MICS NEWS Vol.5 Number 2  5.製品開発 
             

"K−071.国立国際医療センター研究所と埼玉大学などは共同で、食中毒を起こす病原性大腸菌O−157が放出するベロ毒素が、大腸から血管に侵入するのを防ぐ中和剤を開発。マウス実験では、飲み薬として服用するだけで、溶血性尿毒症症候群や脳症への進行を防ぐ効果が実証された。
(日本農業新聞 2004. 2. 8 11面)
(産経新聞   2004. 2. 8 30面)


"
"K−212.三洋化成工業は、動物由来や遺伝子組み換えによる原料を使用せず、安全性を重視した医薬品製剤原料「ポリソルベート80」を発売。
(日刊工業新聞 2004. 2.24 19面)
(化学工業日報 2004. 2.24  4面)
(薬事日報   2004. 2.27 15面)

"
"L−228.科学技術振興機構は、トウモロコシから機能性甘味料「アラビノース」を大量生産する技術を開発。
   (日本農業新聞 2004. 3.24 11面)

"
"K−097.(独)農業生物資源研究所は、タンパク質の含有量が通常のコメの約半分の新品種を開発。慢性腎不全患者向けに有望で、来秋にも食卓に。新品種は、温暖地での栽培に適した「エルジーシー潤」と、東北南部でも育つ「エルジーシー活」。
(日本経済新聞 2004. 2.13 17面)

"
"L−101.(独)農畜産業振興機構などの研究グループは、脱脂粉乳を原料に使ったみそを開発。味はまろやかで、みそラーメンのスープなどにも利用できる。脱脂粉乳の在庫量は、本年度末には国内消費の7ヶ月分に当たる10万トンに達し、生産者や乳業メーカーは販路拡大を急いでいる。
  (北海道新聞  2004. 3. 9  8面)

"
"L−117.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構畜産草地研究所は、チーズ製造時に発生する副産物「ホエー(乳清)」から、ヨーグルト状飲料を得る方法を開発。
   (日経産業新聞 2004. 3.11 17面)

"
"L−141.91年、当時の果樹試験場安芸津支場が開発したブドウ品種「安芸クイーン」を原料に、広島三次ワイナリー(三次市)は「安芸クイーンワイン」を初めて商品化、販売を開始。
   (中国新聞   2004. 3.13  6面)

"
"L−151.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターと鹿児島県農業試験場は、サツマイモからでんぷん以外の有用物質を抽出できる世界初の実証プラントを開発。今まで捨てられていた物質を取り出すことにより、芋の価値がこれまでの5倍になると試算される。
   (日本農業新聞 2004. 3.16  1面)
   (化学工業日報 2004. 3.16  8面)

"
"L−166.千代の園酒造(熊本県山鹿市)は、祟城大学(熊本市)と共同で、アントシアニンを多く含む紫サツマイモの「アヤムラサキ」を使った醸造酒「ぱーぷる」を開発。4月12日に販売開始する。
   (日刊工業新聞 2004. 3.17 23面)

"
"L−187.新潟県作物研究センターは、大吟醸クラスの醸造に適した酒造好適米を開発。「山田錦」と「五百万石」を交配させて、系統名「新潟酒72号」を開発し、4月にも県が名称を決め種苗登録を申請する。
   (新潟日報   2004. 3.19  5面)

"
"L−188.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターと原酒造(柏崎市)は19日、グルテリンが少ない米「春陽」を使った、雑味の少ない香りの良いすっきりした淡麗なのどごしが特徴の、新しいタイプの日本酒「初摘み春陽」を製品化。「春陽」は米の表面を削る作業をあまりしなくても、良質の日本酒ができる。
   (日本農業新聞 2004. 3.20  5面)
   (日経産業新聞 2004. 3.22  9面)
   (新潟日報   2004. 3.20  6面)
   (日本農業新聞 2004. 3.22  2面)
   (化学工業日報 2004. 3.23 13面)

"
"L−251.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターと原酒造(柏崎市)は19日、グルテリンが少ない米「春陽」を使った、雑味の少ない香りの良いすっきりした淡麗なのどごしが特徴の、新しいタイプの日本酒「初摘み春陽」を製品化、24日から発売すると発表。
  (上越タイムス 2004. 3.21  3面)
  (上越よみうり 2004. 3.20  1面)
  (新潟日報   2004. 3.20  6面)

"
"K−257.イトーヨーカ堂は、十億分の1メートル単位のナノテクノロジーを応用した、水やコーヒーを弾く「ナノテク衣料」の販売を3月中旬から始めると発表。
(産経新聞   2004. 2.27 10面)

"
"K−105.ソニーは三菱樹脂と共同で、バイオマスから作る植物原料プラスチックの難燃性を高める技術を開発。無機系難燃剤の水酸化アルミニウムを採用し、従来の射出成型機をそのまま使うことができる加工技術を実用化。
(日経産業新聞 2004. 2.13  9面)

