MICS NEWS Vol.16 Number 4
          4.製品開発 … 食品、医療・医薬、サービス etc.              

”E−027.京都府農林水産技術センター生物資源研究センターとMeiji Seikaファルマ梶A京都府立大学が共同開発した、乳酸菌を使用した世界初の農薬が実用化されることになった。Meiji Seikaファルマが「ラクトガード水和剤」として農薬登録を取得。野菜類・いも類の軟腐病に有効で、京都府ではブランド京野菜の産地へ早期導入を目指している。 
【化学工業日報 2015.8.6朝刊 4面】
【日本農業新聞 2015.8.13朝刊 1面】“


”E−039.農研機構生研センターは、ブタンを燃料とするホンダの歩行型農業用トラクター「FV200」と「FFV300」について、小型農業用機械の安全鑑定適合を鑑定。結果、安全要件を満たし、安全鑑定適合機に初めて認められた。安全要件の検討対象は、従来型トラクターの燃料と異なるボンベやその保持部や燃料配管部。このブタンを燃料とする機種はカセットコンロ用のガスボンベ1本で、約1時間の作業ができるという。 
【化学工業日報 2015.8.11朝刊 4面】“


”E−063.キューピーグループのアヲハタは、農研機構九州沖縄農業研究センターと共同で、ジャムの加工に適したイチゴの新品種「夢つづき」を開発。収穫が容易で、病害にも強いなどの特徴がある品種で、ジャムに加工すると甘い香りで果肉感があるという。国内ではこれまで加工用に特化した品種改良がほとんど行われていなかっただけに、国産農産物の価値向上にもつながるとみている。
  【化学工業日報 2015.8.26朝刊 5面】
【日本農業新聞 2015.8.26朝刊 1面】
【日経産業新聞 2015.8.31朝刊 9面】
【日経MJ 2015.8.31朝刊 18面】“


”F−036.JAかごしま茶業は、抗アレルギー機能が研究報告されているメチル化カテキンを多く含むチャ品種「べにふうき」を緑茶ティーバッグに加工し、機能性表示食品として15日より販売。農研機構食品総合研究所と共同で、同成分の含有量が一定範囲内になる生産工程管理法を開発した。抗アレルギー対策で初めて受理されたという。 
【化学工業日報 2015.9.15朝刊 5面】 
【日本農業新聞 2015.9.15朝刊 1面】
【日経産業新聞 2015.9.17朝刊 9面】


”F−049.農研機構近畿中国四国農業研究センターと農事組合法人ファーム・おかだは、急傾斜のあぜで雑草を刈る車両型ロボットの実験を進めている。重労働で危険な作業の負担軽減を目指している。ロボットは走行用ベルトで前後に動き、前部2カ所に付けたナイロンのひもを1分間に7千回転させて草を刈るという。無線で操作し、傾斜40度まで対応可能。一般的な刈り払い機を使った場合と効率を比較しながら操作性を確認した。 
【中国新聞 2015.9.22朝刊 16面】“


”F−050.和歌山大学は、農作業の力仕事の負担を減らそうと、着るだけで約10キロの重さを軽減できる「パワーアシストスーツ」の開発を進めている。作物を入れたケースの運搬や根菜収穫時の中腰作業、傾斜地の歩行などの補助が目的で、10月から本県を含む13県で実証試験を始める計画。高齢化による労働力不足の解消に役立てたいとしている。
  【東奥日報 2015.9.22朝刊 18面】
【秋田魁新報 2015.9.22朝刊 17面】
【岐阜新聞 2015.9.22朝刊 24面】
【大阪日日新聞 2015.9.22朝刊 21面】
【山口新聞 2015.9.22朝刊 15面】
【南日本新聞 2015.9.22朝刊 7面】
【長崎新聞 2015.9.22朝刊 18面】
【河北新報 2015.9.23朝刊 22面】
【中国新聞 2015.9.24朝刊 7面】“


”F−061.新潟県は、非コシヒカリのトップブランドを目指し開発した新プレミアム米「新之助」を24日、時事通信ホールで発表。新潟県では、一定以上の品質を保つため生産、流通の条件を整え、今年度中に品種登録を行い、海外輸出も視野に入れ、競争力の高い有望種として育成していく方針。新之助は耐暑性に優れ、病害中にも強く、草丈が短いため台風やゲリラ豪雨にも倒伏しにくい。大粒で甘さとコク、ほぐれ感があるのが特徴。 
【日本食糧新聞 2015.9.28朝刊 2面】“




もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved