MICS NEWS Vol.11 Number 11
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"K−014.農研機構動物衛生研究所は宮崎大学などと共同で、ゲノムから転移因子の切り出しに関与する新しい機能を持つタンパク質「IEE」を見いだした。また、「IEE」は、カット&ペースト型転移やゲノムの大規模な欠失を起こし、腸管出血性大腸菌O157の多様化に大きく関与していることを明らかにした。
           【化学工業日報 2011. 1.26朝刊  9面】
              【DatNews 2011. 1.28    配信】

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"K−021.静岡県工業技術研究所は、茶に含まれるカフェインが、口の中の虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑制する効果があることを突き止めた。高齢者の死因で上位を占める「誤嚥性肺炎」の予防研究に役立つ成果として期待される。 
           【日本農業新聞 2011. 1.31朝刊 13面】

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"K−027.JA鹿児島県経済連は、農研機構野菜茶業研究所が育成した、花粉症の症状を緩和するとされるメチル化カテキンを豊富に含む茶品種「べにふうき」の県産茶葉を100%使用したペットボトル茶「べにふうき茶」を開発した。他のアレルギー抑制効果も期待できるとして、通年販売する計画。 
           【日本農業新聞 2011. 1.29朝刊  6面】

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"K−034.北海道の小樽観光協会の朝里川温泉クラスタープロジェクトは、北海道立総合研究機構食品加工研究センターが保有する特許乳酸菌株「HOKKAIDO株」を使ったアルコール飲料「楽酒美(らくしゅみ)」を開発した。花粉症などアレルギー疾患の予防に効果が期待される。 
            【北海道新聞 2011. 2. 2朝刊 10面】

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"K−039.農業生産法人(株)信州せいしゅん村は、信州大学などと連携して、農村セラピー協会を立ち上げた。農村での農業体験などにより得られる様々な「癒され感」の数値化などを通じて、農村に人を呼び込む仕組み作りを提案する計画。
          【日本農業新聞 2011. 2. 3朝刊 13面】

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"K−048.農林水産省は、農業生物資源研究所を実施機関として、遺伝子組み換え技術を応用したスギ花粉症緩和米を医薬品として開発するため、来年度からラットやサルなどを用いた動物実験を本格化させる。スギ花粉症以外にも気管支喘息や食物アレルギー、関節リウマチなど、自己免疫疾患の症状を緩和する米の開発に向けた研究も進め、2020年度の実用化を目指す。 
             【薬事日報 2011. 2. 7朝刊  1面】

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"K−088.中野BC(株)と中部大学は、ウメエキスの有効成分で、1999年に現農研機構食品総合研究所が発見した「ムメフラール」に、インフルエンザウイルスの感染予防効果と、ウイルスの増殖を阻害する抗ウイルス作用があることを突き止めた。 
     【フジサンケイビジネスアイ 2011. 2.16朝刊  2面】
             【産経新聞 2011. 2.21朝刊 11面】
          【産経新聞(大阪)2011. 2.21夕刊  3面】

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