"
"L−214.栄研化学は、循環式浴槽や温泉などで生息するレジオネラ属菌を迅速に検出できる試薬キットを開発。
   (化学工業日報 2004. 3.23 12面)

"
"K−070.東洋インキ製造は、笹から黄色ブドウ球菌や大腸菌、インフルエンザウイルスなどに高い抗菌・滅菌能力を持つ有効エキス(TWEBS)を使った、抗菌・抗ウイルス対応マスクを販売する。インフルエンザやSARSウイルスに高い抗菌、不活化効果があるという。
(化学工業日報 2004. 2. 9  4面)

"
"K−134.中外製薬は16日、親会社のロッシュから輸入販売している、抗インフルエンザ薬「タミフル」の国内生産の検討に入った。タミフルは、インフルエンザA・B型の治療のほか、鳥インフルエンザにも効果があるとされる。
(産経新聞   2004. 2.17  9面)

"
"K−171.井原水産(北海道留萌市)は、サケの皮からゼラチンを製造し近く販売を開始する。BSE発生国の牛の背骨を原料とした医薬品の使用を禁止する方針を受け、価格はほ乳類ゼラチンに比べ2倍以上となるが、代替需要が見込めると判断した。
(日経産業新聞 2004. 2.19  1面)

"
"K−213.ダイレク(広島県呉市)は、路面の凍結・スリップ防止パネルを製品化した。開発は、グレーチングの製造技術を基本にして、格子の間に特殊ゴムを埋め込むことで、車のスリップを防ぐと同時に、車が通過する振動で表面に付着した雪や氷を飛散させ路面の凍結を防ぐ。
(日刊工業新聞 2004. 2.24 21面)
(中国新聞   2004. 2.25  7面)

"
"K−225.中外製薬は、抗インフルエンザ剤「タフミル」を国産化する方針を固めた。鳥インフルエンザに効能がある唯一の製品であるとして、厚生労働省の国内製造要請を受けたもの。
(化学工業日報 2004. 2.23  8面)

"
"L−099.関東学院大学表面工学研究所はトヨタ自動車と共同で、有害物質を使わない環境に配慮した新しい樹脂メッキ技術を開発。光触媒の二酸化チタンを用い化学結合により、強化プラスチックなどの樹脂製品に金属メッキを施す。
  (東京新聞   2004. 3.10  8面)

"
"L−118.埼玉県農林総合研究センターは、香りのするシクラメンの開発に取り組み、新品種「芳香シクラメン」を開発。年内にも一般向けに販売する。
   (日経産業新聞 2004. 3.11  1面)

"
"A−004.日本原子力研究所は住友電工ファインポリマーと共同で、高温にも耐えられる生分解性樹脂の製造技術を開発。
   (日経産業新聞 2004. 3.29 10面)
   (科学新聞   2004. 3.26  4面)

"
"A−039.同仁化学研究所は、培養細胞にDNAやsiRNAを効率よく導入できる陽イオン性脂質遺伝子導入試薬を発売。
   (化学工業日報 2004. 4. 1  4面)

"
"A−051.ゴールドエッグ(吹田市)は、特殊な餌でサルモネラ菌をウズラの体内から排除し、臭みがなく味にコクのある生食用ウズラの卵を発売。木酢液を炭素粉末に吸着させた素材「ネッカリッチ」を混ぜた餌を与えることで、ウズラの体内にサルモレラ菌がいても菌を吸着して排除する機能があるという。
  (日経産業新聞 2004. 4. 2 15面)

"
"A−053.ヤンマー農機は、イチゴの糖度を1個ずつ光センサーで測定する選果システムを開発。福岡県内のJAで試験的に選果しているが「検査基準が明確になる」と好評。
   (日本農業新聞 2004. 4. 2  1面)

"
"A−088.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターと原酒造(柏崎市)は、低グルテリン米「春陽」を使った、新しいタイプの日本酒を開発。雑味の少ない香りの良いすっきりした淡麗なのどごしが特徴の「初摘み春陽」を製品化した。日本酒の需要拡大につながることを期待しているという。
  (日刊アグリ・リサーチ 2004. 3.26  8面)

"
"A−110.国立感染症研究所と栄研化学は共同で、鳥インフルエンザウイルスに感染しているかどうかを30分で簡便に検出する技術開発に成功したと発表。鳥インフルエンザのたんぱく質「H5亜型」のタイプだけを検出することができる。
   (日本農業新聞 2004. 4. 8  9面)

"
"A−122.東京電機大学は、有害重金属や発がん性物質の発生を抑えるタバコを開発。タバコの葉の表面をアパタイト微粒子でコーティングし、有害物質を葉の中に残すことを可能にした。有害物質を除去できるタバコの開発は世界初。
   (日刊工業新聞 2004. 4. 9  1面)


