MICS NEWS Vol.12 Number 4
  
           2.食の安全
             

”D−022.愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所は、漢方薬原料のカワラヨモギの抽出物と微細孔フィルム包装(MA包装)を活用することで、「不知火」などの中晩かん類を7月上旬まで品質を保ったまま保存できることを突き止めた。カワラヨモギには、糸状菌に高い抗菌性をもつ成分「カピリン」が含まれる。
         【日本農業新聞 2011.7. 6朝刊 14面】“


”D−023.熊本県農業研究センターは、7月に出荷する「不知火」が食べておいしく感じられる果実品質を明らかにした。3月上旬にクエン酸濃度が1.6%以下、糖度13.5以上の果実を選び、劣化のスピードを遅らせる包装資材のP−プラスで個装して16度ほどで貯蔵する。
            【日本農業新聞 2011.7. 6朝刊 14面】“


”D−024.アイスマン(株)は、(株)久留米リサーチ・パークと福岡県農業総合試験場の協力を受けて、食品用鮮度保持剤のパッケージ製造装置を開発した。微細な穴を開けたフィルムに殺菌効果を持つオゾンを封入する。既存のオゾン発生装置と緩衝材をつくる空気封入装置を組み合わせた。
             【日刊工業新聞 2011.7. 7朝刊  7面】“





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