MICS NEWS Vol.13 Number 6  
        8.データベース ・ソフト 

             

””E−056.経済産業省は、2013年度から医薬品や食品、化学製品などの開発に有効な微生物の遺伝子情報の整備に乗り出す。微生物が持つ機能や安全性などを遺伝子レベルで解析してデータベース化し、企業や大学の研究機関に提供する。遺伝子レベルでの情報を、画期的な製品の開発や新産業の創出につなげたい考え。
  【フジサンケイビジネスアイ 2012. 8.20朝刊  4面】“


”F−018.北陸先端科学技術大学院大学は、3D印刷技術を応用し、タンパク質の骨格構造が透明なシリコーン樹脂で覆われた分子模型を作製する技術を開発した。この模型の優れた点は、利用者が手元で透明樹脂内部に埋め込まれた主鎖構造を眺めながら、分子の表面構造を触って確認できるところ。  
           【科学新聞 2012. 8.31   16面】“


”F−027.(株)日立製作所は、9月末に青森県内で、クラウドを活用した農業支援サービスの実証実験を開始する。青森県立五所川原農林高校と組み、生育データをクラウドに収集、解析する。果樹や花の栽培に最適な環境づくりにつなげるほか、交流サイト(SNS)を使い農産物の販促を支援する。  
         【日経産業新聞 2012. 9. 4朝刊  3面】“


”F−052.福井県工業技術センターは、気温や照度、地温・水温を自動測定し、非接触でデータを転送できる「気象環境観測用RFIDセンサータグ」を開発した。将来的には、農作物の収穫時期予想や病害虫の発生予察などへの活用が期待できる。記録されたデータは、RFIDリーダーを近づけるだけで無線で読み取ることができ、パソコンに記録する仕組み。 
            【福井新聞 2012. 9.15朝刊  6面】“




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