"
"A−139.井原水産(留萌市)は、サケの皮から作ったコラーゲンでアレルギーの心配がほとんどなく、細胞の増殖スピードも豚由来の培養ゲルに比べ約2倍という細胞培養用のゲルを開発。
   (日経産業新聞 2004. 4.14  9面)

"
"A−180.米ジェネティック・セイビングズ・アンド・クローン社は、ペットの猫のクローンづくりに乗り出す。11月にも商業化初のクローン猫が誕生する予定。費用は1匹約5万ドル(約525万円)で既に8匹の予約があるという。
   (日刊スポーツ 2004. 4.20 20面)

"
"A−183.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターと原酒造(柏崎市)は、グルテリンが少ない米「春陽」を使った、雑味の少ない香りの良いすっきりした淡麗なのどごしが特徴の、新しいタイプの日本酒「初摘み春陽」を発売した。
   (読売新聞   2004. 4.14 33面)
   (毎日新聞   2004. 4.20 22面)

"
"A−191.西尾農産(北海道美唄市)は、イチゴの新品種「恋つむぎ」を開発。種苗登録の準備を進めている。明治時代に、皇室の食卓にも上った「御料イチゴ」の特徴を受け継ぎ甘みが強い。
  (北海道新聞  2004. 4.21  4面)

"
"A−203.大成建設は丸紅、サッポロビールなどと共同で、自動車燃料用エタノールを製造する新会社「バイオエタノール・ジャパン・関西」を設立。建設廃木材から自動車燃料を製造し、販売事業者向けに出荷予定。大阪府内にエタノール製造プラントを建設し、07年度から量産を始める。
   (日刊建設工業新聞 2004.4.23  3面)

"
"A−207.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構花き研究所は、サントリーなどと共同で、花の色を左右するとみられる遺伝子を、植物細胞に効率的に導入する技術を開発。青い菊を生み出すことをめざしている。
   (日本経済新聞 2004. 4.23 17面)

"
"A−221.理化学研究所は、魚の病気19種類にかかわるDNAを紙に染みこませた「アクアDNAブック」を作製。紙を水に溶かして試料と反応させれば、2時間以内に病気を診断できる。普通の本と同様の管理で約1年間は保管できる。
  (日本経済新聞 2004. 4.23 17面)
  (日経産業新聞 2004. 4.23  8面)

"
"B−031.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターと原酒造(柏崎市)は、グルテリンが少ない米「春陽」を使った、雑味の少ない香りの良いすっきりした淡麗なのどごしが特徴の、新しいタイプの日本酒「初摘み春陽」を開発。
   (日本農民新聞 2004. 4.25 10面)

"
"A−031.英ウエルカム・トラスト・サンガー研究所と米スタンフォード・ヒトゲノム・センターはどは、24種類あるヒトの染色体のうち13番と16番の全遺伝情報を完全に解読。これで9種類の染色体のゲノムが完全解読された。
   (日刊工業新聞 2004. 4. 1 29面)
   (毎日新聞   2004. 4. 1 28面)

"
"A−032.米ベイラー医科大学とセレラ・ジェノミクス社などは、ラットの全遺伝情報の概要を解読。ほ乳類のゲノム解読はヒト、マウスに続き3番目となり、3種のゲノムを比べることで、ほ乳類の進化過程を解明したりすることに役立つと期待される。
   (フジサンケイビジネスアイ2004. 4. 1  1面)
   (日経産業新聞 2004. 4. 1  9面)
   (朝日新聞   2004. 4. 1 37面)
   (日本経済新聞 2004. 4. 1 42面)
   (化学工業日報 2004. 4. 2  1面)
   (読売新聞   2004. 4. 1 18面)
   (日本農業新聞 2004. 4. 1 15面)

"
"A−034.(独)水産総合研究センター中央水産研究所は1日組織改正を行い、新たに水産遺伝子解析センターを新設。
   (日刊水産経済新聞2004. 4. 1  1面)
   (化学工業日報 2004. 4. 2  1面)

"
"A−040.大阪大学は、マウスの胚が胎児に成長する際、頭の位置や身体の左右を決めるのに同じ遺伝子が関与していることを解明。
   (日刊工業新聞 2004. 4. 1 29面)

"
"A−047.大塚製薬は、漫画文庫「OTSUK新漫画ヘルシー文庫」でゲノム研究を取り上げ、ゲノム研究の可能性を紹介。
   (薬事日報   2004. 4. 2  8面)

"
"A−052.農林水産省は1日、日本産農産物の「輸出促進室」を新設置した。輸入拡大を外国政府に要請したり、国内各産地に輸出関連情報の提供などの支援を行う。
  (日本農業新聞 2004. 4. 2  3面)
  (日刊水産経済新聞2004.4. 1  1面)

"
"A−054.米国ジェロン社は、せき髄を傷つけたネズミに、ヒト胚性幹細胞から作った神経細胞を移植して治すことに成功。
   (日本経済新聞 2004. 4. 2 17面)

