MICS NEWS Vol.14 Number 3
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

”B−057.北海道大学は太陽化学(株)と共同で、果物や野菜が腐りやすくなるエチレンガスを低温の状態でも分解できる触媒を開発した。冷蔵庫などでも使え、果物や野菜を長持ちさせられる。直径数ナノ(ナノは10億分の1)メートルの細い穴を持ち、主に触媒に使う「メソポーラスシリカ」の穴の中に白金の微粒子を入れると、非常に強い触媒になることを突き止めた。 
          【日経産業新聞 2013. 5.27朝刊  9面】
           【化学工業日報 2013. 5.28朝刊  5面】“


”B−060.北海道漁業協同組合連合会は北海道総合研究機構工業試験場の支援・協力を得て、コンブの天日干し作業などを軽減する「漁業用アシストスーツ」を開発した。このスーツは背中の部分にアシスト材として棒状の弾性部材(FRP製8本)を配置。前屈姿勢でたわんだ際、復元力が発生し、上半身を持ち上げる方向で作用する仕組み。
         【日刊水産経済新聞 2013. 5.29朝刊  8面】“


”C−021.小玉醸造(株)は、焼酎原料甘藷(かんしょ)の新品種「黄金まさり」を初めて使った焼酎「おび蒸溜屋 黄金まさり(通称・夏の潤平)」を限定販売している。白系甘藷の黄金まさりは、農研機構九州沖縄農業研究センターが開発した品種で、高デンプンで病害虫に強く、表面に凹凸が少ないのが特徴。貯蔵性にも優れ、安定して利用できる。 
          【宮崎日日新聞 2013. 6. 7朝刊  7面】“






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