B-056.重金属や化学物質で汚染された土壌を、植物使ってきれいにするバイオ浄化技術の研究開発の現状を紹介。 (日本経済新聞2004. 5. 7 15面) B-065.鹿児島大学は、孵化したウミガメの赤ちゃんが海に向かって行くのは、月などの光よりも海面からの紫外線に誘導されている可能性が高いと発表。 (茨城新聞 2004. 5. 1 13面) (日本農業新聞2004. 5. 1 2面) B-073.東京大学は、C型肝炎になると糖尿病を誘発しやすいことを、動物実験で解明。 (東京新聞 2004. 5. 926面) (産経新聞 2004. 5. 928面) B-080.近畿大学は、ペルー産の植物のマカのエキスを成長期のラットに摂取させたところ、空間認知能力との関連が指摘されているテストステロンの血中増加を確認した。迷路を使った実験では、最短コースを選択するラットが増え学習能力の向上がみられた。 (化学工業日報2004. 5.10 4面) B-088.東北大学は、ニワトリの遺伝子を使って人工的に小脳を作ることに成功。 (読売新聞 2004. 5.10 34面) B-103.大林組とトヨタ自動車は12日、土壌汚染原因物質のトリクロロエチレンなどに汚染された土壌を、微生物を使って浄化する技術を開発。既存技術に比べ、短期間、低コストで環境負荷もない。 (日刊建設工業新聞2004. 5.13 3面) (日刊工業新聞2004. 5.13 13面) (産経新聞 2004. 5.13 9面) (日経産業新聞2004. 5.13 9面) (化学工業日報2004. 5.13 12面) B-124.中部電力は、廃木材などの木質バイオマスからメタノールを製造する試験プラントの運転を17日から、三重県川越町の火力発電所内で始める。1日当たり2トンの廃木材から、20リットルのメタノールを製造する。 (日経産業新聞2004. 5.14 10面) (日刊工業新聞2004. 5.14 12面) B-137.オランダ応用科学研究機構は、殺虫剤などに使用されているヘキサクロロシクロヘキサンなどの化学品で汚染された土壌を、土壌や地下水に生息するバクテリアを使って修復する方法に実用化レベルで成功。 (日刊工業新聞2004. 5.17 19面) B-145.大王製紙は14日三島工場(愛媛県四国中央市)に、木くずなどのバイオマスを燃料に使う発電ボイラーを導入したと発表。二酸化炭素排出量の削減を目指す。 (日本経済新聞2004. 5.15 11面) B-150.東京大学や東海大学の研究チームは、三宅島の噴火で火山ガス中のアンモニアが海に溶け、プランクトンが繁殖していることを突き止めた。プランクトンは噴火前より20〜30%も増加していた。 (産経新聞 2004. 5.18 1面) (日本経済新聞2004. 5.17夕14面) B-153.トヨタ自動車は、草丈が従来品種より短いコウライシバ「ティーエムナイン」を開発。芝刈りは年1回程度と手間が省け、屋上の緑化に適している。 (日刊工業新聞2004. 5.18 20面) B-157.電力中央研究所とオカドラ(横浜市)は17日、木くずなどのバイオマスと生ゴミを使って効率的に発電する実験設備を、横須賀市内に完成したと発表。 (日経産業新聞2004. 5.18 9面) B-190.米国の研究チームが犬とオオカミのDNAを比較したところ、シェパードよりもチャウチャウ犬の方がオオカミと近縁との結果が出る。 (朝日新聞 2004. 5.21 34面) B-200.トヨタ自動車と大林組は、土壌汚染原因物質のトリクロロエチレンなどに汚染された土壌を、微生物を使って浄化する技術を開発。既存技術に比べ、短期間、低コストで環境負荷もない。 (朝日新聞 2004. 5.22 10面) B-210.世界の水問題解決を目指し産学官やNPOが連携する「日本水フォーラム」の設立発起人会が21日東京で開かれた。 (化学工業日報2004. 5.24 12面) B-214.宇部興産は、廃木材チップ燃料化設備を稼働開始。