MICS NEWS Vol.5 Number 4  5.製品開発 
             


D−008.サントリーとフロリジン(オーストラリア)は30日、世界で初めて遺伝子組み換えによる青いバラの開発に成功したと発表。パンジーから取り出した青色色素「デルフィニジン」をつくる遺伝子を組み込んだもので、早ければ07年にも商品化する計画。   
(朝日新聞   2004. 7. 1 39面)   
(読売新聞   2004. 7. 1 39面)   
(日本農業新聞 2004. 7. 1  1面)   
(日刊工業新聞 2004. 7. 1 30面)   
(産経新聞   2004. 7. 1  1面)   
(東京新聞   2004. 7. 1  1面)    
(フジサンケイビジネスアイ 2004. 7. 1 23面)   
(化学工業日報 2004. 7. 1  1面)   
(日経産業新聞 2004. 7. 1 17面)   
(毎日新聞   2004. 7. 1  1面)   
(茨城新聞   2004. 7. 1  1面)

D−009.三菱ガス化学は、切り花の鮮度を約2倍長持ちさせる薬剤を開発。切り花が自ら鮮度を落としてしまうホルモン物質を生成するのを阻害して、開花期間を長く保つことができる。   
(日経産業新聞 2004. 7. 1 13面)

D−017.エムジーシーエコファシリティーは、切り花の鮮度を約2倍長持ちさせる切り花鮮度保持剤「開花美人」を開発。ホルモン物質のエチレンの生成を阻害して、開花期間を長く保つことができる。   
(化学工業日報 2004. 7. 2  4面)

D−041.東レはトウモロコシなどを原料に、環境に配慮した透明な包装用フィルムを開発。燃やしても有害なガスが発生しないほか、土中に埋めると微生物が分解して汚染の心配がない。通常の食品包装ラップと同様に、電子レンジで使用することもできる。   
(日本経済新聞 2004. 7. 3夕 1面)

D−070.松下エコシステムズ(春日井市)は、ペットやカビのアレルギー原因物質やSARSウイルスの活動を99%抑える空気清浄機用のフィルターを開発。中国の研究機関でSARSに対する効果を実証した。   
(日経産業新聞 2004. 7. 9  5面)

D−073.ユニックス(福井市)は、繭のたんぱく質(セリシン)を使用した眼鏡部品を商品化。アレルギー体質などの肌の敏感な人でも、かぶれることなく眼鏡が着用できる。   
(日刊工業新聞 2004. 7. 9 21面)

D−081.富山県林業技術センターと片山化学工業研究所は、金属を含まない環境に優しい木材保存剤を開発。ココヤシの油を原料に酢酸を加えて化学反応させたココアルキルアミンアセテート。   
(日経産業新聞 2004. 7.12 13面)

D−089.秋田県大潟村あきたこまち生産者協会は今秋から、低グルテリン米の炊飯済みパック米飯を腎臓病患者向けに販売を始める。   
(日本経済新聞 2004. 7.10 33面)

D−167.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構中央農業総合研究センターと作物研究所、新潟薬科大学、クミアイ化学工業などは共同で、植物系たんぱく質のディフェンシンを活用した抗菌剤の開発に着手する。新規抗菌成分として 実用的に利用するための、産学官連携によるコンソーシアムを組織して研究開発を行うこととした。   
(化学工業日報 2004. 7.22  1面)

E−067.御幸ホールディングス(名古屋市)は、大豆たんぱく質からできた繊維を100%使用した婦人用肌着を8月に発売すると発表。食用油を搾った後の大豆かすを砕いて繊維にしたもので、絹のような手触りと光沢があり、アミノ酸の作用から保湿性に優れている。   
(産経新聞   2004. 8.11  9面)

E−078.国立遺伝学研究所は、AP1と呼ばれる活性酵素の作用を抑えている物質の活性化に重要な役割を果たしているたんぱく質「MBF1」を発見。   
(朝日新聞   2004. 8.13  2面)

E−137.三菱製紙とシキボウは共同で、サトウキビの外皮に綿を混ぜて新しい繊維を開発。ポリエステルに比べ通気性があり、抗菌・防臭性がある素材ができ、三菱製紙はプリントシャツを作りインターネットで販売を開始。   
(朝日新聞   2004. 8.21  9面)




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