MICS NEWS Vol.13 Number 5
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              


”D−064.グラフテック(株)は、小型の水分センサーを発売する。地中に埋め込み、土壌に含まれている水分の割合などを測定する。水分の含有量を波形で表す計測器とケーブルで簡単につなげられる。農業・環境分野での研究活動や植物工場での利用を見込む。 
          【日経産業新聞 2012. 7.24朝刊 13面】“


”D−065.(株)IHIスターは、飼料用の牧草や稲ワラなどを集めて1つにまとめる自走式の農機を発売した。小規模農家でも使えるように、牧草をまとめて作る円筒(ロール)のサイズを小型化したのが特徴。円筒にまとめた牧草などをひもで縛り、梱包するまでの作業を自動でできる。 
          【日経産業新聞 2012. 7.24朝刊 13面】“


”D−068.マルサンアイ(株)が2009年に発売した豆乳飲料「ひとつ上の豆乳」の売れ行きが好調だ。農研機構東北農業研究センターが育種した青臭さの原因となる発生酵素を無くした大豆の新品種「きぬさやか」を使用することでスッキリとした飲み口を実現した。
           【日経産業新聞 2012. 7.26朝刊  8面】“


”E−006.アサヤ食品(株)は、山梨県産桃のブドウ酢漬けを商品化した。これまで捨てていた摘果した桃の実を活用し、オリジナルのブドウ酢などに漬け込んだ。直径3センチほどの桃を、自社オリジナルのブドウ酢や桃果汁、はちみつなどでつけ込んでいる。種はないため丸ごと食べることができ、こりこりした食感がある。
      【山梨日日新聞 2012. 7.28朝刊  7面】“


”E−010.京都府農林水産技術センター畜産センター は、(株)ナベルと共同で、鶏卵洗浄から排水浄化まで一連の処理を行う装置を開発した。殺菌剤を現在の洗浄処理装置で使われている次亜塩素酸ナトリウムから、卵殻が傷みにくい水酸化カルシウムに換え、ほぼ同等の殺菌効果を得ながら、鮮度保持の効果を上げる。
        【日本農業新聞 2012. 7.31朝刊 16面】“


”E−026.水産総合研究センター、(株)七つの海、ニチモウ(株)は、共同で、海苔の消費拡大と高付加価値化のための新規用途開発を目指し、海苔エキス(スサビノリエキス)を含む化粧品を開発した。海苔には紫外線を無害化するマイコスポリン様アミノ酸(MAA)が含まれていることを発見したうえで、人の細胞にも同様の効果があることを見出した。 
          【化学工業日報 2012. 8. 7朝刊  5面】“






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