MICS NEWS Vol.5 Number 5  
          7.健康 
… 食と健康、疾病  etc. …
             

"F−026.オランダの研究グループは、鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が猫にも感染することを確認した。猫の体内で人に感染しやすい新型のインフルエンザウイルスに変異する可能性もあるという。
    (産経新聞   2004. 9. 3  1面)
    (毎日新聞   2004. 9. 3  2面)
    (朝日新聞   2004. 9. 3  3面)
     (日本農業新聞 2004. 9. 3 15面)
    (読売新聞   2004. 9. 3夕22面
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"F−028.米ロックフェラー大学は、マウスの毛穴の組織から毛や表皮の細胞に変化する幹細胞を採取して培養し、移植することに成功。ヒトでも採取できれば、脱毛症や重いやけど患者に移植できると期待される。
  (常陽新聞   2004. 9. 3 10面)

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"F−046.長崎大学は、西ナイル熱の予防ワクチンを開発。感染力をなくした「不活化ワクチン」で、マウスを使った実験で効果を確認した。
    (日本経済新聞 2004. 9. 6 23面)

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"F−047.理化学研究所や国立感染症研究所などの共同研究チームは、SARSの治療に有望な化学物質を発見。物質の組成は明らかにしていないが、ウイルスが増殖する際に必要なタンパク質と結合して増殖を抑制する効果が高く、毒性が低いという。
     (日本経済新聞 2004. 9. 4夕 1面)
     (朝日新聞   2004. 9. 9 37面)
     (毎日新聞   2004. 9. 9 27面)
     (東京新聞   2004. 9. 9 26面)
     (日刊工業新聞 2004. 9. 9 29面)
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"F−061.京都大学などの研究グループは、凍結保存した成体の卵母細胞を使って子どもを出産させることにマウスで成功。成人女性の卵巣に数千個ある卵母細胞のすべてを原理的には採取が可能で、ガン治療で卵巣機能を失う女性でも高い確率で出産が期待できる。
  (読売新聞   2004. 9. 6  2面)

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"F−079.愛媛大学は、糖尿病の大多数を占める2型糖尿病になりやすいかどうかを左右している遺伝子変異を発見。
     (朝日新聞   2004. 9. 8夕 1面)

"F−128.愛知医大は、缶ビールを1日1本程度以上のアルコールを飲む女性が乳ガンになる危険は、まったく飲まない人の約3倍になるという疫学調査結果を発表。
  (産経新聞   2004. 9.15 31面)

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"F−163.文部科学省の研究班は、魚をよく食べる人はあまり食べない人と比べ、乳ガンにかかるリスクが4割以上低いことが調査で分かったと発表。
  (朝日新聞   2004. 9.17  3面)

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"F−193.日本医科大学と国立長寿医療センターは、アルコールを分解するのが遅い酵素の遺伝子を持つ男性は、そうでない男性と比べ約2倍、脳梗塞になりやすいことが大規模疫学調査で分かったと発表。
  (常陽新聞   2004. 9.22 10面)
  (東京新聞   2004. 9.22  1面)
  (朝日新聞   2004. 9.22  3面)

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"F−228.世界保健機関のタイ臨時代表は25日、タイで、鳥インフルエンザが人から人へ感染した疑いのある例が出たことを明らかにした。
  (朝日新聞   2004. 9.26  2面)
    (産経新聞   2004. 9.26 31面)
    (日本農業新聞 2004. 9.26 11面)

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"F−229.東北大学と静岡県立静岡がんセンターは、膵臓の細胞の増殖にかかわる遺伝子が、胃ガンや大腸ガンの細胞中で動き出すことでガンを悪化させていることを明らかにした。
  (朝日新聞   2004. 9.26  2面)

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"F−230.(独)産業技術総合研究所は、新しい駆動方式の体内埋め込み型人工心臓の開発に成功。血流を利用して羽根車を浮かせた状態で回転させる方法で、小型・軽量化が可能になり子供でも装着が可能になる。価格も従来の半分程度の5百万円以下を目指している。
  (産経新聞   2004. 9.27  3面)

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"F−230.(独)産業技術総合研究所は、新しい駆動方式の体内埋め込み型人工心臓の開発に成功。血流を利用して羽根車を浮かせた状態で回転させる方法で、小型・軽量化が可能になり子供でも装着が可能になる。価格も従来の半分程度の5百万円以下を目指している。
  (産経新聞   2004. 9.27  3面)

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"F−233.久留米大学などの研究グループは、食欲を抑えて肥満を防ぐ役割を果たす物質を発見。脳内の情報伝達にかかわる神経ペプチドの一種で、肥満の解明や治療薬の開発につながる成果。(独)農業・生物系特定産業技術研究機構が進める研究事業の一環で、研究成果は27日付けの米科学誌ネイチャー・メディシン(オンライン版)に掲載される。
  (朝日新聞   2004. 9.27  1面)
  (日経産業新聞 2004. 9.27 11面)
  (茨城新聞   2004. 9.27 21面)
  (化学工業日報 2004. 9.27  1面)
  (日刊工業新聞 2004. 9.27 29面)

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"F−240.文部科学省の研究班は、魚をよく食べる人はあまり食べない人と比べ、乳ガンにかかるリスクが4割以上低いことが調査で分かったと発表。
    (産経新聞   2004. 9.25 31面)
    (茨城新聞   2004. 9.25 21面)

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"F−253.日本咀嚼学会は10月2日、第15回日本咀嚼学会公開フォーラム「咀嚼が創る健康長寿〜国際コメ年によせて」を東京で開催。
     (日本農業新聞 2004. 9.28 14面)

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"F−256.厚生労働省の研究班は、大腸ガンの予防には魚をたくさん食べても効果は強まらないとする調査結果を発表。
    (日本経済新聞 2004. 9.28 38面)

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"F−261.東京都神経科学総合研究所は、アルツハイマー病の原因とされる脳にたまったベータアミロイドを、抗体をつくって減らす治療法を開発。ベータアミロイドをつくるDNAを筋肉に注射すると体の免疫反応によって抗体ができ、抗体が脳内でベータアミロイドを攻撃して減らす。
  (朝日新聞   2004. 9.28夕 2面)

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"F−264.タイ保健省は28日、ノンタブリ県で20日に死亡した女性(26歳)が、鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していたことを確認し「人から人へ感染した可能性が高い」と発表。
  (産経新聞   2004. 9.29  2面)
  (東京新聞   2004. 9.29  3面)
  (毎日新聞   2004. 9.29  3面)
  (茨城新聞   2004. 9.29  5面)
  (読売新聞   2004. 9.29 38面)
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