MICS NEWS Vol.13 Number 8
  
           2.食の安全
             

”H−006.福島県農業総合センターは、農作物を乾燥させた加工食品の一部から高濃度の放射性セシウムが検出されている問題で、ちりやほこりが舞いやすい条件下で乾燥させると濃度が高まることを確認にした。同じ場所でも地面に近い方が高い位置にあるものより十倍高い数値が出た。 
            【福島民報 2012.10.30朝刊 25面】“


”H−019.東京大学と農業環境技術研究所は、コメが土壌中の重金属であるカドミウムを吸収するのを抑える働きを持つ遺伝子を突き止めた。この遺伝子を通常の交配で既存のコシヒカリなどに導入すれば、健康被害などが指摘されているカドミウムをほとんど含まないコメができる。カドミウムは毒性の強い重金属で、イタイイタイ病の原因にもなった。 
          【日本経済新聞 2012.11. 6朝刊 15面】
           【日経産業新聞 2012.11. 6朝刊 10面】
             【東京新聞 2012.11. 6朝刊  2面】 
          【日本農業新聞 2012.11. 6朝刊 14面】 
          【化学工業日報 2012.11. 6朝刊  5面】 
          【日刊工業新聞 2012.11. 6朝刊 19面】 
            【北国新聞 2012.11. 6朝刊 29面】  


”H−047.大阪府立環境農林水産総合研究所は、花をつぼみ期に収穫し温度条件を制御することで、計画出荷を実現する技術開発にめどをつけた。新たに開発した技術は切り花を長持ちさせる開花液と、開花のための環境制御法、開花調節を行う指標となる需要予測システムなどで構成し、開花調節がしやすいよう、つぼみの状態で出荷する。
【日刊工業新聞 2012.11.16朝刊 15面】“





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