MICS NEWS Vol.10 Number 11

         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"J−075.森林総合研究所は、世界で初めて年輪の炭素同位体比を利用して、木材の産地を判別する技術を開発した。 
           【日経産業新聞 2010. 1.14朝刊 12面】
             【朝日新聞 2010. 1.15朝刊 31面】
           【化学工業日報 2010. 1.20朝刊  4面】

"
"J−093.産業技術総合研究所は、電子顕微鏡で二つの分子が化学反応により融合する様子の観察に世界で初めて成功した。
             【毎日新聞 2010. 1.11朝刊  4面】

"
"J−107.近畿大学水産研究所は、水温調節だけで養殖トラフグの8割以上をオスにする技術を世界で初めて確立した。 
             【毎日新聞 2010. 1.14朝刊 24面】
         【毎日新聞(大阪) 2010. 1.14朝刊 21面】
             【産経新聞 2010. 1.14朝刊 20面】
         【産経新聞(大阪) 2010. 1.14朝刊 20面】
           【日経産業新聞 2010. 1.14朝刊 12面】
            【北日本新聞 2010. 1.14朝刊 24面】
             【中日新聞 2010. 1.14朝刊  3面】
         【日刊水産経済新聞 2010. 1.15朝刊  1面】
             【紀伊民報 2010. 1.16朝刊 15面】
           【大阪日日新聞 2010. 1.16朝刊 19面】

"
"J−110.理化学研究所とJFC石井農場は、山形県などで栽培されている「敬翁桜」に重イオンビームを照射して突然変異を誘発させ、室内で栽培すれば一年中いつでも開花し、屋外だと春と秋に開花する桜の新品種「仁科乙女」を育成し、品種登録を行った。 
             【朝日新聞 2010. 1.15朝刊 35面】
             【毎日新聞 2010. 1.15朝刊 23面】
             【山形新聞 2010. 1.15朝刊 20面】
             【東京新聞 2010. 1.15朝刊  1面】
          【原子力産業新聞 2010. 1.21朝刊  4面】

"
"J−113.米国ローレンス・バークリー研究所は、バイオマスから派生する多価アルコールからオレフィンを生産する工程を確立した。 
           【日経産業新聞 2010. 1.14朝刊 18面】

"
"J−114.フィンランド国ROAL研究所は、有望な遺伝子改良酵素を開発し、バイオ燃料のエタノール生産を強化した。 
           【日経産業新聞 2010. 1.14朝刊 18面】

"
"J−116.兵庫県立篠山産業高校東雲校の生徒が、県、JA丹波ささやまと共同で、ヤマノイモのウイルスフリー化に成功した。生育がよく農薬や化学肥料も減らせるとして、今春の植え付けから産地へ種芋を供給する。 
           【日本農業新聞 2010. 1.14朝刊 13面】

"
"J−121.農研機構野菜茶業研究所は、トマト栽培の労働時間3割、コスト4割減を目指す研究の一環として、全自動でトマトの着果促進と収穫をするロボットの開発にめどを付けた。
           【日本農業新聞 2010. 1.16朝刊 16面】

"
"J−122.大分県農林水産研究センター畜産試験場と(株)リモートは共同で、分娩を予知する「牛温恵(ぎゅうおんけい)」と発情発見を支援する「JOGA(ジョーガ)」を使った牛の飼養管理の効率化・省力化を目的とする新システムの開発に取り組んでいる。 
           【日本農業新聞 2010. 1.16朝刊 16面】

"
"J−128.東京農工大学と大日本蚕糸会は、熱湯を使わずに繭から糸がとれるカイコの品種改良に成功した。軟らかな生糸が生産できるとして、新たな織物の製造が期待される。
          【日刊工業新聞 2010. 1.19朝刊 24面】

"
"J−135.日立製作所中央研究所、大阪大学、九州大学などは、「DNAポリメラーゼ」を改良し、遺伝子複製の精度を最大で100倍近く高める技術を開発した。
           【日経産業新聞 2010. 1.20朝刊 11面】

"
"J−141.東京農工大学や農研機構近畿中国四国農業研究センターなどは、線虫が寄生しやすいダイコンなどの野菜を中心に、メタゲノム解析による土壌線虫の診断技術の開発に取り組む。 
           【化学工業日報 2010. 1.22朝刊  9面】

"
"K−003.兵庫県立農林水産技術総合センターは(株)サカタのタネと共同で、トマトの青枯病に効果がある微生物「シュードモナス・フルオレッセンス」をトマト種子に吸着させて病害を防ぐ「ライブコート技術」を開発した。 
           【日本農業新聞 2010. 1.23朝刊 16面】

