MICS NEWS Vol.11 Number 2

         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"A−147.農研機構果樹研究所は東京大学などと共同で、2009年に国内で初めて発生が確認され、ウメなどに感染する「プラムポックスウイルス」について、誰でも簡単に診断できるキットを開発したなど、緊急研究の成果を発表した。
         【日本農業新聞 2010. 4.23朝刊 16面】
           【化学工業日報 2010. 4.23朝刊  4面】

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"A−150.福島県水産種苗研究所は、高級魚の「ホシガレイ」のふ化直後の仔魚を、放流できる大きさまで大量に成長させる技術を確立した。 
             【福島民報 2010. 4.16朝刊 23面】

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"A−153.東京大学は、カーボンナノチューブを従来より3倍の太さで安定して作製する方法を見いだした。 
           【日経産業新聞 2010. 4.19朝刊 12面】

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"A−157.日立アプライアンス(株)は、ビニールハウス用の空調装置を開発した。室内機と室外機を一体化したような構造で、冷暖除湿ができる。
           【日経産業新聞 2010. 4.20朝刊  1面】

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"B−004.双日(株)は千葉県の農事組合法人「成田ガイア」と共同で、6月からトマトの栽培に乗り出す。早稲田大学発ベンチャーが開発した特殊フィルムを使うことにより、従来のハウス栽培に比べ、水の使用量を6分の1程度に抑えられ、高糖度のトマトを育成できる。 
              【朝日新聞 2010. 4.22朝刊 12面】

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"B−008.近畿大学などは、ハウスの側面や天窓に「静電場スクリーン」を設置すると、コナジラミ類やうどんこ病などの病原菌がほぼ100%防げることを突き止めた。静電気を利用した防除法として期待。 
           【日本農業新聞 2010. 4.23朝刊 16面】

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"B−011.広島県尾道市の向島洋らんセンターは、ミツバチを強力に誘引する特性があるシンビジウムの仲間「キンリョウヘン」の生産に取り組み、養蜂家などから注目を集めている。
            【東京新聞 2010. 4.25朝刊 25面】

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"B−012.兵庫県立農林水産技術総合センターは、粘土を担馬牛などの和牛に食べさせると、脂肪壊死の予防に効果があることを突き止めた。 
        【日経MJ(流通新聞) 2010. 4.26朝刊 14面】
             【神戸新聞 2010. 5.10朝刊  7面】

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"B−018.慶応義塾大学は、様々な色の蛍光を使って、カルシウム量の変化やタンパク質の増減など、細胞内で起きる複数の現象を同時に観察できる新技術を開発した。1色で1つの物質を観察できるのが特徴。 
           【日経産業新聞 2010. 4.27朝刊 11面】

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"B−021.広島県立水産海洋技術センターは、水産総合研究センターの閉鎖循環型システムを応用して、ふ化してから稚魚までの生存率が全国トップクラスのカサゴの養殖法を確立した。 
             【中国新聞 2010. 4.28朝刊 24面】

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"B−030.静岡大学は、イチゴ炭疽病の発生防止に有効な3種類の放線菌を突き止めた。今夏にもこの放線菌を多く含む堆肥が販売される見込み。 
             【産経新聞 2010. 5. 1朝刊  3面】

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"B−043.東京大学は、食べ物などの甘みを数値化する新手法を開発した。舌の受容体を細胞培養の表面に配置し、甘み成分を添加したときの細胞の発する蛍光を測定し数値化する。
            【日経産業新聞 2010. 5.10朝刊 12面】

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"B−046.近畿大学は、(株)ナニワ炉機研究所と共同開発したバイオコークス製造装置を公開した。茶かすや木材など植物由来の材料を自動投入し、24時間連続運転で約1トンのバイオコークスが製造可能。 
           【日刊工業新聞 2010. 5.11朝刊 22面】

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