今計画は林野庁の補助事業「木質バイオマス利活用施設整備特別対策事業」として実施され、間伐材の有効利用の促進と森林資源の生育を図ることを狙っている。 (化学工業日報2004. 5.24 12面) B-240.中国で開発されたSARSワクチンの臨床研究が同国で始まる。 (日刊工業新聞2004. 5.26 9面) B-244.理化学研究所を中心とした国際研究チームは、チンパンジーの22番染色体とヒトの染色体を比較したところ、塩基配列に6万6千カ所もの違いがあるなど、これまで考えられていた以上に両者の差が大きいことを突き止めた。 (日本経済新聞2004. 5.27 42面) (毎日新聞 2004. 5.27 3面) (産経新聞 2004. 5.27 28面) (化学工業日報2004. 5.27 1面) (東京新聞 2004. 5.27 28面) (日刊工業新聞2004. 5.27 37面) (読売新聞 2004. 5.27 3面) (朝日新聞 2004. 5.27 34面) C-003.厚生労働省は、特定保健用食品の表示基準を緩める方針を決めた。特定保健用食品の許可を得るための企業の負担を軽減し、効果があることが科学的に立証されれば、注釈を付けたうえで「条件付き特定保健用食品」として効果の表示を認める。 (朝日新聞 2004. 5.27夕 2面) C-017.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターは、ナタネやヒマワリなどの生産から食用油製造、廃油のBDFへの変換、圃場内での循環利用までを実証する「油糧作物の生産・多段階利用システム」の研究を開始した。 (環境新聞 2004. 5.26 12面) C-075.愛知医大は、肥満度の指標や血液中の中性脂肪値が正常でも、脂肪肝の可能性について「ロジスティック回帰分析」という統計処理法を用いて調べたところ、男性で2割、女性で1割の確率で、脂肪肝の可能性があることが分かった。 (毎日新聞 2004. 6. 7夕 1面) C-081.気象庁は7日、温室効果ガスの排出が高水準で続くと、2100年には関東平野の夏は、九州南部と同じくらいの暑さになるとの予測を発表。 (東京新聞 2004. 6. 8 1面) (毎日新聞 2004. 6. 8 1面) (日本経済新聞2004. 6. 8 38面) C-113.11日付けの米科学誌サイエンスに、犬の単語学習能力の研究結果が発表された。ドイツのマックスプランク研究所で行われた実験で、9歳の雄のボーダーコリー犬「リコ」は、約200品目の単語を知っていることが確認され、人間の3歳児並の言語理解能力を備えていることがわかった。 (朝日新聞 2004. 6.11 1面) (産経新聞 2004. 6.11 28面) (毎日新聞 2004. 6.12 28面) C-114.中国国家林業局は10日、中国内に生息する野生のパンダが1590頭となり、前回の調査時より480頭増えたと発表。また、80年代には7羽にまで減少したトキは、野生が270羽、人工飼育290羽に増え保護活動は重要な成果を上げた。 (東京新聞 2004. 6.11 6面) (朝日新聞 2004. 6.11 37面) (毎日新聞 2004. 6.11夕14面) C-122.(独)森林総合研究所は、温暖化に伴うブナの生育適地の変化を予測。2090〜2100年までに平均気温が約3.6度上昇すると仮定すると、西日本では山頂付近を除くほぼ全域、中部〜東北日本、北海道も高山地帯や高緯度地以外は分布適地から外れ、ブナの生育に適した土地が全国で9割減少することが分かった。 (朝日新聞 2004. 6.12夕 5面) (毎日新聞 2004. 6.12夕 8面) C-131.欧州10カ国の共同研究チームは、過去約74万年分に相当する約3200メートルの氷柱掘削に成功。約40万年前の気候変動の原因がわかるかもしれないという。 (毎日新聞 2004. 6.13 29面) C-139.(独)食品総合研究所は、高齢者の咀嚼を測定する「咀嚼圧計測システム」の開発にめどをつけた。高齢者にとって噛み心地の良い食品の開発が期待される。 (化学工業日報2004. 6.15 9面) C-148.英国の調査会社は14日、世界で生活費が高い都市ランキングを発表。世界144の都市を対象に、外国人が暮らす上での生活費を比較したところ、東京が世界一生活費が高い都市であると発表した。2位はロンドン、大阪は4位。 (朝日新聞 2004. 6.15 8面) C-178.土浦市は17日、新川の水質浄化に向けたホテイアオイの栽培作業を実施する。ホテイアオイは、水質汚染の原因となる窒素とリンを吸収することが実証されている。 (読売新聞 2004. 6.17 32面) (産経新聞 2004. 6.18 27面) (常陽新聞 2004. 6.18 11面) C-190.海洋研究開発機構は日本上空のオキシダント濃度が、北米や欧州で発生したオゾンの量に左右されていることを突き止めた。 (日刊工業新聞2004. 6.18 26面) C-203.(独)農業環境技術研究所は、除草剤のシマジンを分解するバイオレメディエーションを開発。シマジンを分解する微生物を木炭に集積し、ゴルフ場のグリーン芝の下に埋め込むことでシマジンを分解する。 (化学工業日報2004. 6.21 5面) C-206.佐賀県と嬉野町は、長崎大学が特定の方法を用いて養殖したトラフグが無毒化する研究成果を受けて、養殖トラフグの無毒肝臓を食用に提供する構造改革特区「佐賀・嬉野温泉ふぐ肝特区」を23日政府に提案する。 (フジサンケイビジネスアイ2004. 6.21 24面) C-207.大阪大学は、光を感じ情報の重要さを判断して記憶する、脳神経細胞のような超五感センサーの開発に世界で初めて成功。ロボットなどに応用が期待される。 (産経新聞 2004. 6.21 29面) C-210.農林水産省は20日、食料自給率向上に国産飼料の利用促進を加速する方針を明らかにした。転作した水田で、飼料用の稲わらを作る取り組みを促すなどの支援をする。 (読売新聞 2004. 6.21 7面) C-244.筑波大学は24日、ヒマワリ油からバイオディーゼル燃料を作る技術を確立し、事業化のためのベンチャー企業、サンケァフューエルスを設立したと発表。今後、沼尻産業などと連携して事業化を進める。つくば市と島根県斐川町でヒマワリを栽培し、つくば市に燃料生産プラントを設置する計画で06年にはタイでも栽培・燃料生産を目指す。 (日本経済新聞2004. 6.25 39面) (読売新聞 2004. 6.25 38面) (産経新聞 2004. 6.25 29面) (フジサンケイビジネスアイ2004. 6.25 1面) (茨城新聞 2004. 6.25 13面) (常陽新聞 2004. 6.26 11面) (日刊工業新聞2004. 6.28 28面) C-259.27日付の英紙サンデー・タイムズが報じたところによると、携帯電話を常に持ち歩く男性は、携帯電話から出る電磁波で生殖能力を損ないかねない、特にズボンのポケットにいつも入れている男性はリスクが大きいと伝える。詳しい研究内容は、29日ベルリンでの欧州専門家会議で発表される。 (東京新聞 2004. 6.28 3面) C-265.農林水産省は24日、バイオマスプラスチックの製造コスト削減に向けた技術開発を本年度から3年間、北海道、山形県、福岡県の3研究グループで実施する。各グループごとに技術実証施設も整備計画。 (北海道新聞 2004. 6.25 14面) (日刊工業新聞2004. 6.28 15面) C-268.ブラジルカンピナス州立大学は、東アフリカのエチオピアでカフェインを自然状態でほとんど含まない株を3種発見。栽培品種と掛け合わせることで、商業利用の可能性があるという。 (日刊工業新聞2004. 6.28 29面) C-274.電力中央研究所は、鉄イオンを利用した土壌細菌の大量培養技術を開発。汚染された土壌の浄化に細菌を有効活用することが期待される。 (日経産業新聞2004. 6.28 8面) |
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