MICS NEWS Vol.14 Number 3  
        8.データベース ・ソフト 

             

”B−047.北海道立総合研究機構の十勝農業試験場と根釧農業試験場は、酪農家自身が集計、分析できる牛乳生産費集計システムを開発した。出費や飼養頭数などを基に、農水省の農業経営統計調査に準じた簡易的な集計が可能。集計の結果から、1頭当たり乳量をどれだけ生産すると利益が出るか、損益分岐点が分かる。
         【日本農業新聞 2013. 5.21朝刊 18面】“


”C−001.兵庫県立農林水産技術総合センターは、酒米「山田錦」の田植えをする最適日を、田んぼ単位で予測できるシステムを開発した。温暖化の影響で、品質低下が問題となる中、生産農家に、きめ細かな作付けの指導や助言ができ、質の高いコメを安定して収穫できると期待される。
              【神戸新聞 2013. 5.30朝刊 26面】“


"C−043.農研機構食品総合研究所は、食肉にいる大腸菌の数を数分で推定で きるシステムを開発した。生肉の表面に光を当てて出てきた蛍光の情報を専用ソ フトで解析して菌数を推定する。菌を培養する方法に比べて簡便で、食肉加工工 場などの品質管理に使える。開発したシステムは、蛍光分光技術と、専用ソフト が入ったコンピューターを使う。
           【日経産業新聞 2013. 6.20朝刊 11面】 "






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