MICS NEWS Vol.15 Number 5
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

”F−028.山田養蜂場は、グルコサミンとコンドロイチンに酵素分解したローヤルゼリー(RJ)を組み合わせると、新しい骨を作る骨芽細胞の分化(成熟)が促され、骨の健康維持に役立つ可能性があることを明かした。筋力低下の予防効果が報告されている素分解RJの組み合わせは、関節、筋肉、骨の健康を総合に維持しロコモティブシンドロームの予防につながることが期待されている。 
【化学工業日報 2014.9.1朝刊 7面】“


”F−037.日華化学株式会社は、チョウジエキスとローズマリー葉エキスに薄毛を改善する効果を見出した。脱毛酵素と呼ばれる5α―リダクターゼの活性や、男性型脱毛症の原因となっているプロスタグランジンD2(PGD2)の不要な生成を有意に抑えることが判明。男性の薄毛改善に役立つ技術として商品開発に活かし、年齢とともに起こる髪の変化に悩む中高年男性を中心に需要開拓につなげる。
  【化学工業日報 2014.9.3朝刊 7面】“


”F−067.農業生物資源研究所と東京大学医学部付属病院の研究チームは、目の角膜の再生医療に向けた新素材を豚のコラーゲンから開発することに成功したと発表。豚のコラーゲンで角膜曲面に沿った透明な膜を作ることに成功した。ウサギの目への移植実験で、炎症などが起きにくいことを確認した。今後、人の角膜細胞を新素材に重ねて患者に移植する治療法の実用化に取り組む。 
【日本農業新聞 2014.9.20朝刊 15面】
【東奥日報 2014.9.20朝刊 27面】
【日本経済新聞 2014.9.21朝刊 34面】
【産経新聞 2014.9.21朝刊 2面】
【日刊工業新聞 2014.9.22朝刊 17面】
【化学工業日報 2014.9.25朝刊 5面】
【薬事日報 2014.9.26朝刊 2面】


”F−074.山梨大学は、無溶剤ナノファイバーを糸にする製造プロセスを開発。ナノファイバーでひもを結ったり、布を織る事が可能。表面積を保ったまま機械強度を高められるため、人工血管や縫合糸、高圧下の触媒担体基材などへの応用ができるとし、3年以内の実用化を目指している。 
【日刊工業新聞 2014.9.25朝刊 27面】“


”G−037.神奈川大学は、体の細胞にたまった脂肪を減らす新しい化合物を発見。海辺にすむ細菌の一種から採取。太らない為には、脂肪を取り過ぎないようにするのが普通だが、常識を破る肥満治療薬が出来る可能性もある。沖縄県石垣市の海岸で取った細菌の一種、藍藻から未知の化合物を発見し、培養したマウスの脂肪細胞に投与すると蓄積されていた脂肪が半分に減少。また新しい脂肪ができるのを抑制する働きもあった。 
【東京新聞 2014.10.17朝刊 3面】“







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