B-040.日本メナード化粧品は、ハスの実の胚芽に高い脂肪分解促進作用があることを発見。エキスを配合したドリンクなどを発売する。 (化学工業日報2004. 5. 7 4面) B-053.ゼライス(仙台市)は、体内細胞の働きを活性化し、骨折やアキレス腱断絶などの修復速度を、2倍に早める効果のある機能性食品素材を開発。 (日経産業新聞2004. 5. 7 1面) B-067.九州大学と東海大学などは共同で、就寝中に突然心不全で死亡する「ぽっくり病」の発症に、食物中の脂肪の燃えかすが関与していることを、動物実験で明らかにした。 (毎日新聞 2004. 5. 5 2面) B-112.静岡大学は、麦茶から新しい抗酸化物質「イソアメリカノールA」を発見。強い活性酸素除去機能が確認された。 (化学工業日報2004. 5.13 9面) B-114.村上農園(広島市)は、がん予防につながるとされるブロッコリーの芽の飲料化に成功。主要成分のスルフォラファンを粉末にして、水に溶かして飲むもので、5月から通信販売する。 (日経産業新聞2004. 5.13 1面) B-122.アサヒビールは、ビール酵母に心筋梗塞や糖尿病の原因となるコレステロールを抑制する効果があることを解明。生活習慣病の予防が期待できる。ただし、ビール・発泡酒には通常ビール酵母は含まれいないので、効果はないという。 (朝日新聞 2004. 5.14 13面) B-130.東北福祉大学は、大豆ペプチドが学習、記憶など脳の働きをサポートし、ストレスを減らす効果があることを研究で明らかにした。 (河北新報 2004. 5.16 18面) B-133.アサヒビールとアサヒ飲料は、食事制限だけでやせたあとに体重が元に戻る「リバウンド」現象に、プーアル茶が抑制効果を持っていることがマウスを使った実験結果で分かった。 (東京新聞 2004. 5.16 3面) B-139.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターは、紫サツマイモに含まれる色素、アントシアニンが血圧を下げる効果があると発表。アントシアニンが血液中のLDLの酸化を抑え、血液をサラサラにして血液の流れをスムーズにする。 (科学新聞 2004. 5.14 2面) B-142.ハウス食品は、ウコンがアルコール代謝を促すことを実証。ウコンに含まれるクルクミンと、シネオール、ターメロンなどのが持つ抗酸化作用や胆汁分泌作用によるものではないかという。 (日本農業新聞2004. 5.17 15面) B-155.熊本県立大学は、ラズベリーの香り成分「ラズベリーケトン」に基礎代謝を向上し、内臓脂肪を減らす効果があることを確認。 (日経産業新聞2004. 5.18 9面) B-195.名城大学とファンケルは、発芽玄米に痴呆や動脈硬化、糖尿病の予防効果があることをマウスで確認。 (日本農業新聞2004. 5.21 19面) B-213.タカラバイオは、海藻の「ぬめり」成分のF−フコイダン・オリゴ糖が心筋梗塞などの原因の血栓抑制効果があることを発見。3種類のフコイダンが存在することと、経口摂取でも効果があることを明らかにした。 (化学工業日報2004. 5.24 8面) B-215.江崎グリコは、ミカンの皮のポリフェノールが女性の冷え病を改善することを発見。ポリフェノールの「ヘスペリジン」が、手足の血管の柔軟性を高め指先の毛細血管の血流を改善。 (日経産業新聞2004. 5.24 7面) B-218.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターは東洋新薬と共同で、サツマイモ「すいおう」の茎葉に含まれるポリフェノール類が、糖尿病の予防や症状の軽減に効果があることを突き止めた。血糖値の上昇を抑えるグァバ茶に比べ約10倍の効果があった。「すいおう」は機能性がもっとも多い茎葉の利用促進を目的に、九州沖縄農業研究センターが高収量品種として育成、02年に品種登録の出願公表済み。 (日本農業新聞2004. 5.25 15面) (日刊工業新聞2004. 5.26 29面) B-235.山形県立米沢女子短期大学は、乳酸菌の一つGG菌に糖尿病を抑制する効果があることを、マウスを使った実験で突きとめた。 (日本農業新聞2004. 5.25 15面) B-239.名城大学とファンケルは25日、白米や発芽玄米に痴呆の予防効果があることをマウスで確認。 (日刊工業新聞2004. 5.26 31面) (日本経済新聞2004. 5.26夕18面) B-241.新しい機能を持つ様々な米が登場し始めている。その中で生産が急増中の腎臓病の食事療法に有効とされる「低タンパク米」の特徴や利用の状況を紹介。 (産経新聞 2004. 