MICS NEWS Vol.11 Number 9
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"H−096.国際フラワーEXPO2010が、10月下旬に千葉市で開催され、スーパーアリッサム「スノープリンセス」、キンセンカ「まどかアーモンドミルク」、バラ「ゴールドラッシュ」、シクラメン「ファンフレームマゼンタ」など新品種が数多く登場した。 
           【日本農業新聞 2010.11.18朝刊 16面】
           【日本農業新聞 2010.11.19朝刊 14面】

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"H−100.宮崎県総合農業試験場は、2009年に育成した高温登熟性に優れた水稲品種「南海166号」について、年内にも品種登録申請を行うことを決定した。「ヒノヒカリ」の後継品種として、西日本を中心とした普及が期待される。
           【日本農業新聞 2010.11.22朝刊  1面】

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"I−015.日本製紙(株)は、紙の製造工程で出る焼却灰に、雑草の発芽を抑制する効果があることを見いだした。粒状の焼却灰は吸水力が強く、雑草の種に本来供給される水を先に吸い取るため、発芽を抑えることが出来る。粒状にした「雑草抑制材」として、道路の中央分離帯などでの利用を見込み、来夏にも製品化する計画。
          【日経産業新聞 2010.11.30朝刊  2面】

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"I−016.(株)シンヨーと宇部マテリアルズ(株)は共同で、環境に配慮した舗装材「雑草奉行」を開発した。固化剤に植物の生育に使われる酸化マグネシウムを使い、自然の土や木質系チップ繊維を混ぜ合わせ、不要になれば砕いて通常の土として再利用が可能。
          【日経産業新聞 2010.11.30朝刊  2面】

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"I−018.南九州化学工業(株)は、宮崎県工業技術センターと同県総合農業試験場の協力を得て、リンを含む鶏ふん灰を原料に利用した肥料の製造に乗り出した。養鶏が盛んな県の特徴を生かした循環型生産で、安定供給を目指す。
           【宮崎日日新聞 2010.11.30朝刊  9面】

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"I−022.栃木県大田原市の商工会議所や市内の中小企業などは産学官連携で、粉砕したトウガラシと生分解樹脂を混合した、農業向けの防虫シートを開発した。トウガラシの成分「カプサイシン」の作用により、防虫効果は半年間持続する。
         【日刊工業新聞 2010.12. 1朝刊 30面】

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"I−028.マルサンアイ(株)が発売している、農研機構東北農業研究センターが育成した青臭みやえぐ味がすくない大豆品種「きぬさやか」を使用した飲料「ひとつ上の豆乳」が人気を集めている。 
           【日経産業新聞 2010.12. 2朝刊  8面】

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"I−038.農業生物資源研究所や大学など、カイコやハエ、ガなど昆虫の優れた能力を生かした新素材や薬、ロボットなどの開発が進んでいる。 
           【日本経済新聞 2010.12. 5朝刊 15面】

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"I−039.京都府森林技術センターは、農研機構果樹研究所が育成した渋皮が簡単にむけるクリ品種「ぽろたん」の大きさや甘さなどの特性を生かした、マロングラッセの作り方を開発した。洋菓子店2店がこの技術を使い、大玉の高級マロングラッセを商品化した。 
           【日本農業新聞 2010.12. 6朝刊 14面】

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"I−041.農研機構九州沖縄農業研究センターは、農林水産省の産学官連携経営革新技術普及強化促進事業で、成分調整ペレット堆肥2種類「窒素付加堆肥」「牛鶏ふん堆肥」を開発した。農家や酪農家に成分調整ペレット堆肥の特徴を訴求し、製造のノウハウを提供する形で普及を目指す。
           【化学工業日報 2010.12. 6朝刊  4面】

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"I−043.農研機構中央農業総合研究センターが開発した、フィールド用モニタリングロボット「フィールドサーバ」の紹介記事。 
             【電経新聞 2010.12. 6朝刊  1面】

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"I−076.農研機構作物研究所は、糯(もち)の水稲新品種「もちだわら」を育成した。関東以西が栽培適地で、10アール当たり800Kg以上の収量が期待でき、米菓等の加工用としての利用が見込める。 
           【化学工業日報 2010.12.17朝刊  9面】

