MICS NEWS Vol.13 Number 3
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

”B−076.徳島県プレカット協会は、建築士や徳島県と共同で、間伐材の徳島県産杉を用いた中空木製平行弦(オープンウエブトラス)構造の骨組み「徳島プレカットトラス」を開発した。トラスは三角形を基本単位として組み込まれた構造の骨組み。強度が安定しており、橋や鉄塔などに用いられている。
             【徳島新聞 2012. 5.24朝刊  9面】“


”C−020.(株)ブリヂストンと味の素(株)は、バイオマス(生物資源)由来のタイヤ向け合成ゴムを共同開発すると発表した。共同開発するのは「イソプレンゴム」。このほど味の素がイソプレンを生産する微生物を開発した。ブリヂストンが独自の触媒技術でイソプレンをゴム化した。
           【日経産業新聞 2012. 6. 1朝刊  2面】“


”C−023.産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センターは、熱などで性質が変わってしまったたんぱく質の構造を元に戻し、本来の機能を回復させる有機ナノチューブゲル(ナノは10億分の1)を開発した。高純度たんぱく質を効率よく作る技術や、酵素とナノチューブを組み合わせたセンサーなどへの活用が期待できる。
     【日刊工業新聞 2012. 6. 4朝刊 17面】“


”C−039.(株)エービーシー商会は、環境に配慮したバイオ樹脂が主成分のシート床材「サンビオス」を発売した。同製品は、小麦などの一般的な穀物の残りかすを用いたバイオ樹脂を主成分としたシート床材で、原材料の製造や製品生産時に発生するエネルギー消費量を抑制できるのが特徴。
     【フジサンケイビジネスアイ 2012. 6. 4朝刊 13面】“


”C−042.北海道立総合研究機構上川農業試験場とホクレンが共同開発した直播向けのイネの品種「ほしまる」が脚光を浴びている。従来の品種より収量が安定して食味が優れているのが特長で、2007年に本格栽培が始まって今年で6年目。粒が大きく、食味は北海道産米のブランドの一つ「ほしのゆめ」と同じ程度。
          【北海道新聞 2012. 6.10朝刊  1面】“


”C−043.動物衛生研究所、(株)免疫生物研究所、和光純薬工業(株)は、共同で、抗菌物質を含む絹糸を作るカイコを開発した。リゾチームと呼ぶ抗菌たんぱく質で、絹糸が汗や水分に触れると溶け出す。抗生物質が働かなくなった病原菌に効く。ブタのリゾチーム遺伝子を卵に入れ、遺伝子組み換えカイコを作った。 
        【日本経済新聞 2012. 6.12朝刊 14面】“


”C−047.農業生物資源研究所は、プライムテック(株)、理化学研究所と共同で、免疫機能が喪失した免疫不全ブタの開発に世界で初めて成功した。この成果を生かし、交配による複合型免疫不全ブタを作出して、ヒト由来細胞を移植させた「ヒト化ブタ」の開発を目指す。開発したブタは、遺伝子組み換えと体細胞クローンの2つの技術を組み合わせ作出した。 
            【毎日新聞 2012. 6.14朝刊 24面】 
            【朝日新聞 2012. 6.14朝刊 37面】
           【日本経済新聞 2012. 6.14朝刊 38面】
           【日経産業新聞 2012. 6.14朝刊 11面】 
            【茨城新聞 2012. 6.14朝刊 21面】  
         【日本農業新聞 2012. 6.14朝刊 13面】 
          【化学工業日報 2012. 6.14朝刊  5面】
             【読売新聞 2012. 6.14夕刊 12面】 
         【時事ドットコム 2012. 6.14配信    】
    【47NEWS(よんななニュース) 2012. 6.14配信    】 
         【NHKニュース 2012. 6.14配信    】 
       【msn産経ニュース 2012. 6.14配信    】







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