MICS NEWS Vol.12 Number 1

         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"L−013.(株)日吉は、食品衛生法改正によりカドミウム含量基準値が0.4ppmと厳しくなることに対応し、米からカドミウムを低コストで抽出する技術を開発した。加熱せず砕いた米を塩酸で抽出する方法で、安全かつ短期間で作業が行える。
          【日本農業新聞 2011. 2.23朝刊 20面】

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"L−014.農研機構動物衛生研究所、家畜改良センター、(株)機能性ペプチド研究所などは、血統の種ブタを低コストで効率よく産出するため、受精胚の生産から流通、移植技術まで一連の技術の構築に乗り出す。種ブタを計画的に現地農場で誕生させることを可能にし、養豚ビジネスの競争力強化につなげることなどを目指す。 
        【化学工業日報 2011. 2.23朝刊  9面】

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"L−024.日本基礎技術(株)は、土木工事の斜面緑化で、竹林から伐採した竹を細かく粉砕して土壌の補強に使い、工期を短縮できる新工法を開発した。土壌に混ぜることで、竹の繊維の働きにより流出しにくくなり、ステンレスの金網で抑える施工が不要に。
        【日経産業新聞 2011. 2.25朝刊  2面】

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"L−043.英インペリアル・カレッジ・ロンドンは、DNAの配列を従来より高速、安価に解析する超高速解読装置の試作に取り組んでいる。シリコンチップに開けた50ナノメートル大の穴に電荷を使い、DNA鎖を通し特殊電極で遺伝情報を読み取る仕組み。
         【日経産業新聞 2011. 3. 3朝刊  8面】

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"L−059.茨城県つくば市は、農研機構作物研究所が育成し、産地品種銘柄に設定されたパン用小麦「ユメシホウ」の有機栽培試験に取り組んでいる。同市のバイオベンチャーや、つくばバイオマスもみがら研究会が開発した発酵もみ殻堆肥を活用した有機農法を確立して作付面積を増やし、「パンの街つくば」の活性化につなげる狙い。 
       【日経MJ(流通新聞) 2011. 3. 7朝刊 22面】

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"L−065.雪印種苗(株)は、アブラナ科のチャガラシの新品種「Y−010」を育成した。辛味成分が土壌中で分解され、病原菌や有害線虫の駆除作用があるガスが発生することで、土壌燻蒸剤を使用しない低農薬農法に役立つとして期待される。
          【日本農業新聞 2011. 3. 8朝刊  1面】

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"L−066.東京大学は、病原菌を特異的に検出する選択培地の設計理論を確立し、植物の病気を簡易、迅速、高感度、安価、素人でも診断できる4種類の診断システム「選択培地設計システム(SMART法)」を開発した。診断カードとセットで使うことにより、最短1日で判定可能。 
           【日本農業新聞 2011. 3. 8朝刊 16面】

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"L−071.森林総合研究所と国立遺伝学研究所は、遺伝学普及会、住友林業(株)と共同で、DNAマーカーを利用した、染井吉野などサクラの伝統的栽培品種の識別技術を開発した。これにより、栽培品種を正しく整理できるようになり、花のない季節や苗木の状態でのクローン識別も可能に。 
           【日刊工業新聞 2011. 3. 9朝刊 19面】
             【常陽新聞 2011. 3. 9朝刊  1面】
             【毎日新聞 2011. 3. 9夕刊  8面】
           【日本経済新聞 2011. 3. 9夕刊 14面】
             【毎日新聞 2011. 3.10朝刊 24面】
             【科学新聞 2011. 3.18    2面】
             【共同通信 2011. 3. 8    配信】
           【東奥日報(Web)2011. 3. 8 配信】
 【岩手日報(Web)2011. 3. 8 配信】
  【秋田魁新報(Web)2011. 3. 8 配信】
【山形新聞(Web)2011. 3. 8 配信】
  【河北新報(Web)2011. 3. 8 配信】
  【福島民報(Web)2011. 3. 8 配信】
  【下野新聞(Web)2011. 3. 8 配信】
 【茨城新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【千葉日報(Web)2011. 3. 8    配信】
 【東京新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【新潟日報(Web)2011. 3. 8    配信】
 【山梨日日新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【信濃毎日新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【静岡新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【中日新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【岐阜新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【北日本新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【福井新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【京都新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【神戸新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【中国新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【山陽新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【山陰中央新報(Web)2011. 3. 8    配信】
 【日本海新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【四国新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【徳島新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【高知新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【西日本新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【佐賀新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【長ア新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【大分合同新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【熊本日日新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【宮崎日日新聞(Web)2011. 3. 8    配信】
 【日刊スポーツ(Web)2011. 3. 8    配信】
 【デイリースポーツ(Web)2011. 3. 8    配信】
 【エキサイトニュース 2011. 3. 8    配信】
 【サーチナ 2011. 3. 8    配信】
 【niftyニュース 2011. 3. 8    配信】
 【BIOIMPACT 2011. 3. 8    配信】
 【YAHOO!ニュース 2011. 3. 9    配信】
 【TNCニュース 2011. 3. 9    配信】
  【livedoorニュース 2011. 3. 9    配信】
 【楽天Infoseek 2011. 3. 9    配信】
 【BIGLOBEニュース 2011. 3. 9    配信】
 【au oneニュース 2011. 3. 9    配信】

