川町では、トラフグを温泉水で養殖する試みが進められている。 
           【毎日新聞 2009.12.26夕刊  6面】

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"J−023.農研機構食品総合研究所の檀 一平太主任研究員らは、食物の味を評価するときの脳の働きに注目し、脳科学や心理学を使った研究を行っている。
           【読売新聞 2009.12.27朝刊 22面】

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"J−024.森林総合研究所と北海道大学は、農林水産省の委託プロジェクト研究「地域活性化のためのバイオマス利用技術の開発」の一環として、スギなど針葉樹のリグニンから炭素繊維を製造することに成功した。 
           【化学工業日報 2009.12.28朝刊  3面】

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"J−029.北海道立の試験研究機関を統合し2010年に発足する独立行政法人「道立総合研究機構」は、道内の民間企業と連携し、400℃の水蒸気で加熱した食品を零下200℃まで急速冷却する世界初の加工機器の実用化を目指す。
          【北海道新聞 2010. 1. 3朝刊  1面】

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"J−032.富山農林水産総合技術センター畜産研究所は、肉牛の受精卵を化学物質「パーコール」水溶液に浸すだけで、死滅せずに育つ受精卵を容易に選別できるパーコール・システムを開発した。 
             【富山新聞 2009.12.30朝刊 27面】

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"J−039.長崎県の大村水産塾グループは、アワビのエコ養殖法を考案した。陸上の施設に海水をくみ上げ、不純物を取り除きながら循環させる。 
            【西日本新聞 2010. 1. 4朝刊  3面】

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"J−043.東京大学は、薬の副作用などにつながる個人が持つ遺伝子の塩基配列の微妙な違い「SNP(一塩基多型)」を、感度よく大量に検出する技術を開発した。創薬支援や病気のメカニズムの解明にも応用可能。 
           【日経産業新聞 2010. 1. 5朝刊 11面】

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"J−046.三重県農業研究所は、三重大学やNECシステムテクノロジーなどと産学官研究開発チームを結成し、農研機構中央農業総合研究センターが開発したフィールドサーバーを使用し、高品質ミカン生産のための利用技術の開発を始めた。
           【化学工業日報 2010. 1. 6朝刊  9面】

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"J−051.東京農業大学と岩手県奥州市は、籾がついたままの米を粉砕し、ビニール袋に酵母菌とともに入れて発酵させる農大の特許技術「簡易固体発酵」による、エタノールの簡易製造技術の開発を進めている。 
           【日本農業新聞 2009.12.30朝刊  1面】

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"J−055.熊本大学衝撃・極限環境研究センターは、高圧放電によって発生させた衝撃波で、成分を壊すことなく瞬時に原料米を米粉にする技術を開発した。11年度には製粉会社への技術移転を進める計画。 
           【熊本日日新聞 2010. 1. 5朝刊  1面】

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"J−059.シンジェンタは、ダウアグロサイエンスとの間で、綿の新品種開発のための遺伝子操作技術の特許実施許諾契約に合意した。 
           【化学工業日報 2010. 1. 7朝刊  9面】

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"J−065.慶応義塾大学はNECと共同で、可視光通信技術を応用したロボットの誘導システムを開発した。発光ダイオード(LED)照明を高速に点滅させることで、屋内で作業するロボットに自分の位置を確認させる。 
           【日経産業新聞 2010. 1. 4朝刊 12面】

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"J−072.千葉県農林総合研究センターは、収穫を終えたトマトの茎葉を袋に詰めて密閉して乳酸発酵させることで、雑菌の発生を抑えて圃場で再利用できることを確認した。
         【日本農業新聞 2010. 1. 8朝刊 11面】

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