MICS NEWS Vol.12 Number 7
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

”F−082.横浜市立大学と理化学研究所は、マウスを使った実験で、精子の元になる未熟な細胞を体外で完全な精子に成長させることに成功した。できた精子が卵子と授精して子どもに成長することも確認した。人への応用も理論的には可能で、男性の不妊治療などに道を開く成果。
             【朝日新聞 2011. 9.14朝刊 38面】
           【日経産業新聞 2011. 9.14朝刊  7面】“

”G−044.東京大学は、ショウジョウバエやヒトの遺伝子を使い、受精卵から生体に至る過程やがん化などの生命現象を制御する、小さなRNA(miRNA)が作られる仕組みを解明した。人工的なmiRNAを設計することで、miRNAに関わる病気の治療薬の開発が期待できる。
           【日刊工業新聞 2011.10. 7朝刊 19面】“

”G−050.群馬大学は、身体の細胞内でエネルギーをつくる小器官のミトコンドリアの遺伝子が、母親のみから子に受け継がれるのは、受精卵の中で自ら組織を分解する「自食作用」により、父親のミトコンドリアが除去されるためだとする研究結果を発表した。研究成果は、自食作用の異常が一因とされるパーキンソン病などの治療の応用に役立つと期待される。
             【東京新聞 2011.10.15朝刊 30面】 
            【産経新聞 2011.10.15朝刊 21面】“

”G−052.農林水産省は、2012年度から5カ年間の新規プロジェクトとして、ゲノム情報を生かしたウシやブタなど家畜の育種・繁殖技術の開発を手がける。遺伝子の解析に基づく情報を整備し、家畜の生産性向上に結び付く有効な技術に仕上げる。また、疾病予防に優れた効果を示し、経口など投与が簡単なワクチン開発のための技術にも着手する。
           【化学工業日報 2011.10.18朝刊  9面】“





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