"
"K−004.和歌山県工業技術センターや花王香料開発研究所などは共同で、最も香りの強い開花直後の南高梅について、香りの主要成分の割合や微量成分を明らかにした。香りの再現が可能になる。 
             【紀伊民報 2010. 1.23朝刊 13面】

"
"K−010.農業生物資源研究所は理化学研究所、大阪大学と共同で、トランスポゾンを眠らせ活動を妨げる仕組みを明らかにした。遺伝子組換え作物などの効率的な作出につながる。
           【化学工業日報 2010. 1.28朝刊  9面】

"
"K−016.JFEミネラル(株)は、新たな地下水浄化法を考案した。揮発性有機物(VOC)を分解する浄化用の鉄粉をカートリッジに詰めて、汚染した井戸に垂らす仕組み。
          【日経産業新聞 2010. 1.25朝刊  2面】

"
"K−022.奄美諸島が発生の北限とされ、カンキツ類に被害をもたらす「カンキツグリーニング病」の原因となる病原菌を媒介する「ミカンキジラミ」が、鹿児島県指宿市で確認されたことから、植物防疫所が調査に乗り出した。 
         【毎日新聞(大阪) 2010. 1.27夕刊  9面】

"
"K−024.ビー・エル・オートテック(株)は兵庫県立工業技術センターと共同で、人間型ロボットの手首や指先などへの活用が見込める磁気式触覚センサー「マグネティックタイプ タクティル センサー」を開発した。構造が単純で価格が従来品の1/10程度。 
           【日経産業新聞 2010. 1.28朝刊 19面】
           【日刊工業新聞 2010. 1.28朝刊  8面】
             【神戸新聞 2010. 2. 3朝刊  8面】

"
"K−030.(株)北研食用菌類研究所は、改良型上面シートを使って、M級高品質きのこを安定して発生させることができる栽培方法を確立した。 
           【日本農業新聞 2010. 1.28朝刊 18面】

"
"K−033.明治大学と東京都農林総合研究センターは共同で、食用ブランドブタ「トウキョウX」の凍結受精卵技術を用いた子ブタの出産に成功した。 
           【化学工業日報 2010. 1.29朝刊  9面】
             【読売新聞 2010. 2. 2朝刊 14面】
           【日本農業新聞 2010. 2. 6朝刊 16面】

"
"K−035.岐阜県情報技術研究所と同畜産研究所は、牛肉に含まれるオレイン酸の分布状況を画像解析する技術を開発した。和牛の「おいしさ」を測定できる技術として期待。
          【日本農業新聞 2010. 1.30朝刊 14面】

"
"K−037.兵庫県立農林水産技術総合センター北部農業技術センターは、乳清(ホエー)を肉用牛の子牛に与えても、脱脂粉乳と同様に育つことを明らかにした。ホエーの有効活用策として期待される。 
             【神戸新聞 2010. 2. 1朝刊 11面】

"
"K−041.農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは、ロータリ耕うん装置とレーザ制御装置を使い、水田を耕うんしながら高精度に耕盤を均平化する技術を開発した。湛水直播などの安定栽培に貢献できるとして期待。 
           【化学工業日報 2010. 2. 4朝刊  4面】

"
"K−075.(株)つくばアグリサイエンスは、種まきから収穫まで、均等なかん水や液肥の施用が自動化可能な「根圏地中高圧かん水システム」を開発した。
             【茨城新聞 2010. 2.10朝刊  8面】

"
"K−077.岩手県農業研究センター県北農業研究所は、キビやアワの収穫時の損出をこれまでの3分の1に減らす技術を開発した。コンバインのデバイダに鋼材を溶接し、簡易なアームを取り付ける。 
           【日本農業新聞 2010. 2.11朝刊 10面】

"
"K−078.(株)夢ファームは、農研機構近畿中国四国農業研究センターが開発した「作業計画・管理支援システム」を圃場管理に取り入れ、施肥や薬剤散布の低減、作業時間の短縮を図り、効率的な農業を展開している。 
           【日本農業新聞 2010. 2.12朝刊 16面】

"
"K−095.日本バイリーン(株)は、九州大学などと共同で、三次元培養が可能な細胞培養基材シートを開発した。接着安定性に優れ長期的に形状を保持できる、オートクレーブ滅菌が可能などが特徴。
           【化学工業日報 2010. 2.16朝刊  1面】

"
"K−105.ソフトバンクモバイルは、温度や湿度、赤外線など各種センサーを搭載し、携帯電話の無線通信を活用して作物の状況が確認できる装置「E−案山子(いいかかし)」を開発し、福島県伊達市で実験を開始した。 
           【日経産業新聞 2010. 2.17朝刊  1面】

"




もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved