MICS NEWS Vol.12 Number 4
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

"”C−076.北海道立工業試験場、釧路水産試験場は、サケを捕獲後、生きた状態のまま船上で血抜きする「活締め」用装置を開発した。この装置の特徴は、魚体を固定した際に頭から尾にかけて弱い電気が流れること。通電中はサケが暴れなくなる。1時間あたり200匹処理でき、3人がかりの手作業と変わらない。 
            【北海道新聞 2011.6.25朝刊  2面】“


”D−015.高知工業高等専門学校と(株)坂本技研は、農産物などの洗浄に活用できる微細気泡(マイクロバブル)の発生装置を共同開発した。既存の市販装置に比べて約20分の1の大きさの気泡をつくる。微細の気泡で洗浄するので野菜や果実などの洗浄物を全く傷めない。
            【日経産業新聞 2011.6.30朝刊 17面】“


”D−021.マルトモ(株)は、愛媛県産業技術研究所、水産総合研究センターと共同でカツオの中骨からコラーゲンを抽出する方法を開発した。中骨から抽出されるコラーゲンの量は、骨の重量の数%ほどしかないが、1キロ3千〜5千円程度で販売される見込み。
              【愛媛新聞 2011.7. 6朝刊 14面】“


”D−026.岡山県農林水産総合センター森林研究所は、(株)ジャパン緑化、(株)クラレと共同で、夏の省エネルギー対策や、都市部で問題になっているヒートアイランド現象の抑制に役立つ緑化ボードを開発した。緑化ボードは、今まであまり活用されていなかった国産の杉やヒノキの樹皮を利用して作る環境に優しい資材。 
              【日本農業新聞 2011.7. 7朝刊 13面】“


”D−033.農業生物資源研究所発ベンチャーの(株)プリベンテックは、遺伝子組み換えイネから、肌荒れ回復に効果のあるコメの成分を取り出した化粧品「ジュネサンテ美容液」を製品化した。美容液はコメから抽出精製した成分「オリゴペプチド8」と藻類から作った成分「紅藻エキス」を配合した。 
             【茨城新聞 2011.7. 7朝刊  8面】“






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