”E−057.オランダのフローニンゲン大学は、肥満防止に役立つ食品加工技術を開発した。ポテトフライなどジャガイモ製品に含まれるでんぷんを新開発の酵素で加工処理する技術。ジャガイモのでんぷんをこの技術で処理すると、でんぷんに含まれるグルコースがゆっくり放出される徐放効果により、長時間にわたって空腹感を抑える。 【日刊工業新聞 2012. 8.21朝刊 25面】“ ”E−069.米化学大手デュポンの種子開発子会社パイオニア・ハイブレッド・インターナショナルは、動脈硬化の予防につながる「オレイン酸」を通常の3倍含む油が取れる大豆を日本市場に投入する。遺伝子組み換え技術で大豆品種を開発、日本政府の安全性試験に合格した。 【日経産業新聞 2012. 8.23朝刊 1面】“ ”F−021.森林総合研究所は、スギに花粉を作らせなくさせる遺伝子「ms1」の遺伝子地図(染色体のどこにあるのかを示すデータ)を作製し、地図上の位置の特定に成功した。同遺伝子の近くに存在する特徴的な配列を持つDNAマーカーも見つけ、これを利用することで無花粉スギをほぼ100%に近い精度で識別することができる。 【化学工業日報 2012. 9. 4朝刊 4面】 |
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