MICS NEWS Vol.13 Number 3  
        8.データベース ・ソフト 

             

”B−079.農林水産省農林水産政策研究所は、自宅から離れた生鮮食料品店まで徒歩で行くのが困難な人口の分布を都道府県ごとにまとめた「食料品アクセスマップ」を作成した。2005年の国勢調査、2007年の商業統計調査を基に、生鮮食料品店までの距離が500メートル以上ある人口割合を推計した。マップは同研究所のホームページで公開している。
             【東奥日報 2012. 5.25朝刊 19面】“


”C−008.岡山県農林水産総合センターは、集落営農組織の営農目的に応じた水田利用モデルを作成し、組織設立前に経営面の改善効果を示すシミュレーションシステムを開発した。所得や労働時間の増減を、集落営農全体と参加農家の経営規模別に細かく分析するのが特徴。
           【日本農業新聞 2012. 5.29朝刊 16面】“


”C−035.東北大学などは、肉牛の血液の放射性セシウム濃度から、筋肉の放射性セシウム濃度を推定できることを明らかにした。と畜前の血液検査で、食用部位の牛肉のセシウム濃度が高ければ、出荷見合わせなどの判断がしやすくなる。現在、血中濃度を入力すれば、部位別に濃度を計算するソフトを開発中。
            【日本農業新聞 2012. 6. 7朝刊 14面】“


”C−045.農研機構食品総合研究所は、食品製造業の衛生管理に利用できる食品微生物の挙動情報に関するデータベース(DB)「MRV」を開発、タブレットパソコンなど携帯情報端末での使用に適する形式に改良した。「MRV」は、食中毒菌や腐敗菌を含む29種類の菌種、18種類の食品群における各種微生物挙動データ3万件を収録している。
           【化学工業日報 2012. 6.13朝刊  4面】“




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