"
"A−058.(独)さけ・ます資源管理センターは、回遊するサケが生まれた川に帰る際、夜は軌道を見て方向を決めている可能性があることが行動調査で分かった。
   (日本経済新聞 2004. 4. 4 34面)
   (北海道新聞  2004. 4. 4  1面)
   (日本農業新聞 2004. 4. 4  9面)
   (日刊水産経済新聞 2004.4.6  1面)

"
"A−059.理化学研究所は、生物の細胞分裂を制御する機構を解明。DNAの複製など細胞分裂の準備が整うまで、細胞分裂を止めておく仕組みを分子レベルで解明した。
   (産経新聞   2004. 4. 5  9面)

"
"A−061.BSEの全頭検査費用が01年10月から04年3月までに検査キットと設備費だけで約99億円に上り、感染牛1頭を見つけるのに約11億円かかった計算になることが分かった。厚生労働省の調べでは、検査頭数は3月27日までに301万7245頭。
   (毎日新聞   2004. 4. 3夕 2面)

"
"A−062.東京農業大学は、食をめぐる情報を広く市民に発信しようと、「食と農の博物館」を6日、世田谷区の「世田谷キャンパス」にオープンする。
   (毎日新聞   2004. 4. 4 26面)
   (読売新聞   2004. 4. 7 39面)

"
"A−063.東京都環境科学研究所は、東京湾の魚にみられる「メス化」現象の主な原因は、「下水処理水に含まれる天然女性ホルモンの可能性が高い」との調査結果を発表。
   (朝日新聞   2004. 4. 3夕15面)

"
"A−064.日本の住宅地にいるアカイエカの1割以上が、人と鳥の両方を刺すタイプであることが、国立感染症研究所の調査で確認された。西ナイル熱のウイルス媒介の可能性もあると指摘。
   (朝日新聞   2004. 4. 3夕 2面)
   (茨城新聞   2004. 4. 4 21面)
   (日本経済新聞 2004. 4. 4 34面)

"
"A−068.米シカゴ大学は、ペンシルベニア州の約3億7千万年前の地層から両生類の先祖の前足の化石を発見。生物の脚の進化は陸に上がるためではなく、水中で体を支えたり、移動するために発達した可能性があるという。
   (朝日新聞   2004. 4. 2  3面)
   (東京新聞   2004. 4. 2  1面)

"
"A−070.長野県果樹試験場は、リンゴの丸かじりに関する調査結果を発表。リンゴを丸かじりする人はわずか10%で、食べ残す人が多く、理由として「習慣がない」「皮が気になる」「大きすぎる」が多く、同果樹試験場では「1個180グラム前後の小玉生産が必要」という。
   (日本農業新聞 2004. 4. 4  9面)

"
"A−071.地球温暖化対策として全国の農業用水を利用して、ダムを作らないで小規模な水力発電設備を整備しようと、農林水産省ほか関係省庁が連絡協議会を設置。
   (産経新聞   2004. 4. 4  2面)

"
"A−072.住友林業筑波研究所は、醍醐寺のしだれ桜「土牛の桜」を、クローン技術を使って苗の大量生産をすることに成功。植えてから4年目の今春、初めて開花した。
   (日刊スポーツ 2004. 4. 4 22面)

"
"A−073.電力中央研究所は、土壌の浄化に植物を利用した「ファイトリメディエーション」の実用化に取り組んでいる。植物が持つ機能を利用したもので、特別な道具も必要なく、効果が持続し環境負荷が低い。
   (電気新聞   2004. 4. 6 2面)

"
"A−075.中国山東省曹県で、体細胞クローン牛「福福」がメスの牛1頭を出産。子牛は、体温、心拍、呼吸などの身体機能は正常であり、体細胞クローン牛は正常な妊娠・出産する能力があることが明らかとなった。
   (フジサンケイビジネスアイ 2004.4. 6  4面)

"
"A−078.物理学などで論文が引用された回数でみた研究機関の世界ランキングで、東京大学と東北大学が分野別で1位となったことを、米トムソンISIの日本事務所が発表。
   (産経新聞   2004. 4. 6 30面)
   (日刊工業新聞 2004. 4. 6 27面)
   (日経産業新聞 2004. 4. 6  8面)
   (日本経済新聞 2004. 4. 6 38面)

"
"A−081.東京大学は、腸管絨毛にも抗原取り込み細胞のM細胞が存在することを突き止めた。
   (日刊工業新聞 2004. 4. 6 27面)
   (化学工業日報 2004. 4. 6  1面)

"
"A−082.芙蓉パーライト(東京)は、敷き詰めるだけの土壌改良材を商品化した。黒曜石を1千度で熱し気泡を形成したパーライトを、生分解性の紙袋に詰めたもので、1ヶ月程度で紙袋は分解。
   (日経産業新聞 2004. 4. 6  1面)