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"L−080.北海道資源循環研究所は、これまで廃棄されていたホタテの内蔵「ウロ」からカドミウムを除去して、安価な肥料を作る技術を開発した。年内の事業化を目指す。
   【日経産業新聞 2011. 3.15朝刊  2面】

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"L−083.日本農業気象学会が3月16日から鹿児島市で開催した2011年全国大会で、農研機構九州沖縄農業研究センターの森田敏上席研究員が、気象推移に合わせた臨機応変な肥培管理の実施や、液肥や粒状窒素肥料の省力的な追肥方法などを紹介した。
      【日本農業新聞 2011. 3.18朝刊 14面】

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"L−086.福井県園芸試験場は、越前水仙に感染する植物ウイルスを、高精度で特定できる技術を開発した。また、組織培養によるウイルスフリー球根の生産技術を確立した。ウイルス感染のない球根の普及が期待される。
           【日本農業新聞 2011. 3.19朝刊 12面】

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"A−002.バイオベンチャー理研ジェネシスは、凸版印刷(株)と共同で一度に多くの遺伝子変異を調べることができる小型の全自動検査装置を開発した。最大で23種類の変異を検査できる。医療機関や医薬品メーカー向けに2012年の発売を目指す。
      【日経産業新聞 2011. 3.30朝刊  1面】

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"A−008.宮崎大学農学部獣医学科は、LAMP(ランプ)法と呼ばれる遺伝子検査を応用して口蹄疫の感染を迅速診断できる技術を開発した。これまで難しかった感染初期での判別も可能となる。簡易で低コストなため、発展途上国などでの利用も期待される。
      【宮崎日日新聞 2011. 4. 4朝刊  1面】

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"A−014.九州沖縄農業研究センターは、黒糖独特のえぐみを抑え、まろやかな味わいの黒糖の製造方法を確立したと発表した。ポリフェノールやギャバなど黒糖の機能性成分、抗酸化活性機能は従来のものと変わらない。えぐみを抑えることで、食品製造の活用が広がることに期待。
           【沖縄タイムス 2011. 4. 7朝刊  7面】

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"A−017.制御装置メーカーのテイラーズ熊本(株)は、東京電機大や九州大などと共同で、農業用ハウス内の温度を予測し、窓を自動開閉して温度調整する装置「ハウスロボ」を開発した。農家の労力軽減や暖房時間の短縮による省エネ効果が見込めるとしており、九州を対象に年間千台の販売を目指す。
            【熊本日日新聞 2011.4. 9朝刊  6面】
          
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"A−024.宮崎大学は、家畜伝染病「口蹄疫」の感染の有無を45〜90分間で判定できる検査技術を開発した。現在の約5時間から大幅な短縮で、感染の早期発見につながると注目を集めている。簡易検査キットの実用化を目指して実験に着手する。
         【西日本新聞 2011.4.14朝刊 24面】

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