”M−006.岡山大学大学院は、マッシュルームから歯周病予防に効果がある成分を抽出し、きな粉と混ぜた機能性食品の試作品を開発。岡山県瀬戸内市でマッシュルームを生産する三蔵農林が原料を提供し、調理以外の活用法を模索。マッシュルーム消費拡大につなげる狙いとし、コストを低く抑えるため、石突きなどの非食部を原料に使う研究も進められている。 【日本農業新聞 2014.3.17朝刊 11面】“ ”M−013.ホクレンは、アミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)を増やした米が血圧を下げたり、ストレスを緩和したりする効果がある事を確かめたと発表。研究は消費拡大に向け、米に新たな付加価値をつける狙いがあり、ホクレンはこの成果を生かし、北海道産のGABA米の製造・販売体制を構築したい考え。札幌市で開催した北海道食品機能報告会で発表された。 【日本農業新聞 2014.3.19朝刊 15面】“ ”M−021.農林水産省は、介護用食品の円滑な利用普及に向けた取り組みを進めるため、介護用途で求められる食品の位置付けまとめ作業を開始。高齢者や障害者を対象に噛む・飲み込むなどの食事機能が困難であることを前提に設計したり、栄養改善につながることなどを要件とし、「新しい介護食品」というジャンルを提案。介護をめぐる食品の枠組み、規格、表示方法などについて国の方向性を決める本格議論が始まる。 【化学工業日報 2014.3.20朝刊 5面】“ ”A−047.農業生物資源研究所は、一度治せば花粉を浴びても発症しなくなる原因治療を研究している。コシヒカリの遺伝子に花粉症の原因物質を組み込み、これを半年ほど「1日1膳」食べれば免疫がつき、アレルギー反応がなくなる。淡路島モンキーセンターのサルに「スギ花粉症治療米」を与え実験を行い、血液を調べるとアレルギーを起こすヒスタミンが減少、有効性が確認できたという。その他「食べる薬」について紹介。 【東京新聞 2014.4.3朝刊 1面】“ ”A−083.農林水産省は、理学・工学との連係によるし革新的ウイルス対策技術の研究開発に着手。国際化の進展にともなう動植物のウイルス被害を防止するため、抗ウイルス農薬、動物用医薬品、抵抗性品種や生産現場におけるウイルス検知技術の開発・実用化を目指すもので、来月から研究の拠点となる機関の公募を開始し、6月に採択、17年度以降の実用化を計画している。 【化学工業日報 2014.4.23朝刊 7面】“ ”A−084.熊本県多良木町の養鶏場で確認された高病原性の鳥インフルエンザウイルスについて、遺伝子検査をしていた農研機構・動物衛生研究所(茨城県つくば市)は22日、韓国で流行しているウイルスと「同一の由来であると推定される」と発表。人への直接感染する可能性が低い事も分かったとしてる。 【朝日新聞 2014.4.23朝刊 37面】 【読売新聞 2014.4.23朝刊 37面】 【日本農業新聞 2014.4.23朝刊 2面】 【化学工業日報 2014.4.23朝刊 6面】 【東京新聞 2014.4.23朝刊 30面】 【茨城新聞 2014.4.23朝刊 26面】 【沖縄タイムス 2014.4.23朝刊 8面】 |
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