MICS NEWS Vol.5 Number 4  6.生体機能 
             


D−015.コーセーは1日、常緑樹のテツザイノキの種の抽出エキスに、肌荒れを改善する働きがあることを発見。皮膚表面の表皮細胞の増殖と、成長を同時に促す初の成分と説明。   
(日経産業新聞 2004. 7. 2  8面)

D−037.国立環境研究所は、環境ホルモンが生物の生殖機能を乱すだけではなく、神経系にも悪影響を及ぼす可能性があることをネズミを使った実験で突き止めた。   
(日本経済新聞 2004. 7. 5 23面)

D−057.東京大学は、植物の幹や枝、葉にある水分の通り道「道管」の形成を促すたんぱく質を発見。道管の本数を増やすことができれば、乾燥地でも栽培できる穀物やみずみずしい果実の開発ができると期待される。   
(日経産業新聞 2004. 7. 7  9面)

D−063.大阪大学は、生体内に病原体が侵入することで炎症が生じ排除しようとする免疫機構に関与する新しいたんぱく質の仕組みを解明。   
(日経産業新聞 2004. 7. 8  7面)

D−092.(独)科学技術振興機構は、細胞分裂の時染色体の配分制御にRNAが関与していることを発見。特異的ガン細胞の解明につながり、効果的な抗ガン剤の開発に結びつく可能性があるという。   
(化学工業日報 2004. 7.12  8面)   
(日刊工業新聞 2004. 7.12 19面)

E−126.京都大学は、生物の免疫機構について抗体を作る遺伝子の機能を解明。マウスの細胞を使った実験で、抗体を作る際に働く遺伝子ウラシルDNAグリコシレースは「DNAの切断には関与しない」という。これまで考えられていた遺伝子の働きを否定する結果となる。   
(日本経済新聞 2004. 8.20 15面)





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