5.26 17面) C-029.東京理科大学は、ミョウガの水抽出液中に皮膚の色に関係する成分である、ドーパキノンの生成を抑える作用があることを発見。 (科学新聞 2004. 5.28 2面) C-030.仏の研究グループは、スクレイピーにかかった羊の筋肉から、異常プリオンを検出したと発表。スクレーピーはBSEと同様に異常プリオンの蓄積によって発症するが、BSEはヒトに感染し変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の原因となる可能性があるが、スクレイピーの羊からヒトには感染しないとみられている。 (毎日新聞 2004. 5.29 17面) C-032.サントリーと山下かなへ椙山女学園大学は共同で、ゴマに含まれる「セサミン」に、皮膚がんの増殖抑制効果があることをネズミを使った実験で確認。 (日経産業新聞2004. 6. 1 9面) C-068.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターが育種した茎葉利用サツマイモ「すいおう」が、糖尿病や高血圧に有効であることを発表。読者の要望に答え、栽培法や苗の購入先などを紹介。 (日本農業新聞2004. 6. 7 3面) C-080.厚生労働省の研究班の調査で「日本酒を1日平均1合未満(ビール大瓶1本未満)飲む」習慣のある中年男性は、「時々飲む」人に比べ、脳梗塞の発症率が4割少ないことが分かった。 (朝日新聞 2004. 6. 8 1面) C-085.サントリーと椙山女学園大学は共同で、ゴマに含まれる「セサミン」に、皮膚がんの増殖抑制効果があることをマウスを使った実験で確認。 (化学工業日報2004. 6. 8 8面) C-094.味の素は8日、植物ステロールエステルを含むマヨネーズに血中コレステロールを低下させる効果を確認したと発表。男性55人が参加する比較実験で効果を調べた。 (日経産業新聞2004. 6. 9 10面) (日本農業新聞2004. 6. 9 5面) (化学工業日報2004. 6. 9 8面) C-098.オリザ油化は、フキの抽出物に花粉症やアレルギー症状を抑制する効果があることを確認。 (化学工業日報2004. 6. 9 4面) C-101.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構九州沖縄農業研究センターは東洋新薬と共同で、サツマイモ「すいおう」の茎葉に含まれるポリフェノール類が、糖尿病の予防や症状の軽減に効果があることを突き止めた。血糖値の上昇を抑えるグァバ茶に比べ約10倍の効果があった。 (環境新聞 2004. 6. 9 8面) C-112.秋田大学や東北福祉大学は、大豆ペプチドの脳波への影響を調べたところ、頭がすっきりし疲労が軽い状態を示すアルファ2波の脳波が多くみられ、疲れたときに納豆などの大豆食品を摂取すれば、リラックス感が期待できるという。 (毎日新聞 2004. 6.11 12面) C-130.河合乳酸球菌研究所は、血糖値を下げる乳酸菌を発見。安全な糖尿病予防・改善薬を作れる可能性があるとして、特許を申請。 (朝日新聞 2004. 6.13 38面) C-158.ファンケルは14日青汁摂取習慣が、アトピー性皮膚炎を抑制する可能性があることを確認したと発表。 (日本農業新聞2004. 6.15 5面) C-184.北海道雄武町の「おうむアグリファーム」は、ダッタンソバの特産化を目指し、(独)農業・生物系特定産業技術研究機構北海道農業研究センターが育成した「北系1号」の本格栽培に着手。「北系1号」は、高血圧や糖尿病などを抑制する効果があるルチンを普通のソバより60倍以上含んでいる。 (日本農業新聞2004. 6.18 12面) C-194.トリフジャパン(新潟県白根市)は新潟薬科大学と共同で、有害な活性酸素の消去特性を持つ新種のキノコ研究を開始。マウスを使った実験では、リンパ球活性化など免疫調整特性も認められ、活性酸素消去特性の実験では、アガリスクや霊芝を上回る効果が認められた。 (日経産業新聞2004. 6.18 15面) C-202.群馬大学は食用きのこから、皮膚に触れてもアレルギーを起こさない天然ゴムを開発。 (日経産業新聞2004. 6.21 8面) C-285.産業技術総合研究所は、独自に発見した植物の転写抑制因子を利用し、同じ機能を持つ複数の遺伝子の働きをまとめて抑制する技術を開発。イネやナタネに応用することで、有用植物や高機能食品の生産に期待。 (日刊工業新聞2004. 6.30 37面) |
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