MICS NEWS Vol.5 Number 4   1.食品機能              

D−023.江崎グリコと久留米大学などの研究チームは、ミカンの皮に含まれるポリフェノールの一種を原料とする食品添加物に、リュウマチの痛みなどを改善する効果があることを発見。   
(日本経済新聞 2004. 7. 2 39面)

D−033.北海道大学や北海道立工業技術センターなどの産学官研究グループは、大型海藻「ガゴメコンブ」から血圧抑制や免疫機能を活性化する成分「ラミナラン」の連続抽出に成功。   
(日経産業新聞 2004. 7. 5 13面)

D−067.香川県産業技術センターは、ヤマブシタケから血圧上昇を抑える成分を抽出する技術を開発。   
(日本農業新聞 2004. 7. 8 17面)

D−125.(独)国立健康・栄養研究所は14日、ダイエット効果があるとテレビなどで紹介されブームになっている「にがり」について、ダイエット効果の根拠がないとして、取りすぎに注意するよう呼びかけ始めた。同研究所は、健康食品について正しい情報を提供するためホームページで、健康食品の原材料約百種類の効果・安全性のデータベースを公開。   
(東京新聞   2004. 7.15 30面)   
(産経新聞   2004. 7.16 28面)   
(毎日新聞   2004. 7.16 28面)

D−178.資生堂とキリンビールは23日、ビールの原料のホップから抽出したエキスに、白髪予防効果があることを発見。ホップに含まれる「キサントフモール類」と「イソフムロン類」が、毛球にあるメラノサイトに影響を与える遺伝子を増加させるという。   
(毎日新聞   2004. 7.24 10面)   
(朝日新聞   2004. 7.24  3面)

E−005.脳のストレス軽減、疲労回復など「大豆ペプチド」が持つ健康効果を紹介。   
(毎日新聞   2004. 7.31 21面)

E−036.厚生労働省研究班は、緑茶を1日5杯以上飲む女性は1杯未満の女性に比べ、胃ガンになる危険性が33%低いという調査結果を発表。男性には効果は認められなかったという。   
(日本経済新聞 2004. 8. 4 38面)   
(朝日新聞   2004. 8. 4夕14面)

E−104.福井県農業試験場と東北大学などは、ラッキョウに含まれる食物繊維、フルクタンを使って抗アレルギー薬品の開発に乗り出す。   
(日経産業新聞 2004. 8.18 10面)

E−165.カゴメ総合研究所と昭和女子大学は、トマトの酸味成分のクエン酸に、血糖値抑制効果があることをトマトを使った料理実験で確認。   
(東京新聞   2004. 8.25  9面)


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