MICS NEWS Vol.13 Number 9  
        8.データベース ・ソフト 

             

”I−043.農業生物資源研究所は、田植えをしてからイネが実るまでに、葉の中にあるほぼすべての遺伝子がどう働くかを予測するシステムを開発した。気温や湿度などの気象データと田植えからの日数、時刻を入力すれば、個別の遺伝子の働きを推定できる。肥料や農薬を散布する最適な時期を割り出し、コメの収量を増やせると期待される。
           【日経産業新聞 2012.12. 7朝刊 10面】
           【日本農業新聞 2012.12. 7朝刊 18面】 
          【化学工業日報 2012.12. 7朝刊  4面】 
          【日本経済新聞 2012.12. 7夕刊 14面】 
          【日刊工業新聞 2012.12.11朝刊 15面】 


”I−047.ヤンマー(株)は、全地球測位システム(GPS)や無線通信を使った農業機械や建設機械向けの遠隔管理システムを開発した。2013年1月から大型農機に搭載し、順次搭載機種を建機や船舶用エンジンなどに広げていく。システムは農機や建機から位置や稼働状態などの情報がリアルタイムでヤンマー(株)のデータセンターに送られる仕組み。
           【日経産業新聞 2012.12. 6朝刊 15面】“


”I−051.福島県農業総合センターは、福島県ハイテクプラザ、アサヒ電子(株)と共同で、スマートフォン(多機能型携帯電話)を活用するトラクター転倒通報システムを開発した。スマートフォン専用に開発したアプリケーションソフトがトラクターの転倒を認識し、転倒した場所の位置情報をセンサーで取得した上で、その位置情報を添付したメールを登録先に自動送信する仕組み。
           【日本農業新聞 2012.12.12朝刊 16面】
             【福島民報 2012.12.12朝刊 21面】 
            【福島民友 2012.12.12朝刊 23面】“


”J−001.立命館大学は、植物の健康状態を観測できるワイヤレス植物モニタリングシステムを開発した。植物の管を通る樹液などの水分と、植物に刺した針電極の亜鉛が反応して発生する微小な電気を蓄積する。一定の電力量をためた時点で植物発電センサー内の送信機から受信機へとワイヤレスで送信する仕組み。 
          【日刊工業新聞 2012.12.24朝刊 13面】 
          【日本経済新聞 2012.12.26朝刊 16面】“





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