"
"A−084.産業技術総合研究所は米国ソーク研究所と共同で、たんぱく質やDNAと相互作用して転写過程で遺伝子発現を制御する新規な20塩基対ほどの小さなRNA「smRNA」を発見。
   (科学新聞   2004. 4. 2  2面)

"
"A−086.農林水産省は、「移入種対策に関する措置のあり方について」を受け、トマトなどの受粉に使われているマルハナバチが、屋外へ逃げ出さないよう適正利用を呼びかける通知を全国の農政局に出した。
   (日本農業新聞 2004. 4. 6  9面)

"
"A−087.東京大学は、インフルエンザ治療の特効薬「タフミル」を使った子どものうち約3割から、耐性化ウイルスが見つかったとの調査結果を発表。
   (朝日新聞   2004. 4. 7  1面)


"
"A−096.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターと長崎総合科学大学は、従来より小型のバイオマスを活用した高効率の熱・電エネルギー供給システム「農林バイオマス3号機」を開発し、3月26日に長崎県諫早市で稼働開始した。
   (農業共済新聞 2004. 4. 7  9面)

"
"A−098.米カリフォルニア大学は、異常プリオンが増殖する仕組みの1部を解明。人工的に合成したプリオンを使って異常プリオンが増える様子を調べたところ、補助物質によって正常なたんぱく質が集まり、塊になることが分かった。
   (日経産業新聞 2004. 4. 7  9面)

"
"A−101.兵庫県立生活科学研究所は、イネ科の植物で堤防、河川敷などに生育している「チガヤ」が、屋上緑化による断熱効果の試験結果、高い断熱効果があることを確認。
   (日刊工業新聞 2004. 4. 8 13面)

"
"A−108.農林水産省、経済産業省、国土交通省は、農業用水を利用した小水力発電にかかる関係省庁連絡会議を設置。小水力発電に関する情報の共有化や効率的な施策展開を進める方針。
   (環境新聞   2004. 4. 7  8面)

"
"A−109.立教大学と慶応大学などは共同で、約20億年前に誕生したとみられる最古の植物、単細胞の藻類「シゾン」のゲノムを完全解読。生物の進化過程や構造の基本原理を探る重要な手がかりになるとしている。
   (産経新聞   2004. 4. 8 30面)
   (常陽新聞   2004. 4. 8 10面)
   (東京新聞   2004. 4. 8 30面)
   (日本農業新聞 2004. 4. 8 13面)
   (日本経済新聞 2004. 4. 8 38面)
   (毎日新聞   2004. 4. 8 25面)

"
"A−115.米ジェネティック・セイビングズ・アンド・クローン社は、ペットの猫のクローンづくりに乗り出す。11月にも商業化初のクローン猫が誕生する予定。
   (日本経済新聞 2004. 4.10夕10面)

"
"A−124.お茶の郷博物館(金谷町)は、(独)農業・生物系特定産業技術研究機構野菜茶業研究所の研究成果をまとめた「国立茶試成果100選」を発刊。
  (日本農業新聞 2004. 4. 9  9面)

"
"A−125.国際農業研究協議グループ(CGIAR)は、科学審議会メンバーに農林水産省顧問の貝沼圭二氏を選出したと発表。アジアから選出されたのは貝沼氏だけ。
  (日本農業新聞 2004. 4. 9  9面)
  (日本食糧新聞 2004. 4.16  2面)

"
"A−128.名古屋大学は、チンパンジーが胎内で聞いた音を生後2ヶ月経っても記憶していることが分かったと発表。
  (産経新聞   2004. 4.11 30面)

"
"A−130.(独)理化学研究所は、発毛にかかわるたんぱく質「BMP」が毛母細胞にどう働くかを、遺伝子レベルの動物実験で確かめることに成功。
  (毎日新聞   2004. 4. 9 25面)

"
"A−132.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、「地域バイオマスとしてナタネ・ヒマワリをどう生かすか」をテーマに22日、農林水産バイオマス研究ネットワーク第1回シンポジウムを開催する。
  (常陽新聞   2004. 4.13  7面)

"
"A−137.ユニチカは、植物を原料とするポリ乳酸で作った食器の実証実験を経済産業省の職員食堂で進めている。ポリ乳酸の食器は、熱に弱く高温食器洗浄機は使用できなかったが、今までの製品の2倍の耐熱性を持つポリ乳酸製の食器を開発し、食器洗い機での使用に耐えられるかの検証を行う。
   (日刊工業新聞 2004. 4.13  1面)

"
"A−142.理化学研究所は、生物の細胞分裂を制御する機構を解明。DNAの複製など細胞分裂の準備が整うまで、細胞分裂を止めておく仕組みを分子レベルで解明した。
   (科学新聞   2004. 4. 9  4面)

