MICS NEWS Vol.5 Number 3  2.食の安全
             

B-059.厚生労働省は6日までに、中国産レイシ(ライチ)から基準を超す農薬、有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出、回収を急ぐ。  
(日本農業新聞2004. 5. 7 15面)

B-072.厚生労働省研究班は、養豚場で食肉用に飼育されている豚の便の一部にE型肝炎ウイルスが含まれ、出荷時期になっても残っているものがあることが調査で確認されたと発表。厚生労働省は、豚や野生動物の肉や内臓を生で食べないよう呼びかける。  
(東京新聞  2004. 5.1026面)  
(産経新聞  2004. 5.1029面)

B-202.仏トゥールーズ獣医大学などのグループは、スクレイピーにかかった羊の筋肉から、異常プリオンを検出したと発表。厚生労働省は、スクレイピーの羊を食べて人が感染した例はない上、国内では生後1年以上の羊の全頭検査をしていることから、国内の羊肉で問題が出ることは考えにくいとしている。  
(産経新聞  2004. 5.24 29面)  
(朝日新聞  2004. 5.24  3面)  
(茨城新聞  2004. 5.24 18面)  
(読売新聞  2004. 5.24  2面)           
(東京新聞  2004. 5.25 30面)  
(日本農業新聞2004. 5.25  3面)

B-206.英政府が出資した病理学調査で、異常プリオンが考えられていた以上に多くの人に感染している疑いがあると21日発行の「病理ジャーナル」に掲載された。英国全体では3800人が異常プリオンに感染している可能性があるという。  
(読売新聞  2004. 5.22 14面)

C-019.キリンビールは30日、遺伝子操作でBSEに感染しないウシを誕生させたことを明らかにした。  
(読売新聞  2004. 5.31  2面)  
(化学工業日報2004. 6. 1  9面)  
(フジサンケイビジネスアイ2004. 6. 1 1面)  
(日経産業新聞2004. 6. 1 12面)  
(毎日新聞  2004. 6. 1  1面)  
(産経新聞  2004. 6. 1 10面)  
(日本経済新聞2004. 6. 1 15面)  
(日本農業新聞2004. 6. 1 11面)

C-054.八郷町農協がサヤインゲン用としては適用外の農薬を販売し、31戸の農家が使用していたことが3日までに農協などの調査で分かった。農協はすべてのサヤインゲンの出荷を停止した。食べても健康には影響はないとみられる。  
(朝日新聞  2004. 6. 4 27面)  
(毎日新聞  2004. 6. 4 23面)  
(産経新聞  2004. 6. 4 25面)  
(東京新聞  2004. 6. 4 23面)  
(常陽新聞  2004. 6. 4 11面)  
(読売新聞  2004. 6. 4 32面)

C-074.「牛肉を食べて人にBSEが感染するリスクはどの程度なのか」のテーマで開かれた公開討論会の記録集「牛肉の安全を守るためには?」がまとまり、50人に無料配布。説明に使われたスライドも収録されている。  
(毎日新聞  2004. 6. 8 13面)

C-200.厚生労働省は18日、食品添加物「アカネ色素」に動物実験で高い発がん性が認められたとして、業者に製造販売の自粛を要請、消費者に食べないように呼びかけた。  
(産経新聞  2004. 6.19 29面)  
(毎日新聞  2004. 6.19  2面)  
(朝日新聞  2004. 6.19 38面)

C-234.食品安全委員会は、抗生物質が使われた家畜や養殖魚を人が食べた場合の影響の調査を始める。耐性菌の発生や、耐性菌などが人の体内に入る可能性について危険度を評価する。  
(朝日新聞  2004. 6.24  2面)

C-266.北海道は26日までに「食の安全・安心条例」(仮称)案の骨子を固め、道民には「安全・安心な食を追求する権利がある」と明確化した。生産者、食品関連業者、行政が連携して食の安全・安心に向けた総合的な施策を進める方針を打ち出した。  
(日本農業新聞2004. 6.27  2面)

C-284.オーストラリアは日本向け牛肉の増産を計画。BSEの影響で日本の米国産輸入停止が長引き、オーストリア産の需要が見込めると判断。日本向けに穀類で飼育した霜降り肉を2年間で2割増やす計画。  
(日本経済新聞2004. 6.28  1面)




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