MICS NEWS Vol.5 Number 5  
         3.技術・装置等の開発 … 生産技術、分析、医療・医薬 etc.

             

"F−012.徳島文理大学は、水のきれいさや成分、起源を分かりやすく評価する手法を開発。
  (日刊工業新聞 2004. 9. 1 28面)

"
"F−013.(独)産業技術総合研究所は、リン酸セリウム濾紙を使って微量の鉛イオンを、色の濃淡で簡易に検出できる方法を開発。
  (日刊工業新聞 2004. 9. 1 28面)

"
"F−020.理化学研究所と凸版印刷、島津製作所は、患者の血液1摘から遺伝子を解析して、体質に合った薬を2時間以内に選ぶことができる装置を開発する共同研究契約を締結。数年内の完成を目指す。
    (毎日新聞   2004. 9. 2 25面)
    (日経産業新聞 2004. 9. 2  7面)
    (日本経済新聞 2004. 9. 1夕 3面)

"
"F−029.東京海洋大学は、バイオテクノロジーを応用して、ニジマスの未成熟な生殖細胞をヤマメに移植し、得られた精子を通常のニジマスの卵子に受精させ、完全なニジマスを誕生させることに成功。
  (日刊工業新聞 2004. 9. 3 29面)

"
"F−034.米国ベックマン・コールターは、BSEの新検査商品の承認が米農務省から下り次第、日本政府に輸出申請をする方針を明らかにした。感度が既存の検査法より高く、20ヶ月齢以下の牛でも感染牛が見つけられる可能性があるという。
  (日本農業新聞 2004. 9. 3  3面)

"
"F−049.フジッコ(神戸市)や神戸大学などの研究チームは、丹波黒大豆の国産か中国産かを、黒大豆に含まれる無機元素やアントシアニンの含有量の差から独自の判別法を開発。
     (日本農業新聞 2004. 9. 4 11面)
    (食品新聞   2004. 9. 8  3面)
"
"F−052.(独)産業技術総合研究所は、携帯電話の着メロで聴力測定ができるシステムを開発。手軽に測定できるので、難聴や聴力低下の早期発見に役立つ。
     (朝日新聞   2004. 9. 6夕 1面)

"
"F−065.(独)産業技術総合研究所は、生分解性プラスチックの分解能を高感度で簡便に評価する方法を開発。
  (化学工業日報 2004. 9. 8  5面)

"
"F−101.筑波大学は、酸っぱいものを甘く感じさせるタンパク質「ミラクリン」を、遺伝子組み換え技術でレタスの遺伝子に組み込み「遺伝子組み換えレタス」を開発。アミラクリンは、アフリカに自生するミラクルフルーツに含まれているが、熱帯植物で栽培が難しい。レタスに導入することで大量生産が可能になり、甘味料や糖尿病治療食などへの利用が期待できる。
  (日本農業新聞 2004. 9.11 11面)
  (読売新聞   2004. 9.11 38面)
  (日刊工業新聞 2004. 9.11  2面)
  (常陽新聞   2004. 9.11 11面)

"
"F−122.タカラバイオは、ホンシメジを人工栽培で量産する技術を確立した。
  (フジサンケイビジネスアイ 2004. 9.14  1面)

"
"F−132.米ノースカロライナ大学は、生きた細胞の内部のタンパク質の働きを調べられる染料を開発。
    (日経産業新聞 2004. 9.15  9面)

"
"F−146.フジッコ(神戸市)や(独)食品総合研究所、神戸大学などの研究チームは、丹波黒大豆の国産か中国産かを、黒大豆に含まれる無機元素やアントシアニンの含有量の差から独自の判別法を開発。
    (日経産業新聞 2004. 9.16 18面)

"
"F−152.大阪大学はニコンと共同で、タンパク質結晶を容器から紫外線レーザー照射で、簡便に剥離する技術を開発。壊れやすい結晶を非接触で傷つけず剥離することができる。
     (日刊工業新聞 2004. 9.16 27面)

"
"F−158.(独)産業技術総合研究所は15日、テレビ、デジカメ、パソコンなど複数の異なる画像を、一つの画面に同時に自由な形で表示できる画像表示装置「仮想プロジェクター・スクリーン」の試作に成功。
  (常陽新聞   2004. 9.16 11面)

"
"F−170.東レは、病気の検査から体質、薬剤の効き目などを1時間程度で遺伝子診断できる新型のチップを開発。プレス成形で簡単に作製でき、安価に大量生産が可能で、ガン診断用チップを2年以内に製品化する。
    (日本経済新聞 2004. 9.17 17面)

"
"F−186.神奈川科学技術アカデミーは、スギ花粉やダニアレルギーなどのアレルギー反応を一度の検査で、最大150種類調べることができる小型の検査チップを開発。従来のような大型の検査装置が不要で、約20分で検査結果がわかる。
    (日経産業新聞 2004. 9.21  9面)

"
"F−197.氷温研究所は、ヒラメから寒冷耐性成分の検出に成功。今後、成分を研究し、寒さに強いタンパク質の発見が期待される。
  (日経産業新聞 2004. 9.22  8面)

"
"F−235.(独)産業技術総合研究所は、シリコンの微細加工技術を応用して雨水一滴で酸性度を分析できる小型センサーを開発。
  (日経産業新聞 2004. 9.27 11面)

"
"F−236.北見工業大学は、炭焼きで副生する木タールから炭素繊維を開発。石油石炭系と異なり、表面に細孔があり石油炭系では作りにくい電極材料や活性炭素繊維などへの応用が見込まれる。
  (化学工業日報 2004. 9.27  5面)


"
"F−259.(独)森林総合研究所は28日、マツタケの個体を識別できる方法を開発したと発表した。菌株の識別ができれば人工栽培に適した菌株の選抜が可能になり、菌株ごとに適した生育環境も明らかにでき、人工栽培技術の開発が期待できる。
  (日本農業新聞 2004. 9.29 11面)

"
"G−004.(独)農業・生物系特定産業技術研究機構果樹研究所は、静岡市で開かれた園芸学会秋季大会で、梅干しの国産か輸入品かを種の中にある「仁」の成分から高い確率で識別出来ることを明らかにしたと発表。
    (日本農業新聞 2004. 9.30 15面)

"
"G−018.富士通は、新薬に使える有望な化合物を選び出せる模擬実験技術を開発。病気にかかわる体内タンパク質に化合物がどれほどくっつきやすいかをコンピューターで予測し、従来の1千倍の精度で薬としての効き具合を判定する。
    (日本経済新聞 2004.10. 1 15面)

"



もどる


(c)Copyright 2000 by Food Microscience Network
All rights reserved