MICS NEWS Vol.12 Number 2
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

”A−050.(株)東洋新薬は、中部大学、北海道大学大学院農学研究院と共同で、同社独自の機能性食品素材「すいおう(甘藷若葉末)」が2型糖尿病への改善作用を示すことを確認した。すいおうは、農研機構九州沖縄農業研究センターが開発したサツマイモの1品種。同社のすいおうは、この品種の茎と葉をまるごと粉砕し、粉末化した食品素材。
            【化学工業日報 2011.4.26朝刊  8面】“

”B−012.ライオン(株)は、首都大学東京と共同で、ニンジンの一種で漢方薬の原料になる田七人参に含まれる成分が、血糖値を下げることを解明した。今後は、サプリメントなどの試作品を作って効果を確かめ、実用化を目指す。
          【日経産業新聞 2011.4.28朝刊 11面】“

”B−003.キリンホールディングス(株)は、発泡酒を製造する際の副産物である「大麦搗精粕(とうせいかす)」から抽出した物質が動物の免疫力を向上させる効果があることを確認した。家畜の病気予防など付加価値の高い製品開発が可能になると期待される。
           【日経産業新聞 2011.4.26朝刊 16面】“

”B−005.京都大学や奈良先端科学技術大学院大学などは、遺伝子組み換え酵母を使ってワクチンとなるウイルスのたんぱく質を数日で大量に作る基礎技術を開発した。インフルエンザウイルスのワクチンは、作製に半年かかる鶏卵を使う手法から、約2カ月ですむ細胞培養技術への切り替えが進む。
            【日経産業新聞 2011.4.28朝刊 11面】“

”B−007.北海道立食品加工研究センターは、シメジの仲間「コムラサキシメジ」に、血管に詰まった血の固まり(血栓)を溶かす効果があることが分かったと発表した。実験では血栓を溶かす効果がある納豆の4〜5倍の量の血栓が溶けた。同センターは新しい健康食品の開発を進め、心筋梗塞などの予防に生かしたい考え。
         【北海道新聞 2011.4.28夕刊 12面】“

”B−008.農事組合法人三留生産組合と福井県食品加工研究所は、発芽大豆を使った納豆を開発した。発芽させることでアミノ酸の一種、ギャバの含有量を増加させ、大豆100グラム当たり18ミリグラムのギャバ含有量を実現した。ギャバは血圧を下げたり、ストレス軽減効果があるとされる。
              【福井新聞 2011.4.29朝刊  4面】“

”B−012.ライオン(株)は、首都大学東京と共同で、ニンジンの一種で漢方薬の原料になる田七人参に含まれる成分が、血糖値を下げることを解明した。今後は、サプリメントなどの試作品を作って効果を確かめ、実用化を目指す。
          【日経産業新聞 2011.4.28朝刊 11面】“





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