MICS NEWS Vol.12 Number 4
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             


”C−077.東京農業大学は、特定の遺伝子を強化して記憶力抜群の「スマート(賢い)マウス」を作ることに成功した。認知症の治療薬開発などに役立つと期待される。遺伝子組み換え技術を使って記憶力を高めたマウスを作製した。学習能力を高めたマウスはこれまでに作られていたが、記憶力を高めたマウスは初めて。
            【読売新聞 2011.6.26朝刊 19面】“


”C−070.大阪保健医療大学と岐阜薬科大学は、マウスを使い、東南アジアで取れるフルーツの一種「マンゴスチン」の皮から取れる成分に、乳がんの増殖を抑える作用があることを明らかにした。乳がんの新しい治療薬の開発につながる可能性がある。
             【日刊工業新聞 2011.6.21朝刊 26面】“


”C−073.石川県農業総合研究センターと石川県立大学は、共同で七尾市の伝統野菜「中島菜」に電気を通す処理を加え、血圧上昇を抑える効果を約3倍に高める技術を確立した。電気を流すことで、中島菜の細胞膜に微小な穴が開き、血圧を抑える含有物質が細胞間を活発に移動して化学反応が促進し、抑制機能が高まる。 
          【北国新聞 2011.6.23朝刊 39面】“


”C−077.東京農業大学は、特定の遺伝子を強化して記憶力抜群の「スマート(賢い)マウス」を作ることに成功した。認知症の治療薬開発などに役立つと期待される。遺伝子組み換え技術を使って記憶力を高めたマウスを作製した。学習能力を高めたマウスはこれまでに作られていたが、記憶力を高めたマウスは初めて。 
           【読売新聞 2011.6.26朝刊 19面】“


”C−080.京都大学と九州大学は、花粉症の抑制にかかわる体内のたんぱく質の構造を解析した。花粉症の薬が作用する部位を特定しており、副作用の少ない新薬の開発に役立つ成果。 
            【日経産業新聞 2011.6.23朝刊 11面】“


”D−016.東京大学は、免疫反応を抑える人工DNA(デオキシリボ核酸)を開発した。免疫の異常で起きるとされる多発性硬化症などの難病治療に役立つ可能性がある。多発性硬化症モデルマウスに人工DNAを注射すると、症状をほぼ抑えることができた。
              【日経産業新聞 2011.7. 1朝刊 11面】“


”D−035.森永乳業(株)は、理化学研究所との共同研究で独自に保有する「ビフィズス菌 BB536」が大腸がんのリスク要因とされる「毒素産生型フラジリス菌」を減らす効果があることを突き止めた。
            【日経産業新聞 2011.7. 7朝刊 17面】“


”D−036.静岡県立大学と静岡県立大学短大部、農研機構果樹研究所は、ミカンを食べると老化予防につながる可能性を、マウスを使った研究で裏付けた。温州ミカンに多く含まれる抗酸化物質「βクリプトキサンチン」が要因。
            【日本農業新聞 2011.7. 7朝刊  1面】“


”D−040.早稲田大学理工学術院は、ヒト染色体の中心に当たる部分で、細胞分裂などを正確に管理するのに必要なセントロメア領域の基本的な立体構造を世界で初めて解明した。細胞が自己複製する際の重要な仕組み解明、ダウン症や細胞のがん化機構の理解を進めるうえで、大きな発見といえる。 
           【化学工業日報 2011.7.11朝刊  9面】“






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