MICS NEWS Vol.16 Number 2
  
           2.食の安全
             


”C−005.岡山大学は、農産物への放射性セシウムの移行を抑制できる技術を開発。農業用資材として使用される水酸化鉄を含む硫酸塩(中和シュベルトマナイト)を施用する汚染土壌での農産物栽培実験を行ったところ、放射性セシウムの作物への移行が半減した。今回の成果を踏まえ、どのように移行抑制が行われるのかを解明するとともに、民間企業と協力し産業利用に向けた取り組みを進めていく方針。 
【化学工業日報 2015.5.25朝刊 6面】“


”C−045.沖縄県畜産研究センターは、琉球在来豚「アグー」のゲノムを解析、アグーのうま味などに影響している可能性がある遺伝子情報の存在を確認したと発表。優良種の判定は現在、実際の子豚を肥育、屠畜して肉質を確認するため約2年半かかっているが、今回の解析で、遺伝子情報を活用して短期間で優良種を判定できる可能性があり、センターでは今後も研究を進め品種改良の技術やブランド力向上に役立てる考え。
  【沖縄タイムス 2015.6.17朝刊 9面】
【琉球新報 2015.6.17朝刊 5面】“








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