MICS NEWS Vol.11 Number 10
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"I−090.農研機構九州沖縄農業研究センターは、イチゴの新品種「おいCベリー」を育成した。ビタミンCが豊富に含まれ、高い抗酸化活性があり、日持ち性に優れ、高糖度、良食味などが特徴。 
           【日本農業新聞 2010.12.15朝刊 16面】
           【熊本日日新聞 2010.12.15朝刊  1面】
           【化学工業日報 2010.12.16朝刊  8面】
           【日経産業新聞 2010.12.17朝刊 20面】

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"I−097.アミタホールディングスグループは、2011年度から、国内の森林資源の有効活用を支援するコンサルティング事業に参入する。各地の山村に林野庁の助成金情報を伝えたり、大学や企業、地域との連携の橋渡しなどを展開し、森林整備や木材利用を促す。 
           【日経産業新聞 2010.12.16朝刊  2面】

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"I−100.(株)ベルファームは、産業技術総合研究所が開発した技術を使い、二酸化炭素を注入することにより酸化を防ぎ、常温で鮮度が長く保てる耐圧サーバーと、野菜や果物を使ったジュース「生搾りサーバーそのまんま生ジュース」を開発し、サーバーとセットで商品化した。 
             【茨城新聞 2010.12.17朝刊  8面】

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"I−103.東京のナチュラルパン工房で、東北農業試験場(現農研機構東北農業研究センター)が育成した小麦品種「コユキコムギ」にこだわり、天然酵母パンを作る店主の紹介記事。
           【日本農業新聞 2010.12.20朝刊 13面】

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"I−105.香川県は、県内外の食品加工メーカーなどと共同で、県特産のそらまめやオリーブなどを原材料とした、ポリフェノールが減少せずに高い抗酸化力を持つ農産加工品の研究に乗りだした。 
           【日刊工業新聞 2010.12.20朝刊 24面】

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"J−015.茨城県のJAなめがたは、焼き芋ビジネスに成功した。全国のスーパー1000店舗以上と契約し、店舗内で焼き芋を販売する新たなビジネスモデルを構築したことで、売り上げが上昇。「ベニアズマ」や九州農業試験場(現農研機構九州沖縄農業研究センター)が育成した「べにまさり」などを栽培して、栽培法や長期貯蔵技術を確立し、周年安定・良食味出荷を実現した。 
           【日本農業新聞 2010.12.30朝刊 12面】
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"J−032.(株)ヤサカは、フナズシを漬けた発酵米と滋賀県高島市産のコメ、酒造用水、フナズシの乳酸菌を使った米粉ヨーグルト「アレルノン」を開発した。臭みがなく、5大アレルギー源とされる小麦、牛乳、鶏卵、ソバ、ピーナッツを含まない。アレルギー体質や食事制限が必要な人向けに用途開発を進める。
           【日経産業新聞 2011. 1. 5朝刊 16面】

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"J−036.日本アルコール産業(株)は、農業環境技術研究所、千葉県農業総合研究センターと共同開発した、環境への負荷が極めて小さいエタノール溶液による土壌消毒技術で土壌消毒事業へ参入する。 
           【化学工業日報 2011. 1. 6朝刊  6面】

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"J−037.香川県小豆島町の(株)高橋商店は、県産業技術センター食品研究所と共同で、そら豆を主原料とした味噌「そら豆で作ったみそ」を開発した。そら豆特有のえぐみを取り除くことに成功、また、一般的な味噌に比べ、アレルギーを起こす成分が少ない、アミノ酸の一種「リジン」の含有率が高いなどが特徴。
             【四国新聞 2011. 1. 6朝刊  6面】

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"J−038.カラスによる農作物の被害対策として、仲間に逃げるよう警告する本物の鳴き声で追い払う「カラス鉄報隊」やバネの不良品を活用して光を乱反射させる「いやがらす」など、各企業から様々なグッズが開発されつつある。
             【毎日新聞 2011. 1. 6夕刊 13面】
           【日本経済新聞 2011. 1. 6夕刊 14面】

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"J−046.島根県農業技術センターは、ソバの新品種「出系(いずけい)3」を育成した。在来品種の「横田在来」に比べ、収穫期が半月早い、収量が多い、茎が短く強いなどが特徴。 
           【山陰中央新報 2011. 1. 8朝刊 24面】

