MICS NEWS Vol.15 Number 7
  
           2.食の安全
             


”I−030.山形県農業総合研究センター園芸試験場は、ブドウ「シャインマスカット」の長期貯蔵技術を開発。適期に収穫した果房の軸2、3cmをプラスチック製水分補給容器に部分挿入し、0.5℃で貯蔵。4カ月後に商品化率90%を確保し、1月下旬から2月上旬に出荷する体系の実用性を明らかにした。国産端境期に高値販売でき、中華圏の祝日で消費意欲が高まる春節向けの輪出も可能になるという。 
【日本農業新聞 2014.12.5朝刊 18面】“


”I−056.農林水産省は、世界的に猛威を振るっている鳥インフルエンザへの警戒態勢を強化。韓国では今年に入り245件発生し、ヨーロッパでも韓国と同タイプの鳥インフルが広がるなど世界的に多発している。また、国内に既に野鳥による鳥インフルの侵入が認められる事例が続発しており動物衛生課は、人の移動が盛んになる年末年始を前に「家畜の肉を持ち込まないようにするなど、対策を徹底して欲しい」と呼び掛けている。 
【東京新聞 2014.12.14朝刊 6面】“


”I−060.宮崎県は、延岡市の養鶏場で鶏が複数死亡しているのが確認された件で簡易検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザ「H5亜型」を確認。約4000羽を殺処分した。動物衛生研究所で遺伝子解析を行った結果、この疑似患畜が患畜と確認。これを受け農林水産省は、疫学調査チームによる現場調査を行ったが、鶏舎へ外部からの侵入できるような破損個所もなく、入舎時の消毒も適切に行われており、感染経路は推測できないとしている。
  【読売新聞 2014.12.16朝刊 1面】
【読売新聞 2014.12.16夕刊 1面】
【朝日新聞 2014.12.16夕刊 10面】
【西日本新聞 2014.12.16夕刊 1面】
【東京新聞 2014.12.17朝刊 31面】
【宮崎日日新聞 2014.12.17朝刊 1面】
【日本農業新聞 2014.12.18朝刊 1面】
【読売新聞 2014.12.19朝刊 37面】
【日本農業新聞 2014.12.19朝刊 2面】“








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