MICS NEWS Vol.12 Number 1
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"L−017.森林総合研究所は、福島県、静岡県、石川県と共同で、スギ花粉飛散抑制技術の開発に取り組んでいる。スギの雄花に感染すると雄花穂を6割程度枯死させる糸状菌の一種「Leptosphaerulina japonica」を使った薬液の開発し、花粉飛散防止剤として3年後を目処に実用化を目指す。 
           【化学工業日報 2011. 2.24朝刊  9面】


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"L−025.東北大学と癌研究会癌化学療法センターは、クロスカップリング反応を利用して、海洋生物のカイメンから抽出した化合物「イグジグオリド」の人工合成に成功し、「イグジグオリド」にがん細胞の抑制効果があることを突き止めた。
        【日経産業新聞 2011. 2.25朝刊  8面】

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"L−033.広島大学は、物質の表面と化学結合して張り付く成分を、消毒薬に合成したスプレー缶タイプの抗菌剤「Etak(イータック)」を開発した。鶏舎の屋根など消毒用の消石灰を撒けない場所などにスプレーすると、鳥インフルエンザウイルスにも効果が期待できる。1回の使用で1週間程度効果が持続する。
             【朝日新聞 2011. 2.26朝刊  2面】

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"L−035.米メリーランド大学は、マラリア原虫を攻撃する抗体と、サソリの毒の遺伝子を組み込んだ菌類の作製に成功した。この菌類を水分と混ぜてマラリアの病原体となる原虫を運ぶ蚊に噴霧すると、原虫をを死滅させることができる。
         【日経産業新聞 2011. 2.28朝刊 11面】

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"L−050.米テンプル大学と和歌山県立医科大学は、マウスを使って、玄米に狭心症や動脈硬化など、血管の病気を抑える成分が含まれていることを突き止めた。また、梅にも同様の働きがあることを明らかにした。 
             【朝日新聞 2011. 3. 4朝刊 33面】

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"L−052.独マックスプランク科学研究所などの研究チームは、大気汚染によって発がん性やアレルギー性が高まる仕組みを突き止めた。オゾンが分解し、活性酸素など反応性の高い物質に変化して、汚染物質を酸化したり花粉タンパク質を変化させることが明らかとなった。 
             【朝日新聞 2011. 3. 4朝刊 33面】

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"A−004.和歌山県工業技術センター、近畿大学、和歌山県立医科大学は、共同研究で、梅果実の成分に血圧の上昇を抑える作用があることを実証したと発表した。  
           【紀伊民報 2011. 4. 1朝刊 13面】

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