"
"A−144.茨城県は、コイヘルペスウイルス病による養殖コイの大量死問題で、養殖業継続の可否を探るため、霞ヶ浦で網いけすに健康なコイを入れて養殖し、感染の有無を調べる試験を開始。
   (読売新聞   2004. 4.15 32面)
   (朝日新聞   2004. 4.15 35面)

"
"A−147.金沢大学は、老人性痴呆の1つのアルツハイマー病にかかった人の脳の神経細胞が窒息状態になり、次々に神経細胞が死んでいくことを解明。
   (朝日新聞   2004. 4.16 37面)

"
"A−148.ソニーと凸版印刷は、基板が紙製の光ディスクを共同開発。表面は現在のDVDと同じ樹脂で覆うが、少量ですむため環境にやさしく、はさみで切って簡単に廃棄できる。
   (東京新聞   2004. 4.16  8面)
   (朝日新聞   2004. 4.16 10面)

"
"A−156.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、試研用の畑で栽培したナタネやヒマワリから食用油を作り、超臨界法でBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)化して、トラクターやコンバインなどで使う試験を始める。
  (朝日新聞   2004. 4.19 33面)

"
"A−161.石川県畜産総合センターは17日、体細胞クローン牛が生まれたと発表。県独自の胚から健康な状態で生まれたのは初めてで、体重41キロ、体長68センチで普通よりやや大きい雌。代理母牛から自然分娩で生まれた。
  (中日新聞   2004. 4.18 33面)

"
"A−167.静岡県トラック協会は、ナタネ油をトラックの燃料に利活用する取り組みを始めた。ナタネ油を2割混ぜたBDFでの試験走行に着手し、有害物質の削減などの成果も出始めている。菜の花栽培の推進に向け買い取り制度も設けて、農業分野との連携を呼びかけている。
   (日本農業新聞 2004. 4.18  1面)

"
"A−170.(独)森林総合研究所は、野生のサルの鳴き声を調べ最大で約400メートルの範囲に届くことが分かった。声の種類で届く範囲も異なることが判明し、鳴き声によって生息数の推定や食害を予防することに役立つと言う。
   (毎日新聞   2004. 4.20 30面)
   (日刊工業新聞 2004. 4.20 37面)

"
"A−171.岡山大学は、ヒトの尿路結石の中にアパタイトの殻を持つ極小の微生物がいることを確認した。結石を作る核になっている微生物は、直径が1万分の2ミリで、生態を解明すれば尿路結石の新しい治療法開発につながる。
   (東京新聞   2004. 4.20 28面)

"
"A−176.長崎県衛生公害研究所と海洋科学技術センターは、カキを養殖して海水を浄化する実験に成功した。大村湾の水深5メートルの海底にホースで空気を送り酸素濃度を高めることで、微生物を活発に活動させカキが有機物を吸収し水質を改善させる。カキは普通のものに比べ、生存率が高く味も良くなり一挙両得の試みに期待される。
   (茨城新聞   2004. 4.20 21面)

"
"A−181.(独)農業工学研究所はフジタや名古屋大学と共同で、多年草のハクサンハタザオに土壌中のカドミウムを吸収する力があることを発見。カドミウムの蓄積量は一般植物の百〜千倍に上るという。
   (北海道新聞  2004. 4.19夕 1面)

"
"A−184.北海道大学は、小惑星の形成を再現する実験で偶然、宇宙空間に存在する有機物からダイヤモンドの合成に成功。
   (毎日新聞   2004. 4.21 26面)

"
"A−185.(独)森林総合研究所は、高温高圧状態の二酸化炭素を利用して木材に水を効率よく浸透させることに成功。実験では最大6倍に浸透性が高まり、防腐剤などを木材に効率よく浸透させることが可能になる。
   (日経産業新聞 2004. 4.21 11面)

"
"A−187.東京農業大学の研究チームは、雌の生殖細胞だけを使いマウスの子を誕生させることに世界で初めて成功した。雄なしで子孫をつくる「単為発生」技術で、哺乳類では不可能とされていた。(独)農業・生物系特定産業技術研究機構生物系特定産業技術研究支援センターの提案型研究課題として実施され、単為発生マウスは、昨年2月に生まれ「かぐや」と名付けられ成長して、通常の生殖で正常に子どもを生んでいる。
  (化学工業日報 2004. 4.22  1面)
  (日刊工業新聞 2004. 4.22  1面)
  (日本農業新聞 2004. 4.22 19面)
  (毎日新聞   2004. 4.22  1面)
  (朝日新聞   2004. 4.22  1面)
  (日本経済新聞 2004. 4.22 42面)
  (産経新聞   2004. 4.22  1面)
  (読売新聞   2004. 4.22  1面)
  (東京新聞   2004. 4.22 26面)
  (日経産業新聞 2004. 4.22  8面)
  (茨城新聞   2004. 4.22 25面)

