MICS NEWS Vol.14 Number 2
  
           2.食の安全
             

”A−069.農林水産省、農研機構、農業環境技術研究所は、共同で、ダイズおよびソバの栽培における放射性セシウム濃度を低減するための「放射性セシウム濃度が高くなる要因とその対策について」(中間とのまとめ)を公表した。地域の施肥基準を超えない範囲で硫酸カリや塩化カリを施肥することが有効であるとしている。
      【化学工業日報 2013. 4.26朝刊  4面】“


”B−004.岐阜県河川環境研究所は、伊勢湾でカタクチイワシの子どもが少なければ、長良川のアユは大漁−こんな研究結果を発表した。伊勢湾のカタクチイワシや、餌となる動物プランクトンの数から、長良川を遡上する天然アユの量を予測する手法を確立。これを基にアユの放流量を調整すれば、アユの大型化や漁獲増につなげることが可能。
【中日新聞 2013. 5. 1朝刊  3面】“


”B−010.長崎県農林技術開発センターは、種ショウガを温湯消毒して根茎腐敗病を防ぐ技術を確立した。植え付け前に10分間、温湯に浸す方法で、最初の2分間は52度、その後の8分を50度で処理する。従来、土壌消毒に広く使われた臭化メチル剤は、2012年末で全廃となり、農研機構を中心とした代替技術開発の一環で研究した。
           【日本農業新聞 2013. 5. 3朝刊 14面】“


”B−016.農林水産政策研究所は、このほど「2011年度世界の食料需給の中長期的な見通しに関する研究報告書」をまとめた。独自に開発した「世界食料需給モデル」に基づく予測の結果、21年における主要穀物の生産量は、基準年(09年)に比べてコムギが19%、トウモロコシが26%、コメが18%、ダイズが32%、それぞれ増加する見通し。
           【化学工業日報 2013. 5. 8朝刊  4面】“


”B−029.JA筑前あさくら、九州大学、福岡県農業総合試験場、(株)前川製作所、昭和電工ガスプロダクツ(株)は共同で、二酸化炭素を利用した柿の害虫フジコナカイガラムシの殺虫装置を開発した。柿の品質を維持しながら、安全と省力を両立、致死率を100%にする。試作機は一度に1.5トンの処理が可能で、手間とコスト、時間を大幅に圧縮できる。
           【日本農業新聞 2013. 5.13朝刊  1面】“


”B−030.北海道大学大学院水産科学研究所は、日油技研工業(株)と共同で、チルド食品の安全性を確保するため有害な菌類の増殖状況を把握する温度管理インジケーターを開発した。開発した装置は、温度×時間の積算温度で色が変わる超小型で、リステリア菌の増殖状況が簡単に分かるようにした。  
          【日本食糧新聞 2013. 5.13朝刊 12面】“


”B−039.農研機構作物研究所は、5月15日に茨城県つくば市の同所で、2013年度の東日本地域麦類育成系統立毛検討会を開催した。道府県の研究機関の関係者や製粉・製麺業者らが参加し、六条大麦「カシマゴール」など有望系統・品種について情報交換した。「カシマゴール」は作物研究所が育成した品種で、縞萎縮(しまいしゅく)病に強く、かんが折れにくい。 
          【日本農業新聞 2013. 5.16朝刊 18面】“


”B−042.農研機構食品総合研究所は、オオムギやコムギにあるカビ毒(マイコトキシン)のうち、主な5種類を同時に分析できる技術を開発した。食品や農薬の成分分析に使われる高感度な質量分析装置を活用した。同時に複数の種類を測定することで、従来に比べて測定の手間を省けるほか、精度も高まる。  
         【日経産業新聞 2013. 5.17朝刊 10面】“






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