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"I−080.凸版印刷は、廃棄する際に地中に埋めると草花が生えるカードを試作した。紙を主材料とするカードの表面をくり抜いて種子を固定し、地中でパルプを中心とした天然素材が分解して発芽する仕組み。入場証や携帯電話のSIMカードなどに応用して、2012年度の試験運用を目指す。 
           【日経産業新聞 2010.12.14朝刊  2面】

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"I−083.愛知県農業総合試験場と愛知県産業技術研究所は、吟醸酒の醸造向けの酒米新品種「愛知酒117号」を育成した。米粒が大きく精白に適している、山田錦より短稈で倒伏性に優れているなどが特徴。 
             【中日新聞 2010.12.15朝刊 18面】
           【日本農業新聞 2010.12.15朝刊 12面】

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"I−086.農研機構北海道農業研究センターは日本製粉(株)などと共同で、同センターが育成した北海道地域向け超強力秋まき小麦品種「ゆめちから」の実用化プロジェクトに乗りだした。「ゆめちから」の安定生産技術や用途に合わせた製粉技術なを開発し、消費者ニーズに対応した国産小麦の増産を通じ、食料自給率の向上を目指した研究を行う方針。 
            【北海道新聞 2010.12.16朝刊 11面】

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"I−089.アサヒ飲料(株)は、農研機構野菜茶業研究所が育成した、メチル化カテキンを豊富に含む茶品種「べにふうき」の茶葉を100%使用した緑茶飲料「アサヒ べにふうきで快適生活」を2011年1月から発売する。 
        【日経MJ(流通新聞)2010.12.17朝刊 15面】


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"I−090.農研機構九州沖縄農業研究センターは、イチゴの新品種「おいCベリー」を育成した。ビタミンCが豊富に含まれ、高い抗酸化活性があり、日持ち性に優れ、高糖度、良食味などが特徴。 
           【日本農業新聞 2010.12.15朝刊 16面】
           【熊本日日新聞 2010.12.15朝刊  1面】
           【化学工業日報 2010.12.16朝刊  8面】
           【日経産業新聞 2010.12.17朝刊 20面】

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"I−096.東レ(株)は、サトウキビやトウモロコシから作るポリ乳酸(PLA)を少量配合して、新しいABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂を開発した。 
           【日経産業新聞 2010.12.15朝刊 14面】

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"I−097.アミタホールディングスグループは、2011年度から、国内の森林資源の有効活用を支援するコンサルティング事業に参入する。各地の山村に林野庁の助成金情報を伝えたり、大学や企業、地域との連携の橋渡しなどを展開し、森林整備や木材利用を促す。 
           【日経産業新聞 2010.12.16朝刊  2面】

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"I−100.(株)ベルファームは、産業技術総合研究所が開発した技術を使い、二酸化炭素を注入することにより酸化を防ぎ、常温で鮮度が長く保てる耐圧サーバーと、野菜や果物を使ったジュース「生搾りサーバーそのまんま生ジュース」を開発し、サーバーとセットで商品化した。 
             【茨城新聞 2010.12.17朝刊  8面】

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"I−102.富山化学工業(株)は、口蹄疫ウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス剤を開発した。ウイルスが増殖する際に必要な酵素の作用を阻害することで、増殖を抑える。
           【宮崎日日新聞 2010.12.19朝刊  1面】

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"I−104.大阪府立大学は(株)高尾鉄工所と共同で、プラズマ浄化バイオ燃料スーパークリーンボイラシステムを開発した。都市ガスや廃油を燃料としたボイラに、オゾンと湿式ケミカルによる排ガス浄化システムを組み合わせ、排ガス中の低窒素酸化物を1ppm以下にできる。 
           【日刊工業新聞 2010.12.20朝刊 17面】

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"I−105.香川県は、県内外の食品加工メーカーなどと共同で、県特産のそらまめやオリーブなどを原材料とした、ポリフェノールが減少せずに高い抗酸化力を持つ農産加工品の研究に乗りだした。 
           【日刊工業新聞 2010.12.20朝刊 24面】

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