"
"A−197.デュポンと丸和バイオケミカル(東京)は共同で、生分解性樹脂を使った農業用のひもを開発。作物の収穫後に行っていたひもを外す作業が不要になる。
   (日経産業新聞 2004. 4.21 13面)
   (化学工業日報 2004. 4.22  3面)

"
"A−198.桐蔭横浜大学は、消化管内走行カプセルを試作。永久磁石をカプセル内部に備え、カプセル自身が振動しながら一定方向に動くもの。胃や腸などの手術後にカプセルを飲み込み、通り具合を調べる導通試験での使用を目指す。実用化すれば、今まで1日かかっている試験が1時間程度に短縮ができる。
   (日刊工業新聞 2004. 4.21  1面)

"
"A−206.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、試研用の畑で栽培したナタネやヒマワリからの廃食用油を使い、超臨界法でBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)を作り出す実用規模のテストプラントを開発。22日、関係者が見守る中でトラクターを動かす実演が行われた。
   (日本農業新聞 2004. 4.23 15面)

"
"A−209.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所に、動物衛生高度研究施設が完成、研究業務を開始する。BSEの早期・高感度診断技術の開発など、プリオン病研究や人獣共通感染症の研究を加速することを目的とした施設で、牛などの大型動物30頭を用いた感染実験が可能で、OIEによる基準と、WHOラボラトリ・バイオセーフティー基準に対応したBSL3への危険回避対策が図られている。
   (化学工業日報 2004. 4.23  8面)

"
"A−213.WHOは22日、アジアで流行した鳥インフルエンザが人に感染するのを防ぐワクチン株の開発にほぼ成功したと発表。量産のための交渉を製薬会社と進める。
   (東京新聞   2004. 4.23 28面)

"
"A−216.ノルウェーベルゲン大学などの研究チームは、南アフリカで調べた海洋起源の溶岩から、原始の微生物がその中で暮らしていた痕跡を発見したと発表。
   (産経新聞   2004. 4.23 29面)
   (朝日新聞   2004. 4.23  3面)

"
"A−220.WHOは22日、アジアで流行した鳥インフルエンザが人に感染するのを防ぐワクチン株の開発にほぼ成功したと発表。量産に向け製薬会社と協議を始めたという。
  (日本経済新聞 2004. 4.23 42面)
  (茨城新聞   2004. 4.23 25面)

"
"A−222.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、ナタネやヒマワリのどの水田転作作物の廃食用油から良質なディーゼル燃料を製造する方法を開発。農村集落単位で利用できるバイオディーゼル燃料製造装置を開発中で1台7百万円以下になるよう開発を進め、実用化を目指す。
  (常陽新聞   2004. 4.24  1面)
   (毎日新聞   2004. 4.28 23面)

"
"A−224.京都大学は、約40年前に凍結保存した精子を使って子牛2頭を誕生させることに成功。
   (産経新聞   2004. 4.24 30面)
   (茨城新聞   2004. 4.24 21面)

"
"A−230.鹿児島大学は、孵化したウミガメの赤ちゃんが海に向かって行くのは、月などの光よりも海面からの紫外線に誘導されている可能性が高いと発表。
   (産経新聞   2004. 4.26 28面)
   (日本経済新聞 2004. 4.26 38面)

"
"A−231.厚生労働省の研究班は23日、国内で毎年約48万人発生しているがん患者のうち、タバコを吸わなければ約9万人はがんにならなくてすむという喫煙とがんについての調査報告と試算結果を発表。
   (朝日新聞   2004. 4.24 38面)

"
"A−233.ノルウェーベルゲン大学などの研究チームは、南アフリカで調べた海洋起源の溶岩から、原始の微生物がその中で暮らしていた痕跡を発見したと発表。
   (フジサンケイビジネスアイ 2004.4.24 22
面)
   (日本農業新聞 2004. 4.24  11面)

"
"A−237.電力中央研究所は、カドミウムに汚染された土壌中から効率良くカドミウムを回収できる、遺伝子組み換えタバコを開発。汚染された土地で栽培すれば、人手をかけずに除染ができ従来の約10分の1程度の費用に抑えられる。
   (日経産業新聞 2004. 4.27  9面)
   (電気新聞   2004. 4.28 17面)

"
"A−240.理化学研究所は5月24日、5周年記念講演会「ゲノム科学の今後の展望」を開催する。これまでの研究成果発表や招待講演を交えて、ゲノム科学研究の最先端を紹介する。
   (日刊工業新聞 2004. 4.28 33面)

"
"A−241.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所に、BSEの早期診断などを行う動物衛生高度研究施設が完成し27日竣工式が行われた。成牛30頭を使った研究ができる国内初の大規模施設で5月末からの実験開始を目指している。プリオン病の基礎的な仕組みの解明や、BSE生前診断法の確立などが期待される。
   (日本農業新聞 2004. 4.28 15面)
   (朝日新聞   2004. 4.28  1面)
   (毎日新聞   2004. 4.28 23面)
   (日経産業新聞 2004. 4.28  8面)
   (常陽新聞   2004. 4.28  1面)
   (日本経済新聞 2004. 4.28 38面)
   (茨城新聞   2004. 4.28 29面)
   (読売新聞   2004. 4.28  3面)

