MICS NEWS Vol.13 Number 11
  
           2.食の安全
             

”K−028.広島県立水産海洋技術センターは、広島名産のむき身生カキの消費期限を4日間から6日間に延ばす出荷方法を考案した。むき身処理から輸送までの全工程を0度近くで管理すると鮮度を維持できることを確認した。  
           【中国新聞 2013. 2.10朝刊 24面】“


”K−043.農研機構果樹研究所などの研究機関と企業が、仙台空港(宮城県名取市)を利用したリンゴなど高品質果実の個人携行輸出システムを構築する実証研究を始めた。外国人が好む品種を見つけて栽培し、相手国の検疫をクリアできる病害虫対策を確立、傷つけずに運べる専用パックなどを開発する。
           【日本農業新聞 2013. 2.19朝刊 14面】“


”K−049.福島県農業総合センターは、低レベルの放射性セシウムを含む牧草飼料(1キロ当たり20〜50ベクレル)を乳牛に与えても、生乳に移行する値は食品衛生法の基準値(50ベクレル)を大幅に下回ることを確認した。低レベルの放射性セシウムを含む牧草飼料を乳牛に与えた場合の生乳への移行係数は0.0038だった。
   【福島民報 2013. 2.21朝刊 23面】“


”K−051.千葉県農林総合研究センターは、植木を安全に輸出するための技術を確立した。輸送時の温度を一定に保持し、植木をポリフィルムで被覆することで安全に輸送することを可能にした。長期輸送時における最適な温度を検討し、コスト面を考慮すると5度Cが適正とする結果が得られた。 
          【化学工業日報 2013. 2.22朝刊  4面】“


”K−052.水産総合研究センターは、2月20日に東京・千代田区のイイノホールで、第10回成果発表会「東日本大震災と放射能の影響解明−水産業の復興に向けた調査研究」を開催し、放射能モニタリング調査のデータなどをもとに、「海産生物内の放射性セシウム濃度は全体的に低下傾向にある」と発表した。 
      【日刊水産経済新聞 2013. 2.22朝刊  1面】“





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