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"J−047.宮崎県畜産試験場と(株)コムテックは、牛発情発見システム「牛歩」を改良して、歩数計と受信器兼表示盤だけで雌牛の発情が分かる発情発見装置「牛歩Lite(ライト)」を開発した。パソコンなどの操作知識が不要で取り扱いが容易、低価格などが特徴。 
           【宮崎日日新聞 2011. 1. 8朝刊  9面】

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"J−050.農林水産省などの関係省庁は、農業、医療、食品加工・外食の各業者が連携して商品やサービスを開発する「医食農連携」への支援を、2011年度から本格化させる。
            【日本農業新聞 2011. 1.10朝刊  1面】

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"J−051.北海道立総合研究機構は、十勝農業試験場が育成したイソフラボンを豊富に含む大豆品種「ゆきぴりか」を使った道産100%味噌の試作に乗り出す。道内の醸造メーカーが仕込みを担当、北海道立中央農業試験場が中心となり、加工適性や食味などを分析し、来年度の製品化を目指す。 
            【北海道新聞 2011. 1.10朝刊  4面】

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"J−060.(株)ヤギサワは、菜種油を染み込ませて腐食しにくくした木材「ナノハナウッド」を開発した。木材に含まれる水分が気化し、代わりに油が染みこむため、撥水性が向上して腐食しにくくなる。 
           【日経産業新聞 2011. 1.11朝刊 17面】

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"J−064.福井県鯖江市の出口大豆生産組合の斎藤一己氏が開発した、除草剤が飛散せず大豆の株元だけに散布できる装置の紹介記事。除草剤が吹き出すノズルを遮蔽板で囲む構造で、遮蔽板がバネで開閉する仕組み。農林水産省の
2009年度「農業技術の匠」に選ばれている。 
           【日本農業新聞 2011. 1.13朝刊 18面】

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"J−076.(有)エイチ・アイ・エフは長野県工業技術総合センターと共同で、木曽地方伝統の漬物「赤カブ菜」を無塩で発酵させた「すんき」から分離した植物性乳酸菌で発酵させたヨーグルト「SNKY(スンキー)」を開発した。
        【日経MJ(流通新聞)2011. 1.17朝刊 17面】

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"J−077.静岡県農林技術研究所茶業研究センターなどは、ドリップ式緑茶を開発した。急須を使わずにリーフ茶を味わうことができる。 
           【日本農業新聞 2011. 1.17朝刊 12面】

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"J−080.妙高雪国水産(株)は、屋内型のエビ養殖システムで生産した「妙高ゆきエビ」を使った、佃煮やレトルトカレーを道の駅などで販売している。国際農林水産業研究センターが2010年9月に発表した「エビのおいしさを科学的に検証」で、おいしさは数値でも証明された。 
         【日刊水産経済新聞 2011. 1.17朝刊  8面】

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"J−082.愛媛県JAおちいまばりは、県育成のイチゴ品種「あまおとめ」を、厳冬期に敢えて低温にさらして栽培することにより、平均糖度が15.4と高糖度が特徴の極甘イチゴ「寒じめあまおとめ」を育成した。日本一甘いイチゴとして、発売を開始する。 
           【日本農業新聞 2011. 1.18朝刊  1面】

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"K−005.(株)大麦工房ロアは、農研機構作物研究所が育成した食物繊維のβ-グルカンが従来の2〜3倍含む大麦の新品種「ビューファイバー」を生かした、たまごボーロなどの食品や飲料などの機能性食品を開発した。今後、県産の大麦の特徴を生かした機能性食品の販売を強化する。  
       【日本経済新聞(茨城版)2011. 1.26朝刊 31面】

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"K−009.東京海洋大学と広島県立総合技術研究所、広島県栽培漁業協会は共同で、「冷水病」に強いアユの新品種を開発した。「冷水病」に耐性のある個体に特徴的なDNAの違いを見いだし、耐性のある個体だけを選んで交配した。今後、効果を確かめ、養殖向けに本格導入を目指す。 
           【日経産業新聞 2011. 1.27朝刊 11面】





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