"
"A−242.東京農業大学の研究チームは、雌の生殖細胞だけを使ってマウスの子を誕生させることに世界で初めて成功した。雄なしで子孫をつくる「単為発生」技術で、哺乳類では不可能とされていたがその仕組みなどについて紹介。
   (朝日新聞   2004. 4.28 21面)

"
"A−243.産業技術総合研究所に27日、国内最大の太陽光発電設備が完成、公開された。
   (日経産業新聞 2004. 4.28  8面)
   (茨城新聞   2004. 4.28  1面)

"
"B−001.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センター北陸研究センターは、同センターで開発した技術を農家に直接指導する「出前技術指導」を本年度からスタートさせた。同センターが指導するのは、大豆の湿害対策の耕うん、畝立て、種まきを同時に行う技術で、北陸地域に多い重粘土質の水田で威力を発揮する。5月下旬から新潟県内約10箇所で現地指導を行うという。
  (新潟日報   2004. 4.23  9面)
  (上越タイムス 2004. 4.23  4面)
  (日本農民新聞 2004. 4.25 10面)

"
"B−005.理化学研究所は、遺伝子の転写にかかわるたんぱく質のRNAポリメラーゼと、調節因子のグアノシン4リン酸の複合体の立体構造を原子レベルで突き止め、転写調節のメカニズムを解明。
  (日刊工業新聞 2004. 4.30 14面)

"
"B−006.農林水産省と国土交通省は28日、農業用水路や河川の段差をなくして、メダカやドジョウなどの生息環境を改善するための対策を紹介した手引きを作成。地方の農政局、河川事務所、都道府県に配付し、地域レベルの取り組みを呼びかける。
   (茨城新聞   2004. 4.29  2面)

"
"B−016.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、ナタネやヒマワリから食用油を作りその廃油を使って、超臨界法でBDF(バイオ・ディーゼル・フューエル)を作り出す実用規模のテストプラントを開発。製造したBDFでトラクターを動かせば農家は、農機具用燃料を自給ができる。
   (日刊工業新聞 2004. 5. 3 12面)

"
"B−017.(独)森林総合研究所は、野生のサルの鳴き声を調べ最大で約400メートルの範囲に届くことが分かった。声の種類で届く範囲も異なることが判明し、鳴き声によって生息数の推定や食害を予防することに役立つと言う。
   (日本農業新聞 2004. 5. 3 11面)

"
"B−018.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所に、動物衛生高度研究施設が完成、研究業務を開始する。生きた牛に異常プリオンたんぱく質を与えBSEに感染させる試験を始める。自然感染を再現し、BSE感染の仕組みの解明や早期診断法の確立を目指す。
   (日本農業新聞 2004. 5. 4  3面)

"
"B−020.米ノースカロライナ大学などの研究チームは、回遊するアオウミガメが地磁気を手がかりに進路を決めていることを実験で確認したと発表。地磁気の感知メカニズムは不明だが、成長するにつれて能力が向上するという。
   (日刊工業新聞 2004. 5. 5 14面)

""B−021.北海道立工業技術センターなどは、イカスミから黒インクを製造する技術を確立。プリンター用のインクのほか、食べても無害なことから薬のカプセルに文字を印刷するなど、新たな用途に利用できる。
   (茨城新聞   2004. 5. 4 19面)
   (産経新聞   2004. 5. 4 27面)

"
"B−027.東京農業大学の研究チームは、雌の生殖細胞だけを使いマウスの子を誕生させることに世界で初めて成功した。雄なしで子孫をつくる「単為発生」技術で、哺乳類では不可能とされていた。(独)農業・生物系特定産業技術研究機構生物系特定産業技術研究支援センターの提案型研究課題として実施され、単為発生マウスは、昨年2月に生まれ「かぐや」と名付けられ成長して、通常の生殖で正常に子どもを生んでいる。
   (科学新聞   2004. 4.30  4面)

"
"B−028.農林水産省は農産物規格規程を一部改正し、平成16年産米の産地品種銘柄を指定、公表。うるち米では、新形質米を新たに設定する県が目立ち、低タンパクで健康食として効果があるとされる「春陽」「LGCソフト」が初めて産地品種銘柄に設定された。「春陽」は宮城、秋田、新潟、石川、宮崎県。「LGCソフト」は島根、広島、宮崎県で設定された。
   (日本農民新聞 2004. 4.25  9面)

"
"B−030.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターと長崎総合科学大学は、従来より小型のバイオマスを活用した高効率の熱・電エネルギー供給システム「農林バイオマス3号機」を開発し、長崎県諫早市で稼働開始した。
   (日本農民新聞 2004. 4.25 10面)





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