MICS NEWS Vol.12 Number 10
  
           2.食の安全
             

””I−088.農林水産省は、玄米に含まれる放射性セシウム濃度が、米ぬかにした場合に何倍になるかを示す「加工係数」を「8」と設定した。同省は、推計のための計算式や、米ぬかなどを用いた製品の安全確保に向け、工程管理や情報伝達を徹底するよう、関係団体や都道府県などに通知した。           
        【日本農業新聞 2011.12.20朝刊  3面】“


”J−034広島県立総合技術研究所農業技術センターは、腐敗の一因とみられる果実への強い衝撃が、収穫から選果までの作業中に加わっていることを突き止めた。発泡スチロールに加速度センサーを組み込んだ「疑似レモン」で作業時の衝撃程度を調べて分かった。収穫籠への投げ込みや、選果場の選果ラインの段差などが原因。      
        【日本農業新聞 2012. 1.10朝刊 14面】“


”J−077.広島県立総合技術研究所農業技術センターは、レモンの予措期間を50〜92日と長くとれば、貯蔵中の腐敗と果皮障害の発生を抑制できることを突き止めた。試験では、予措後にレモンを微細孔フィルムで包装して貯蔵すれば、腐敗と果皮障害の発生を1割程度までに減らせた。予措は適度に果皮を乾燥させ、貯蔵中の呼吸を抑えるための作業。           
        【日本農業新聞 2012. 1.26朝刊 14面】“






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